所沢混声合唱団定期演奏会

20150530

今日、30日(土)所沢ミューズのアークホールで開かれた演奏会を聴いてきました。
歴史クラブの友人、小田さんが参加している合唱団の定期演奏会を、カミさんと聴きにいきました。
昨年はヨーロッパに演奏旅行をしたという、立派な合唱団です。
今年も、会場前に長蛇の列ができている人気でした。
プロも交えての本格的な演奏会なので、とても素晴らしかったです。

今年のプログラム
150530所沢合唱団


前半は、日本の素晴らしさを情感たっぷりに聴かせてくれました。

ベートヴェンの「ロマンス」は健友会管弦楽団と長岡氏のソロで、楽しく聴かせてくれました。
長岡氏のソロがとても良かった。

そして、初めて取り組んだというベートヴェンのミサ曲。
曲想がドラマティックなので、聴きごたえのある曲に仕上がっていました。
三塚さんのソプラノをはじめ、プロがソロをとっているので実に美しく、敬虔なものになっていた。
合唱団の声も最後までしっかりと歌っていました。

清潔さと、ふくよかで優しい感情と充実した音楽になっていましたね。

満ち足りた思いで、帰りました。
カミさんも、いいものを聴かせていただいたと喜んでいました。



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所沢混声合唱団定期演奏会

20140518

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今日、18日(日)所沢ミューズのアークホールで開かれた演奏会を聴いてきました。
いつも歴史クラブで一緒の小田さんが出演していて、招かれたので。
彼女とは歴史講座で一緒になり、同じ富山県の人間ということで親しくさせてもらってます。
今日聴いて吃驚しました。
プロも交えての本格的な演奏会で素晴らしかったです。
あの大ホールがほぼ満席なのを見ても、定評ある演奏会だとわかります。
彼女は真ん中で堂々と唄っていました。これからは、彼女の影は踏めませんね。
前を歩こう(笑)

開演前の会場。
早目に入ったので、まだ席は埋まっていませんが。
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プログラムもとても良かったです。

l.混声合唱のためのカンタータ『土の歌』【2009年改訂版】/大木惇夫作詩/佐藤眞作曲
詩は広島出身の詩人、大木淳夫が書いたもので、土の恵みへの感謝、大地や山河の尊さ、その土に死の灰を降らせる人間の愚かさ、天災の怖ろしさ、大地や反戦への祈りが歌われています。
そして最終楽章ではそれらすべてを乗り越え、人間の善意を信じ、豊かに感謝の気持ちを込めて、人の喜びと平和で静かな恩寵豊かな大地への讃歌を高らかに歌い上げています。
聴いていて東日本大震災のことを思い浮かべます。
原発の事故で、いまも苦しんでいる人が多い東北へのエールに聞えました。
とても力強い歌声で良かった。

ll.G.F.ヘンデル(1685-1759)『ハープ協奏曲変ロ長調』(作品4-6)
音楽史上初の、ハープを独奏楽器として書かれた協奏曲として名高い作品。
冒頭のメロディーが、とても耳馴染みのよいもので、聴いていてとても心地よかった。

」.マスネ 歌劇『タイス』より瞑想曲
ハープの演奏家のCDで、よく聞く曲です。 冒頭の美しいメロディがとてもいいです。
今日は、オリジナルのオーケストラ版に近い、弦楽合奏とハープによる版で演奏だったので、とても聴きごたえのある出来だったと思います。

lll.G.∪.フォーレ 『レクイエム』(作品48)
レクイ工ムといえばモーツアルトのレクイエムが一番に挙げられますが、私の好みから云えば、このフォーレによるもののほうが好きです。
穏やかな美しさがいいですね。
その中にも、大胆な転調で一瞬天から光が差し込んでくるようなところがあって、感動を誘いました。

参加したプロの方
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ソプラノの三塚さんが良かったです。
声に華があって、声量もたっぷりとあり、聴かせてくれましたね。

合唱団もプロに位負けせずに、堂々とした声量ではつらつと歌っていました。
今回初めて聴きましたが、これから毎回楽しみに来ようと思いました。

演奏中は、もちろん写真を撮れませんでした。
帰ってから、所沢混声合唱団のことをネットで調べたのですが、その時に所沢混声合唱団のHPにあった写真。
以前の演奏会の写真ですが、今日もこのくらいの規模でした。
前の楽団の楽器編成はもちろん今日と違います。
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ブラームス/ピアノ協奏曲 第1番ニ短調作品15

20140220

ブラームスの初期の代表的作品の一つで、最初に作曲された協奏曲。
完成当時は評価が芳しくなかった。ハノーファー初演は一応成功したものの、5日後のライプツィヒ初演が行われたとき、聴衆は退屈のあまりに非難の野次を飛ばしたという。ブラームスはヨアヒムに宛てて「僕はただわが道を行くだけです」と書き送ったが、悲しげに「それにつけても野次の多さよ!」と付け加えている。

