三峰神社の狛狼

20180213

所在地:埼玉県秩父市三峰298-1 拝殿前石段途中
撮影日:2014年5月14日

三峰神社については既に記事があります。

その記事を見る


三峰神社は「狛狼」ということになりますが、境内には6組(もしかしたら、もっとあるかも)ありますが、今回は拝殿前の石段途中にあるものです。
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年代:文化6年(1809)
材質:青銅製
型式:他眷属型-狼

狛狼型は、神社によって「オオカミ」、「大神」、「山犬」、「お犬さま」と様々である。
私は、尾の形状から「狼」と「山犬」に分けている。
今回のは、尾が明らかに狼のものである。

石段の途中にあって、写真を撮るのに苦労しました。側面からは石段の下の方からアップで。
正面気味のは、石段の上のほうから。
背後からは撮れなかった。

右側に阿形の狼
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左側に吽形の狼
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特徴:
・青銅製であり、造形がシンプルで、身体の彫は少ない。
・右側が口を開き阿形。
・左側は口を閉じ吽形。
・顔は狼。耳を広げて聞き耳を立てて、威嚇してどう猛な感じ。
・身体には体毛の掘り込みはまったく無く、実にシンプルな表現。
・雌雄の別を表現している。阿形が雄。
・前足は直立、後足はペタンとお座りしてしまっている。
・尾は、筒状で身体の横に。狼の特徴を出している。


身体には体毛の掘り込みはまったく無く、実にシンプルな表現。
前足は直立、後足はペタンとお座りしてしまっている。
阿形が雄
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吽形が雌
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尾は、筒状で身体の横に。狼の特徴を出している。
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牛天神北野神社の狛犬

20180201

所在地:東京都文京区春日1-5-2 牛天神北野神社玉垣前
撮影日:2015年2月15日

牛天神北野神社については、既に記事があります。

その記事を見る

牛天神への登り口
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狛犬は、社殿を囲む玉垣の前に居る。

年代:文化6年(1809)
材質:石造
型式:宝珠・角型(流れ尾型)

右側が阿形獅子。頭に宝珠を載せている。
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左が吽形獅子。頭に角がある。
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特徴:
・右は口を開き阿形、たてがみに巻き毛あり獅子。頭に宝珠を載せている。
・左は吽形、たてがみに巻き毛あり獅子。頭に角がある。
・たてがみが非常に長く流れて、前足の半ばにまで、後足にまでかかっている。巻き毛も彫りが深くて美しい。
・耳は横に広げ、眉と髭、顎髭も立派。
・牙はわからない。阿形は口を開き、吽形も歯をのぞかせているが、穏やかな感じ。
・前足は阿吽とも片足を上げ動きがある。後足は蹲踞。
・前足と後足共に筋肉が強調され、爪もしっかり、毛並みも豊かに表現されている。
・尾は横に長く美しく流れ、巻き毛の彫りもよく見事である。


爪先までしっかりと美しく彫られ、毛並みもしっかりと細部にまで豊かに表現されている。
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阿形は、子獅子が乳を吸っている。
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吽形の背中に子獅子が乗っている。
正面からは見えないので、あやうく見逃すところだった。
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尾は横に長く美しく流れ、巻き毛の彫りもよく見事である。
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年代は、文化6年(1809)。
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宝珠・角型での、流れ尾型は初出である。
顔、体毛、尾の流れと云い、すこぶる秀逸な彫りで、見事な狛犬。
乳を吸っている子獅子というのは、私はこの狛犬しか見ていない。
それだけ、この狛犬を彫った石工の芸術性には目を見張るものがある。



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武蔵御嶽神社の本殿狛犬

20180124

所在地:東京都青梅市御岳山176 武蔵御嶽神社本殿前
撮影日:2014年7月12日

武蔵御嶽神社に参拝するときは、いつもケーブル乗り場近くの駐車場まで車で行き、それからケーブル、徒歩で参ります。

ここは石段が長く続きます。

御嶽神社随神門
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武蔵御嶽神社については、既に記事があります。

その記事を見る



今回の狛犬は、本殿前に侍る青銅製の狛狼です。

本殿
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本殿の前に侍っている。
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年代:文化4年(1807)
材質:青銅製
型式:他眷属型-山犬

