ホワイト・マスターピース
20140217
ホワイトメィディランド
20140207


系統: S シュラブ・ローズ
作出: フランス
作出年: 1986年
作出者: M L Mailland
花色: 純白
花型: 丸弁ロゼット咲き
花径: 中輪
香り: 微香
花季: 四季咲き
この花は、オールドローズを思わせるロゼット咲で、エレガントな感じの花を咲かせてくれます。
花付が良く、5月中旬から晩秋まで絶え間なく咲き続けるそうです。
銘花「ピース」を生んだフランシス・メイアンの妻、マリー・ルイーズ・メイアン(マリー・ルイーズ・パオリーノ)によって1986年に作出されました。
彼女は、ピエール・ドゥ・ロンサールの作出者(1987年)でもあります。
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やっぱり、「白い薔薇」はいいですね。
2011年6月1(日) 狭山市智光山公園ばら園にて
ポールゼンス ベター
20140112
ホワイト・マスターピース
20140103
芳純
20131223


系 統: HT ハイブリッドティ
作出年: 1981年
作出国: 日本
作出者: 鈴木省三 氏
花 色: 桃色
花 径: 大輪
香 り: 強香
開花性: 四季咲き
私は、最相葉月さんの「青いバラ」という本を読んで、薔薇の深遠な世界を知り、薔薇の写真を集めるきっかけとなりました。
その本の中で最相葉月さんが師事(?)していたのが、世界から唯一日本人で「ミスター・ローズ」と呼ばれた、故鈴木省三さんでした。
それで「鈴木省三作出」の薔薇も追い求めてもいます。
その中で、一番好きなのがこれかもしれません。
化粧品メーカー資生堂が「現代バラの香りを香水で再現したい」と考え、当時京成バラ園芸の研究所長であった鈴木省三氏が一緒に5年間にわたり研究を行い、結果鈴木省三氏は約1000種類の中から“芳純”と言うバラを誕生させました。また、資生堂からは同名の香水が作られました。
「芳純」が作られて、26年たった今でも、香りのバラの代名詞としてバラの世界に君臨しています。
とても好きな薔薇なんですが、いまだ納得できる写真が撮れていません。
不思議なものですね。
2006年6月 神代植物園にて