ブラームスは最初からピアノ協奏曲を書こうとしたわけではなく、紆余曲折を経て完成している。
元々は1854年3月に3楽章構成の『2台のピアノのためのソナタ』として書き上げられたものが原型である。

初期の短調による室内楽曲と同じように、懊悩と煩悶、激情といった、後年のブラームス作品には見られない表情が顕著である。ことこの曲については作曲時期にブラームスが内面の危機を抱えていた事が大きい。1856年に恩人ローベルト・シューマンが他界し、残された私信などから、その頃のブラームスは未亡人となったクララに狂おしいほどの恋愛感情を抱いていた可能性が高いことが分かっている。

また、初演当時まだ25歳という若さもあってか、冒険的な要素も多い。例えば伝統的な協奏ソナタの主題提示と異なり、第1楽章の第2主題はピアノにより提示されることや、19世紀のヴィルトゥオーゾによる協奏曲のように、オーケストラを独奏楽器の単なる伴奏として扱うのではなく、独奏楽器と効果的に対話させてシンフォニックな融合を目指したことなどが挙げられる。ただしブラームスの努力は本作では完全には実現されず、かなり後の《ヴァイオリン協奏曲》や《ピアノ協奏曲 第2番》において具現化された。

初期作品ならではの情熱的な表現をはじめとする、管弦楽法の未熟度などの欠点を補って余りある魅力に加え、作曲様式においては(クララ・シューマンなどのアドバイスも相俟って)非常に練れた作品であり、時が経つにつれて作品の評価も高まっていった。現在ではその壮大な古典主義的な構想や、見栄えのするピアノの超絶技巧、初期作品ならではの情熱的で気魄に富んだ表現などから、ブラームスの初期の代表作として認知されている。

まず、冒頭の爆発するようなオーケストラの総奏で、この演奏がなみなみならぬものであることが分かります。
冒頭から4分くらいはオケが鳴るばかりでピアノが全然出てこないのだが、それがフェードアウトした後に提示される第2主題(ピアノソロの入り)のメロディの美しさと言ったら。
ちょっと鳥肌が立ちます。

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ピアノ:エミール・ギレリス
指揮:オイゲン・ヨッフム
管弦楽:ベルリン・フィルハーモニー管絃楽団
録音:1972年6月 ベルリン

「鋼鉄のピアニスト」といわれたギレリスの鋭いタッチは、ブラームスの、若き日の苦悩の時代に書かれたこの作品にぴったりの厳しさをもっている。
そしてヨッフムの老練な指揮ぶりで、ベルリン・フィルを存分に鳴らしながら、これぞブラームスだ!といった重厚な響きをつくりあげている。歌うところはつや消しの音色で歌っている。ブラームスにはこの渋さこそ好ましい。
いやゆる「ドイツ的」という底堅さ、渋さ、味わい深さを感じさせる。


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テレビ放送のDVD
ピアノ: エリーザベト・レオンスカヤ
指揮: ホルスト・シュタイン
管弦楽:バンベルク交響楽団
1990.4.28 サントリーホール

これは、NHKで「思い出の名演奏」として前年亡くなった名指揮者、ホルスト・シュタインのバンベルク交響楽団との来日公演の模様を放送したものです。
ですから、私にとってもホルスト・シュタインの追悼盤といったところです。
(ただし、上の2枚の写真はこの演奏時の写真ではなく他のときの写真です。)
レオンスカヤのロマンティックなブラームスがすばらしい。
さすがにホルスト・シュタインの指揮です。歌心に満たされて、美しい演奏。
バンベルク交響楽団も渋いけど明るい音色を活かして、暖かみの感じられる響きです。


ベートーヴェン/交響曲第9番ニ短調作品125

20131230

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指揮:クリスティアン・ティーレマン
演奏:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ソプラノ:アネッテ・ダッシュ
メゾ・ソプラノ:藤村実穂子
テノール:ピョートル・ベチャーラ
バス:ゲオルク・ツェッペンフェルト
ウィーン楽友協会合唱団

今年のクラシック聴き納めの「第九」を何にしようかなと、アマゾンで探したときに目について求めたのが、ブルーレイでのこの盤でした。
2008年秋から、ティレマンとウィーン・フィル、ウィーン楽友協会、オーストリア放送協会、ユニテルの共同プロジェクトとして、ウィーンにおけるベートーヴェンの交響曲全曲演奏会とその録画・録音を行ったものです。
そのうちの、7番、8番、9番を収容した盤を購入したわけです。

ウィーン・フィルとして21世紀初のベートーヴェン交響曲全曲映像からの、交響曲第9番『合唱』。会場は音楽の殿堂として名高いウィーン・フィルの本拠地ムジークフェラインザール。指揮は21世紀の巨匠との呼び声高いクリスティアン・ティーレマン。

