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太平山(おおひらさん)神社・六角堂前の狛犬

20191122

所在地:栃木県栃木市平井町659 太平山神社・六角堂前
撮影日:2017年8月30日

太平山神社については、既に記事があります。

その記事を見る


参道登り口に、六角堂がある。
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その前に、今回の狛犬は居る。

年代:昭和20年(1945)
材質:石造
型式:子連れ玉取り型

右側の阿形獅子。蹲踞して、玉を持った子獅子を押さえている。
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口を開いており、たてがみが巻き毛なので獅子。
横一直線に剣が並んだような眉が目にかぶさっている。顎鬚もストレートなのが並ぶ。
上唇が大きくたわんだ横に大きな口を開いて、鋭い歯が並び、牙も鋭い。
四角い顔はほとんど毛に覆われ、表情はかなり威嚇的。
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玉を持つ子獅子。
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左側の吽形獅子。蹲踞して、玉を押さえている。
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口を閉じており、たてがみが巻き毛なので獅子。
眉は直毛が横に並び目にかぶさっている。顎鬚も、直毛が横に並ぶ。
上唇がかなりたわんだ口を閉じて、歯を見せない。牙は出ている。
四角い顔はほとんど毛に覆われ、表情は静か。
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たてがみと、尾は長く横に流れて美しい。
尾の巻き毛は、左右に一つずつ。
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この狛犬は、向かって右の阿形が子獅子を連れて、吽形が玉を取っている、子連れ玉取り型。
しかも子獅子が更に玉を掴んでいるという、凝ったかたちだ。
たてがみと尾が横に長く流れて美しい。
苔むしていて、風化が進んでいる感じで、惜しい気がする。



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大麻止乃豆乃天神社(おおまとのつのあまつかみのやしろ)の狛犬

20191107

所在地:東京都稲城市大丸847
撮影日:2015年7月26日(日)

この神社には、「武蔵国式内社めぐり」で参拝しており、既に記事があります。

その記事を見る


入口から石段を上がり、鳥居と手水舎の先にまた石段、そこを上がったところにこの狛犬が居り、そこからまた石段を上がってやっと社殿にたどりつく。
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年代:天保12年(1841)
材質:石造
型式:宝江戸流れ尾型、両子連れ型

右側の阿形獅子。蹲踞して、子獅子を抑えている。
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口を開いており、たてがみが巻き毛なので獅子。
たてがみは肩の辺まで。
耳を伏せ、目は横長で奥まっている。
眉が横に流れて、鼻鬚、顎髭ははっきりしない。
口は半開きで、歯や牙は目立たない。
顔は扁平で、笑ってこちらを見ている感じ。
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連れている子獅子
腹の中にもぐり込んで、乳を吸っている。
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左側の吽形獅子。前右足を岩の上に乗せ、蹲踞して、背中に子獅子を乗せている。
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口を閉じており、たてがみが巻き毛なので獅子。
たてがみは肩の辺まで。
耳を伏せ、目はまん丸で目立つ。
眉が横に流れて、鼻鬚、顎髭ははっきりしない。
口は閉じているが、乱杭歯や牙を見せている。
顔は扁平で、笑ってこちらを見ている感じ。
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背中に乗せている子獅子
勢いが良い。
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尾は真ん中に巻き毛が一つ、両側に巻き毛が二つずつ。
そこから横に綺麗に流れて台座にまで延びている。
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年代は、天保12年(1841)。
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この狛犬は、江戸流れ尾型で、阿吽両方とも子獅子を連れている。
片方の小獅子が乳を吸っているのは貴重な例。
顔は江戸狛犬の典型的なもの。



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武蔵御嶽神社境内・大口真神社の狛狼

20191026

所在地:東京都青梅市御岳山176 武蔵御嶽神社境内社・大口真神社前
撮影日:2014年7月12日

この狛狼は、大口真神社前に居る。
大口真神社は大口真神(御嶽神社の眷属である狼)を祭り、本社玉垣内にある。
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年代:昭和14年(1939)
材質:石造
型式:他眷属型-狼

右側に阿形の狼。
蹲踞している。たてがみが長く肩から胸まで流れている。
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耳を立て、眉も頬髯も流れてダイナミック。
目を怒らせ、歯が鋭く牙も大きくて、獰猛で威嚇している表情。
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左側に吽形の狼。
蹲踞している。たてがみが長く肩から胸まで流れている。
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耳を立て、眉も頬髯も流れてダイナミック。
目を怒らせ、口は閉じているが鋭い歯と大きな牙をむき出して、獰猛な表情で、こちらを注視している。
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本来の狼の尾は筒状なのだが、この狛狼の尾は異なる。
三つの大きな炎が立つ尾となっていて、これは狛犬の尾である。
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この狛狼の顔と表情は、獰猛な怖い狼のイメージそのものである。
胴体に肋骨が現れ、後足の筋肉を強調した姿から敏捷さを良く出している。
ところが、太く短い前足に走り毛を表現しているのと、尾の形は狛犬の表現である。
これは、武蔵御嶽神社で信仰されている「大口真神」を「おいぬさま」と呼んで信仰してきたことに由るものではないか。



