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中央構造線上の島・沼島

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所在地:兵庫県南あわじ市
撮影日:2020年3月22日

沼島の位置
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 沼島は、淡路島本島から4kmしか離れていませんが、日本中央構造線の大きな断層上にあり、本島とは全く異なる結晶片岩でできています。
ほぼ『三波川帯』の結晶片岩類ということで、これらは約1億年前の中生代に比較的高圧の条件で生じた変成岩です。島の南西半分は黒色千枚岩層、北東半分は緑色片岩層、北部は緑泥片岩が分布しています。
沼島周辺は、奇岩や岩礁があふれ豊かな自然景観を望むことができます。
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中央構造線
オレンジ色の部分は「フォッサマグナ」
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【中央構造線の形成】 (Wikipedia)
ジュラ紀の末から白亜紀の初め(約1億4千万-1億年前)、日本列島の元となる大地はまだアジア大陸の東の縁であり、そこに中央構造線の原型となる断層の横ずれ運動が起こった。横ずれ運動はイザナギプレートがユーラシアプレートに対してほぼ平行に北上したために起こり、より南にあった北海道西部・東北日本・西南日本外帯に当たる部分が北上した。この運動により、それまで離れて存在していた領家変成帯と三波川変成帯が大きくずれ動いて接するようになった。この時形成されたのは古期中央構造線(古中央構造線、古MTLとも)と呼ばれている。また、この断層運動の時期は鹿塩時階と呼ばれており、白亜紀中期にあたると考えられている。領家変成帯に属する岩石は衝上断層によって南側に移動し、三波川変成帯に属する岩石に乗り上げた。断層の角度は極めて低く、水平に近かったとも考えられている。
白亜紀後期(約7千万年前)は中央構造線の活動が最も顕著であったと考えられている。この頃イザナギプレートが約45度の角度で北上してユーラシアプレートの下に潜り込んでおり、このため中央構造線は左横ずれ運動を起こし、その北側では岩盤が破壊されて地層が堆積し和泉層群を形成した。

【各地の中央構造線】 (Wikipedia)
ややこしいので、誤解を恐れず、露出している地域の名前を挙げておくに留る。
〇関東地方
群馬県下仁田から比企丘陵北縁、埼玉県長瀞渓谷、三波川流域、筑波山
〇中部地方
諏訪湖南方の茅野、伊那山地と赤石山脈の間、木曽山脈や伊那山地、三河地方、鈴鹿山脈南部、伊那谷断層
〇近畿地方
伊勢二見浦の夫婦岩、和歌山の和歌浦の岩石、生駒山、金剛山、紀淡海峡、沼島、諭鶴羽山地
〇四国地方
徳島の城山、祖谷地方から大歩危、別子、佐田岬半島

【上立神岩】
 上立神岩は沼島の地質をよく表わしている奇岩で、30mの高さを誇り、島のシンボルとして人々に「立神さん」と呼ばれ親しまれています。主として緑泥片岩。
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緑泥片岩は、関東では鎌倉時代に主として建てられた「青色塔婆(板碑)」の材料として使われていたことで、私にはお馴染みです。
産地は埼玉県の秩父長瀞と小川町。

日本一の板碑
埼玉県秩父郡長瀞にある、「野上下郷 釈迦一尊種子板碑」と言い、国指定史跡で、南北朝時代中期 応安二年 (1369年)
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武蔵嵐山・向徳寺の板碑群
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【上立神岩周辺の岩】
上立神岩周辺には、面白い岩がゴロゴロしている。

〇「平バエ」
バエ : 「岩」を指すこの地方の言葉です。 沼島には、猩々バエ、アミタテバエ、アミダバエや観音バエなど多くの奇岩が存在します。
展望台から、上立神岩は左手に見えますが、右手には「平バエ」が見える。
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本当は、色々な「バエ」を見て回りたかった。