武蔵御嶽神社の説明では、ニホンオオカミを象ったヤマイヌ型としている。
尾が明らかに狼のものではない。

右側に阿形山犬
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左側に吽形山犬
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特徴:
・青銅製であり、造形がシンプルで、身体の彫は少ない。
・右側が口を開き阿形。
・左側は口を閉じ吽形。
・顔は狼。どう猛な感じ。
・身体には体毛の掘り込みはまったく無く、実にシンプルな表現。
・前足は直立、後足は蹲踞。爪は大きく表現、どう猛さを出すためか。
・尾は、明らかに狼とは違っていて、細い尾がクルクルっと巻いている。


尾は、明らかに狼とは違っていて、細い尾がクルクルっと巻いている。
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大きく、くくって「狼」としようかとも考えたが、宝登山神社や三峰神社の狛狼の尾とあまりにも違うので、「山犬」とした。
とても精悍で、容姿がよく、出来の良いものだと思います。



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井の頭弁財天の狛犬

20180119

所在地:東京都三鷹市井の頭4-26-1 井の頭弁財天社殿前
撮影日:2018年1月5日

井の頭池にある弁財天の社殿の前に今回の狛犬が居ます。
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年代:明和8年(1771)
材質:石造
型式:はじめ型(尾立ち)

右側に阿形獅子
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左側に吽形獅子
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特徴:
・造形が極めてシンプルで、彫が極端に少ない。
・右側が阿形、たてがみは首までしかなく、先端が巻き毛であり獅子。
・左側は吽形、たてがみが同様に首までしかなく、先端が巻き毛であり獅子。
・伏せ耳、目はクリッと「どんぐり眼」、眉が鉢巻みたいに見える。
・顎鬚は豊かで両端の一本が延びて、降りて来たたてがみとクルッと合わさっている。
・口は、阿形は大きく開き、吽形はキュッとつぼんでいる。
・きわめて愛嬌のある、人間の顔である。
・身体には体毛の掘り込みはまったく無く、実にシンプルな表現。
・前足は直立、後足は蹲踞。爪先も簡単な表現。
・尾は、背中に沿って延び、先端が立っている。両側にぜんまいのように伸びた巻き毛が三本。


身体は、実にシンプルな表現。
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尾は、背中に沿って延び、先端が立っている。両側にぜんまいのように伸びた巻き毛が三本。
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年代は明和8年(1771)
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きわめて愛嬌のある顔で、ねじり鉢巻きをした魚屋のお兄さんといった感じの、人間の顔をした狛犬である。
こんな狛犬が迎えてくれると、とても明るい気持ちになる。


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雲南市・須我神社の狛犬

20180115

所在地: 島根県雲南市大東町須賀260 須我神社神門前
参拝日:2015年11月13日

この神社は、『古事記』によれば、須佐之男命は八岐大蛇を退治した後、妻の稲田比売命とともに住む土地を探し、当地に来て「気分がすがすがしくなった」として「須賀」と命名し、そこに宮殿を建てて鎮まった。これが日本初の宮殿ということで「日本初之宮」と呼ばれ、この時に須佐之男命が詠んだ歌が日本初の和歌ということで、「和歌発祥の地」とされている。

「日本初之宮」碑
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日本初の和歌碑
「八雲立つ 出雲八重垣 つまごみに 八重垣つくる その八重垣を」
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須我神社については、既に記事があります。

その記事を見る


今回の狛犬は神門の前に居ます。
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年代:文化13年(1816)
材質:石造
型式:出雲・丸台座型

この狛犬の特徴は、台座が円盤であること。
これが、ありそうで無いのですね。
出雲発祥で、出雲以外では私は奈良で一つ発見しただけです。

出雲地方の狛犬は、ほとんどが「来待石(きまちいし)」という凝灰質砂岩が使われています。
砂岩故に風化が激しく、また水分を含みやすいため苔が多く付着しています。

右側が阿形獅子。
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左が吽形獅子
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狛犬が乗っている丸台座
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特徴:
・狛犬が円盤の台座の上に乗っている。
・右側が阿形、たてがみに巻き毛があり獅子。
・左側は吽形、たてがみに巻き毛があり獅子。
・身体に比べ頭部がかなり大きい。
・伏せた耳が長い。・風化が激しく顔はあまりわからないが、穏やかな感じ。
・たてがみや顎髭は非常に長く流れている。
・身体の体毛は豊かに表現されている。
・前足は直立。後足は蹲踞。
・尾は立っている。後ろから撮っていないため毛の流れは不明。



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プロフィール

四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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