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武蔵御嶽神社境内皇御孫命社の狛猪

20191018

所在地:東京都青梅市御岳山176 武蔵御嶽神社境内社・皇御孫命社前
撮影日:2019年8月21日

この狛猪は、皇御孫命社の前に居る。
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何度も武蔵御嶽神社には来ているので、今までも撮ってはあったのだが、不足していたので今年レンゲショウマの撮影に訪れた際に、きちんと撮り直した。

年代:文化5年(1808)奉納、平成11年(1999)修復
材質:石造
型式:他眷属型-猪

制作年代については、権威あるサイトで「日本最古の猪、文化5年」として紹介されています。
平成8(1996)年9月22日の台風17号により、北側の大杉が倒れ、原形をとどめないほどに大破。
平成11(1999)年に青梅市の「補助事業」の一環として、元の石の上を「覆う」形でこのように作り直したそうです。

右側が比較的口を開けている感じなので阿形。
尻を高くあげ、突進する直前のような姿勢。
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耳を伏せ、牙を出して、威嚇するような表情。
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左側が口を閉じており、吽形。
尻を高くあげ、こちらを注視している感じ。
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耳を伏せ、口を閉じているが牙は出ている。こちらを注視している表情。
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これに関する記事を探すと、よく「ぶた狛」と書いているのを見かけますが、それは失礼です(笑)
権威あるサイトで「日本最古の猪」と紹介されています。

平成8(1996)年9月22日の台風17号により、北側の大杉が倒れ、原形をとどめないほどに大破。そこで、平成11(1999)年に青梅市の「補助事業」の一環として、元の石の上を「覆う」形でこのように作り直したそうです。
この作業を担当したのは(株)ざエトスで、昭和40年当時の写真を元に、復元したそうです。
下記(株)ざエトスさんのHPに飛んで、「国内修復事例」⇒「御嶽神社狛犬修復」のページで、修復前の状態などを見ることが出来ます。

(株)ざエトスさんのHPに飛ぶ



神社やお寺の「懸魚(げぎょ)」など、装飾に、ハート形のものが「猪目」として使われています。
イノシシは、魔除け、福を呼ぶ、火事を護るということで、尊重されているからです。
だから、狛犬にもたくさんもちいられてよさそうですが、意外とありません。
武蔵御嶽神社にあるのは、貴重な作例です。


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武蔵御嶽神社・拝殿前の狛犬

20191007

所在地:東京都青梅市御岳山176 武蔵御嶽神社・拝殿前
撮影日:2014年7月12日

武蔵御嶽神社については、既に記事があります。

その記事を見る


今回の狛犬は、最後の参道石段を上がりきったところ、拝殿前に居ます。
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年代:昭和60年(1985)奉納
材質:青銅製
型式:威嚇型

この狛犬は、長崎平和公園設置の巨大像「長崎平和祈念像」などを彫刻した北村西望の作である。
この狛犬も巨大である。

石段を上がったところに置かれているので、拝殿側から撮ることになる。
普通は、拝殿に向かった方向をメインに撮っているので、今回は逆の方向となる。
左右については、拝殿に向かって右、左と言っている、云い方を今回もしている。

右側が阿形。タテガミが巻き毛なので獅子。蹲踞している。
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タテガミは短めだが、首の前まで廻っている。
上まぶたや上唇がグワッとたわんで、そに太く一本の眉と鼻ヒゲが流れる。
あごヒゲは直毛。
耳は伏せ、目はギロッと鋭く、鼻は長い。
口を開き、鋭い牙で威嚇している。
表情は、恐ろしいモンスターのようだ。
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左は吽形、タテガミが巻き毛なので獅子。蹲踞している。
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タテガミは短めだが、首の前まで廻っている。
耳を立て、聞き耳。
眉は横一文字、ネズミのような鼻ヒゲ。あごヒゲは直毛。
目はギロッと鋭く、注視している。
口を閉じて、牙もまったく見えていない。
表情は、鋭い目でこちらを注視しているモンスターのようだ。
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真っ直ぐな力強い前足が大地を踏み、後足は蹲踞だが勢いが感じられる。
筋骨隆々とした力強い身体。
足の指と、鋭い爪がリアル。
走り毛は立派で豊か。
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尾は、何本もの毛が横に巻き毛を作りながら、勢いよくカールしながら立ち上がり、背中にぶつかっている。
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作者は彫刻家・北村西望であり、昭和60年奉納。
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作者が彫刻家であり、芸術作品のようなものなので、狛犬の型式分類にはなじまぬが、風貌と体勢から「威嚇型」に入れておいた。
威風堂々としていて、獰猛であり、立派だ。
顔は、狛犬の範疇を越えて、モンスターと表現するのがぴったりである。



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プロフィール

四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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