展望台周辺の崖の岩も、面白い岩石で構成されている。
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【島の石垣】
上立神岩から自凝(おのころ)神社に回り、港に戻ったが、参道や道筋で、石垣に使われている石が大変面白かった。結局、島には結晶片岩しかないので、こういうことになっているのだ。

これは一見、珪化木に見えてドキッとした(笑)
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こんな石を石垣に使う?!
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船溜まりに巨岩が鎮座。
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弁天社の石垣は、奇石で化粧されている。
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【鞘形褶曲】
黒崎のやや東寄りの海岸にある泥質片岩の中には、世界的にも珍しい鞘形褶曲が見られます。このことにより、沼島の岩石は太平洋プレートとユーラシアプレートのぶつかり合うところで、できたと考えられ、それが海上に隆起し姿を現したものと考えられています。
1億年前の地球のシワが残る珍しい岩石です。 平成6年(1994年)に発見され、引き潮の時にしか姿を現しません。 昔の地殻内部の動きがわかる世界的にも貴重な岩石です。
※鞘型(さやがた)褶曲とは、断面が木の年輪のように楕円形状の模様を示しているもので、ある程度の区間が金太郎飴のように同じ形状を呈しています。

淡路島側の、沼島汽船㈱土生待合所に展示されていた。
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下記のサイトに、たくさんの鞘型褶曲写真が掲載されています。

そのサイトに飛ぶ


これで、「青春18キップの旅2020春」の第一日目は終り、次回は二日目の朝からの記事となります。

(続く)


二日目最初の記事「四国八十八ケ所第一番札所・霊山寺」の記事を見る



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さやま化石さがし隊

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1月12日に行われた、狭山市立博物館主催の掲題の行事に参加しました。
今回の行事の最大のイベントは、200万年前の仏子層に残る、アケボノゾウの足跡を見ることができることです。
場所は、西武池袋線の元加治駅と仏子駅の間の、入間川河床です。
入間川の水が冬季に少なくなることにより、普段見ることが出来ない河床が露出しているわけです。
コース
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この辺には、200万年前の「仏子層」が露出しているのですが、どうして200万年前の地層が露出しているのか、その説明は、ここでは詳しい説明は省きます。
一つは、氷河期など地球の気温が変化することにより、海水面の変化から海が秩父の辺まで上がってきたり、退いていったりを繰り返すことにより、浸食と堆積が起ります。
それだけなら、200万年前の地層が顔を出すことはありませんが、
もう一つの原因が、太平洋プレート、フィリピン海プレート、およびユーラシアプレートがぶつかることによって起る「東西圧縮」を関東平野は受けることにより、地層の隆起や湾曲、沈降が起こったためです。
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仏子層の化石と自然環境の図(部分)
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集合は、元加治駅前。
親子連れが30名ほど参加しました。
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ちょっと歩いて、すぐに入間川の河原に降ります。
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基本的な説明を受ける。
向うに見えているのが、西武池袋線の鉄橋。
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これが、アケボノゾウの足跡!
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これは珍しい!
表面の薄い地層をアケボノゾウが踏み抜いたところを、横断面で残っている化石。
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アケボノゾウの足跡が、ずっと続いている。
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近くの鉄橋を、西武池袋線の電車が走っていく。
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これは新型特急「ラ・ビュー」
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入間川の流れが作りだした渓谷?!
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入間川に流れ込んでくる小川が、行く手を阻んだりします(笑)
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地層の変化が、よくわかる場所がある。
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色々なポイントで化石を探しました。
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メタセコイヤの大きな株の化石。
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何かの葉の化石
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貝の化石
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何かの実の化石
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私が収集した、泥岩層から採取したもの。
数日後に撮影したので、泥岩が白くなっている。

材化石
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貝の化石
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今回は、アケボノゾウの足跡を見ることが出来、化石探しのワクワク感を味わい、収穫もあったので、大満足でした。
200万年前にアケボノゾウが歩いていた地面に、自分も立っているんだと思うと、かなりワクワクしました。