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メゾソプラノの藤村さんの名前があり、嬉しいですね。
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クリスティアン・ティーレマンは、ドイツベルリン出身の指揮者です。
歌劇場コレペティートアとして経験を積んだのち、1988年から1992年までニュルンベルク州立劇場、1997年から2004年までベルリン・ドイツ・オペラ、2004年から2011年までミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団の音楽総監督をそれぞれ務めた。
2012年にシュターツカペレ・ドレスデンの首席指揮者に就任。その他、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団やベルリン・フィルハーモニー管弦楽団などへ定期的に客演し、またバイロイト音楽祭やウィーン国立歌劇場で活躍するなど、コンサートとオペラ両面にて評価を得ています。
レパートリーとしては、ベートーヴェン、シューマン、ブラームス、ワーグナー、ブルックナー、リヒャルト・シュトラウス、プフィッツナーの作品を中心として、ドイツ・オーストリア系の古典派、ロマン派から20世紀初頭までの曲を得意としている
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現在主流になっているかのような古楽スタイルというのがありますが、テイーレマン・ウイーンフイルはそうではなく、堂々とした格調の高さを持って演奏しています。
よく云々されている、ティーレマンのテンポの変化のことに関しては、私はそのまま受け入れて、しかも好きだなと思っています。
合唱に至るまでの道のりの、ウィーンフィルの美しい演奏を堪能しました。
第3楽章のしみじみとした風情には、とても清冽な気分になりました。
映像がまた、美しいムジークフェラインザールで展開されているんですからね。
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いよいよ合唱に入ります!
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ソプラノのアネッテとメゾソプラノの藤村さん。
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みなさん素晴らしい歌唱で、合唱が素晴らしく美しくて鳥肌ものでした。
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ティーレマンは大変な実力のある指揮者だと思います。彼はこれからも期待していきたい一人ですね。
ブルーレイということで、音では細かいニュアンスまで伝わってくる大変精緻な録音で、ウィーンフィルの技量の高さがよく分かりました。バスやテノールの独唱も非常に素晴らしかったです。
そして映像もきれいで云う事なし。今年テレビもちょっと大画面にしたので、とても迫力があります。

第九が耳に馴染んで、段々と自分のものになってきた感じがします。
1951年のバイロイト音楽祭でのフルトヴェングラー指揮の盤から始まって、「第九」はこの盤で13枚目になりました。
何度聴いても、この曲は偉大な曲だとしみじみ思います。


ベートーヴェン/ピアノ協奏曲 第1番ハ長調 作品15

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この曲は、実は作曲者2番目のピアノ協奏曲。第2番の協奏曲が先に作曲されたため、作曲技術としては前作よりも自身の個性を打ち出したものとなっている。

この曲を作曲した時期は、ベートーベンがウィーンに出てきて間もない頃です。当時のベートーベンはピアニストとして活動していたので、自らの演奏会のために書いたわけです。

第1楽章
モーツァルトの影響が強いものの、中間部で遠隔調の変ホ長調を採用する点にロマン的な萌芽が認められる。
カデンツァは作者のものが3曲残されています。
演奏降嫁満点なので、よく聴く旋律が多いです。

第2楽章
三部形式。落ち着いた緩徐楽章。随所にピアノの華麗な音階進行を取り入れて、ベートーベンを特徴づける詩的な美しさをもっています。

第3楽章
ロンド形式。楽しげなロンド。独奏と管弦楽との掛け合いがにぎやかな演出をしている。最後のベートーヴェン特有のティンパニの連打は史上最初の打楽器ソロの難解なパッセージだそうです。

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ピアノ:マルタ・アルゲリッチ
指揮:ジュゼッペ・シノーポリ
管弦楽:フィルハーモニア管絃楽団
1985年5月録音(ロンドン)

アルゲリッチとシノーポリの演奏は、思い切りの良い表情を持ったものおじしないベートーベンだといわれている。
アルゲリッチは速い部分の滑らかさ、美しさが最高。やはり調子に乗ったときのテンポの速い音楽での流麗な響きはほかには求め得ない快さがある。
また遅い部分のしっとりとした繊細さが、アルゲリッチの特徴。


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ピアノ:小菅 優
指揮:ワシーリ・ペトレンコ
管弦楽:NHK交響楽団
2011年1月8日 NHKホール

小菅 優の演奏はすごく迫力があって、すごい。
小澤征爾さんからの信望が厚いとのことですが、本当に素晴しいピアニストだと思います。
ダイナミックあふれる演奏から出てくる音に、「重さ」が十分に感じられて、とてもいい。
そして、N響も、その熱気にこたえています。


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ピアノ:ジャン・フレデリック・ヌーブルジェ
指揮:準・メルクル
管弦楽:NHK交響楽団
2009年6月12日 NHKホール

この若いピアニストは近来屈指の注目株だそうです。ベートーヴェンの若い作品における叙情的な側面を、彼の解釈で演奏しています。
結構気に入っています。
準・メルクルの歯切れのいい指揮で、N響も乗っています。演奏機会も多い曲なので、音にもよどみが無くて、聴いていて楽しい音になっています。


プロフィール

四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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