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火口湖榛名湖と榛名富士を訪ねる

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所在地:群馬県高崎市
訪問日:2019年11月10日

榛名山の噴火に関心を持ったのは、2018年7月に、群馬県埋蔵文化財調査事業団発掘情報館で、2012年11月に発掘された「榛名山の噴火で埋もれた鎧を着た古墳人」が公開されていて、見たことがきっかけです。
その時の記事は既にアップしています。

その記事を見る


私は、一昨年あたりから地球の歴史が面白くなり、機会があれば色々と見て楽しんでいるが、歴史探訪の軸足には、まだなっていないので、なかなか理解が進まない。
今回も、そんなに理解できたわけではないので、物見遊山記事程度に呼んでいただきたい。

榛名山は、山頂にはカルデラ湖である榛名湖と中央火口丘の榛名富士溶岩ドーム(標高1,390.3 m)がある。495年頃(早川2009)と約30年後に大きな噴火をしたと見られている。中央のカルデラと榛名富士を最高峰の掃部ヶ岳(かもんがたけ 標高1,449 m)、天目山(1,303 m)、尖った峰の相馬山(1,411 m)、二ッ岳(1,344 m)、典型的な溶岩円頂丘の烏帽子岳(1,363 m)、鬢櫛山(1,350 m)などが囲み、更に外側にも水沢山(浅間山 1,194 m)、鷹ノ巣山(956 m)、三ッ峰山(1,315 m)、杏が岳(1,292 m)、古賀良山(982 m)、五万石(1,060 m)など数多くの側火山があり、非常に多くの峰をもつ複雑な山容を見せている。
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なんでも、当初は富士山と同じくらいの大きな山があったのだが、それが噴火を繰り返して今のような山容になったのだという。

古期榛名火山の活動は,約50万年前頃から開始し,約24万年前頃まで活動した。この辺の詳細は、この辺の地理に疎い私には把握が出来ない。
新期榛名火山の活動は、約5万年前の八崎降下軽石・白川火砕流の噴出で開始して、八崎降下軽石・白川火砕流を噴出した噴火時に榛名カルデラが形成されたと考えられている。カルデラ形成後現在までに、榛名富士,蛇ヶ岳,相馬山,水沢山,及び二ッ岳の,少なくとも5個の安山岩溶岩ドームが形成された。これらの活動によってもたらされた火砕物の一部は再移動し,榛名山東側及び南側山麓に大規模な山麓扇状地を形成した。

渋川市の金井東裏遺跡(国道353号建設工事に伴う調査)では、6世紀の火砕流に巻き込まれた甲を着装した成人男性人骨1体と、乳児頭骨1点が発掘された。
榛名山は古墳時代に大きな噴火を2回起こしており,古い方から,FA (榛名二ツ岳渋川)の噴火,FP(榛名二ツ岳伊香保)の噴火と呼ばれている。これらの噴火によって埋まってしまった古墳時代の遺跡の発見によって, 榛名山は1991年に活火山に指定された。
古墳時代の497年6月のある日、榛名山が1万年の静寂を破って突然噴火した。噴火地点は山頂ではなく、いまの伊香保温泉のすぐ上から。初めはあずき色の火山灰を降らせた。それが数日続いたあと、雲仙岳と同じような火砕流(熱雲といったほうがよい)が山腹を下った。

この日は、午前中に榛名神社に参拝し、門前で美味しい蕎麦を食べてから、榛名湖に上がった。
最初に、榛名山の噴火について説明があるみたいなので、県立榛名公園ビジターセンターに行った。

県立榛名公園ビジターセンター
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噴火による榛名山の変化が図示されていた。
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各地の溶岩が展示されていたが、私が榛名神社の参道で拾った石に近いのが、烏帽子岳の溶岩で、「小型の富士山型火山の溶岩」と説明がついていた。
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榛名山周辺の地質図
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放射状岩脈の説明と分布図があった。再訪してこの岩脈をぜひ見たいと思った。
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榛名山の噴火の歴史の勉強は、ここまで。
家族と一緒に来ているので、あとは榛名富士に登ったり、榛名湖周辺を楽しんだ。

ロープウェイで榛名富士に上がる。
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途中、下りとすれ違う。
珍しい、二両連結式だ。
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熊笹の開けた斜面を上がっていく。
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山頂駅に到着。
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見晴らし台からの榛名湖の眺め。
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関東平野が良く見える。
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山の稜線に樹が並んで、シルエットが面白い。
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山頂の見晴台と榛名富士山神社に向けて登る。
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鳥居
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石長姫大神などが祀られていると知り、そちらに行く。
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石長姫大神、保食大神、饒速日大神、木花開耶姫神が祀られている。
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さらに少し上がると、榛名富士山神社がある。
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榛名富士の周りの山
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二つ岳
ここの噴火により、甲を着装した古墳人が埋まった。
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相馬山
火口の跡がよくわかる。
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三つ峰山
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ロープウエィの駅まで下り、もう一度榛名湖を眺めた。
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ロープウエィで下る途中の榛名湖の眺め。
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ロープウエィを降りて、近くの喫茶店で休憩。

榛名湖と榛名富士の写真を撮るため、竹久夢二の歌碑があるところに移動。

榛名湖と榛名富士の写真は、良い絵になる。
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竹久夢二の歌碑
「さだめなく鳥やゆくらむ青山の 青のさびしさかぎりなければ」
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これで、この日の旅を終え帰途についた。
来るときは、高崎インターから一般道を走ってきたが、地図から見て、榛名湖からなら渋川インターのほうが近いので、そちらに向かったが、これが大誤算。
伊香保温泉までの下り道が大渋滞。ひどいノロノロだった。
帰りも、高崎インターまで走ればよかった(泣)

(了)


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地球最古の岩石・隕石/神奈川県立生命の星・地球博物館

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所在地:神奈川県小田原市入生田499
訪問日:2019年9月27日

歴史クラブの「博物館に行こう」グループの企画で訪れましたが、このときに地球最古の岩石や隕石が展示されていて、最近地球の歴史にハマっている私には大興奮だった。

神奈川県立生命の星・地球博物館がどのようなものか、全体の記事は既にアップしてあります。

その記事を見る



最初に、どのように地球が成り立ったのか、おさらいしておこう。
日本地質学会監修の「地球全史スーパー年表」の説明によると、以下のようになる。

冥王代【めいおうだい】 Hadean 45億5000万~約40億年前 
【キーワード】 地球誕生,マグマオーシャン,ジャイアントインパクト 月の形成,後期隕石重爆撃期,海の誕生
 冥王代は、地球の核ができた45億5000万年前から,地球上に残る最古の岩石の年代(約40億年前)までの時代区分。
・原始地球の形成は、原始太陽系星雲の円盤ガスが冷えて,難揮発性元素が凝縮することからはじまる。(約45億6700万年前)
・地球は10個程度の原始惑星が巨大衝突を繰り返しながら形成された。この巨大衝突により地表は「マグマオーシャン」に覆われ、地球内部では岩石と金属鉄が分離し、重い金属鉄が地球の中心部に沈み込んで核になり,マントル・核の層構造が発達する。その後、マグマオーシャンが冷却し、地表に海洋が形成される。地球の衛星である月も、原始地球へ原始惑星が最後に衝突した際、飛び散った物質が地球の周囲で凝縮・収縮することにより作られるという「ジャイアントインパクト」説が有力である。
・冥王代後期の41億年前から次の原太古代の38億年前にかけて,地球や月に隕石が大量に降り注いだ。この後期隕石重爆撃期は,まだ表層地殻は薄く,内部にはマグマオーシャンも存在しており,地表面は頻繁に更新されていた。
・この時期にすでに大陸地殻が形成していた可能性が高く,その証拠が西オーストラリア・ジャックヒルズのジルコン粒子から報告されている。ジャックヒルズのジルコン粒子は地球上で最も古い年代(U-Pb年代で44億400万年前)を示しており、冥王代の数少ない物的証拠である。初期生物は地球表層が再溶融した後期隕石重爆撃期の後から進化したと考えられている.

太古代【たいこだい】 Archean 約40億~25億年前 
【キーワード】グリーンストーン帯,グラニュライト・片麻岩帝,縞状鉄鉱層,大陸形成,初期生物,シアノバクテリア
・現時点における地球上最古の岩石(カナダ・アカスタ片麻岩)の年代(ジルコンのU-Pb年代で40億3000万年前)から,約25億年前までの時代が太古代(始生代)である。
・この時代には、「大陸地殻の成長」「大気海洋環境の化学進化」「初期生命の進化」などが進行し、現在の地球の枠組みができあがった。
・太古代は次の4つの時代、原太古代(40億~36億年前)、古太古代(36億~32億年前)、中太古代(32億~28億年前)、新太古代(28億~25億年前)に区分される。
・地質帯は、変成度の高い地殻深部物質が主体のグラニュライト・片麻岩帯と、玄武岩を主とする火山岩と堆積岩からなるグリーンストーン帯、そしてそれらを覆う浅海や陸成の堆積岩類からなる。
・原・古太古代のグリーンストーン帯が作られた地球科学的メカニズムについては、議論が継続中である。特に、プレートテクトニクス・付加作用説(側方移動:海洋底が沈み込みを起こし、島弧や大陸縁辺へ付加するモデル)とサグダクション説(上下移動:金星などで見られる,ブルーム活動にともなう地球内部からの上昇と表層部が集まって落下「sag」するモデル)の間で議論が白熱している。
・中太古代では,海洋プレートの沈み込みにともなう海洋底や島弧などの付加作用や、初期大陸の形成・成長が顕著になる。約27億~26億年前に起こった大規模火成活動は、広大な洪水玄武岩層(西オーストラリア・フォーテスキュー層群)や島弧などの火山活動を記録するグリーンストーン帯(カナダ・スペリオル帯,西オーストラリア・イルガルン帯)として残されている。また、29億年前の南アフリカ・ボンゴラ層群からはダイアミクタイト(さまざまな大きさのレキや岩塊を含む無層理の堆積物やドロップストーン)が見つかっており、これが地球で最初の氷河の証拠と考えられている。その後26億~24億年前には,大陸縁辺で大規模な縞状鉄鉱層(西オーストラリア・ハマスレ一層群,南アフリカ・トランスバール超層群,ブラジル・カラジャス層など)が作られる。
・また,太古代の有機物に富む地層からは初期生物の証拠が数多く報告されている。

◎神奈川県立生命の星・地球博物館にあった、最古級の岩石
「地球を考える」展示室にあり。
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◇最古の岩石
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38億年前の片麻岩
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38億年前のグラニュライト
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29億年前の花崗岩
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38~25億年前のヌーク片麻岩
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【ちなみに、日本では】
日本列島の最古の鉱物としては,37億5000万年前のジルコンが富山県宇奈月の2億5600万年前の花崗岩中から見つかっており,北中国の地殻の一部が再溶融したものと思われている.

【隕石】
恐竜が絶滅したのは、隕石(小惑星)が地球に激突した際の地球規模の大きな災害によるものだと言われているが、隕石は地球に大きな影響をもたらしのは間違いない。
神奈川県立生命の星・地球博物館には、隕石も展示してあった。

◎シャッターコーン
隕石が地球に衝突すると、クレーターが出来る。この時、隕石が落ちた地点を中心にして、衝突のエネルギーが波となって、円錐状に台地の中を伝わる。この波が岩石に残した傷跡がシャッターコーン。細かくて粒のそろった岩石に、その傷跡がよく残っている。
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マンドラビラ隕石
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ギベオン隕石
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マーロウ隕石
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(了)

次に訪れた「報徳二宮神社」の記事を見る



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プロフィール

四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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