セミ・プレナ

20080927

3年前、イタリアのフィレンツェでウフィツィ美術館で「ビーナスの誕生」を見た。
(奥に見えているのがヴェッキオ宮殿、左右がウフィツィ美術館)

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大きな絵で、ビーナスがほぼ等身大。
なんだか、すう~~っと絵の中に入り込めて、
見ていて幸せな気分になる絵だった。

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ビーナスに空から薔薇の花が降り注いでいる。

080927vinusup2.jpg


この薔薇が「セミ・プレナ」
アルバ(Alba)系。
イギリスのバラ戦争(AD.1455~1485 )のヨーク家の紋章となった白いバラです。
キリスト教では「純潔」のシンボルとされています。

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貯めこむ

20080923

私のパソコンは、いわゆるテレパソ。
バイオの22インチワイド液晶一体型。
並行して2番組録画できるので、せっせと録画して、
本体のメモリーが250Gあるといっても、すぐに一杯になるので、
DVDに焼いている。
録画したものを編集して楽しんでもいた。

クラシックに興味を持ってから、せっせとクラシックの番組を録画。
N饗アワー、芸術劇場、名曲探偵アマデウス、クラシック倶楽部などなど・・・・・

このブログを始めたことで、番組の映像を切り出すようになった。
やはり番組の写真とか、指揮者やソリストの写真を載せたいからね。
だが、DVDに焼いてしまうと、それが出来ない。
で、DVDに焼く前に、動画をある程度残しておこうと思った。
いわば、クラシックの「加工できるビデオ」のライブラリーである。

日曜に160GのHDを買ってきた。

080923HDD.jpg



数年の間の進歩である。
左のは、たしか3年前に買ってきた160GのHD。
22000円くらいだった。
右が今回購入したもの。
12800円で、しかも大きさがこんなに小さくなっているのだ。

左のは、せっせとネットからダウンロードした動画で、
ほぼ満杯である。


ミスター・ローズ

20080920

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「櫻霞」
この薔薇も鈴木省三さん作出の薔薇。

ミスター・ローズ、鈴木省三さんの事を知ったのは、
最相葉月さんの本「青いバラ」である。

この方に私が親しみを覚えたのは、長年「京成ばら園芸」で
お仕事をされていたと紹介されていたから。
私が大学の教養課程のときの寮が習志野にあり、
そのころ、ヒマにまかせて周辺の「探検」をしていたときに、まぎれこんだことがある。
なにしろ、そのころの私は長野県の山ン中から出てきたばかりの無骨者だったから、
あたり一面薔薇が咲き誇って、薔薇の香りにむせ返るような場所に迷い込んだ私は、こんな華麗な場所があるのかと、ひどくドギマギしたことを、覚えている。
今でもよく覚えているということは、その時、かなりインパクトがあったということである。

鈴木省三さんは、生涯で108種の新種を創出されている。
そのなかには、「かがやき」、「聖火」、「乾杯」などの、私のようにただの「バラ好き」程度の人間でも
知っている名前が沢山あり、さすが「ミスター・ローズ」だと納得できる。

最相葉月さんの「青いバラ」に紹介されている対談でのこの人の言葉が、人間としてとても素晴らしいもので、
私もすっかりこの人のファンになった。

私も訪ねたことのあるオールドローズがメインのバラの博物館をめざしている佐倉の「ローズガーデン・アルバ」も、鈴木省三さんのお弟子さんたちが、鈴木省三さんが集めたオールド・ローズが母体となって、発足したもの。

私のとりあえずの目標として、この人が創出したうちの数本でいいから、育てたいということと、
出来れば、108種の写真は全部撮りたいなと思っている。

残念なことに鈴木省三さんは、2000年1月20日に86年の生涯を閉じられている。


080918misterrose.jpg


鈴木省三さんの主な経歴
大正二年東京の小石川で生まれる。
父親が無類の植物好きで、その影響で出来たばかりの東京府立園芸高校に学ぶ。
都内ばら園で見習い時代に、現都立大学の生物学教授今井喜孝と知り合い、彼の後押しでバラの育種家を目指す。
昭和12年、24歳で世田谷区等々力に「とどろきばらえん」を開園する。
大戦中も「とどろきばらえん」はバラ作りを止めなかった。
戦争中でもバラの需要はあったそうである。
鈴木省三が入隊したあとは、夫人が守り通した。
海軍衛生兵として入隊したが、生物の今井研究室にいたことから夜間は毒草の研究をさせられ、過酷な勤務から病気になり、廃人寸前まで悪化して終戦を迎える。

戦後初のバラ展が銀座の資生堂パーラーで昭和23年に開かれる。
日本バラ会主催だが、鈴木省三が事務局で「とどろきばらえん」のバラが中心になった。
鳩山一郎と知り合い、鳩山邸のバラ花壇を設計する。
鳩山一郎は深くバラを愛し、バラ花壇作りのときは一緒に作業したという。
京成電鉄が谷津遊園にバラ園を作るときの設計をする。
そして、京成ばら園芸の研究所長として迎えられる。
「かがやき」、「聖火」、「光彩」が海外の国際コンクールで
賞をとり、鈴木省三は名実ともに「ミスターローズ」となる。
AARS賞をはじめ、五つもの国際的な金賞を獲得したブリーダーは世界でも少なく、世界から「ミスター・ローズ」と称えられる日本人は鈴木省三だけ。

鈴木省三さんが書いた文章で、紹介されていた北原白秋の詩

薔薇ノ木ニ
薔薇の花サク。
ナニゴトノ不思議ナケレド。



芳純

20080914

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資生堂の商品開発の主任が、
それまで海外から輸入していたバラの精油、香料の香りが、植物園やバラ園や花屋さんで嗅ぐ匂いと異なることから、現代バラの活きた香りを商品に生かせないかと思い、海外からミスターローズと称されていた鈴木省三さんと共同研究にとりかかる。
2万種あるといわれる現代バラから、研究のために選抜したバラは千種類以上におよんだという。
その結果、1986年に「ばら園フレグランスシリーズ」と銘打った、オーデコロンを中心にシャンプー、リンス、石鹸などを発売した。

一方鈴木省三さんは、香りに重点を置いて新しい品種「芳純」を作出した。
晩年、鈴木省三さんに作出したバラの中で何が一番好きかと聞かれ、「芳純だね」と答えたという。
この薔薇の香りは、ダマスク系の甘酸っぱい濃厚な香りと、ティー系のモダンな香りがほどよく溶け合った、上品さと優雅さを併せ持った、優しい香りの薔薇である。

資生堂のフレグランスシリーズに採用された香りは、嗜好調査の結果、「芳純」と「パパ・メイヤン」の香りが選ばれた。


HNを「四季歩」に変更しました

20080913

混乱させて申し訳ありません。
このブログを立ち上げたときに、HNを「たむとむ」としましたが、
「四季歩」に変更しました。

以下はその理由です。

このブログの前に、別のブログをやっていたのですが、
そのブログはホームページ「多夢吐夢」とまったく正確が違うので、
HNを別にして活動してきました。
で、いまのブログを立ち上げたときもその流れでHNを「たむとむ」としました。

一方で、ホームページのほうは最近更新もできず、
ホームページの掲示板もあまり対応できていませんでしたので、
掲示板は閉鎖し、かわりにこのブログをリンクして、
交流はこのブログですることにしたのです。

で、従来ホームページでずっと使ってきた「四季歩」というHNを
このブログでも使うことにしました。

よろしくお願いします。

今日のレッスン

20080913

080912sharapoa.jpg

写真は、記事とは関係なしのサービスである。
2003年にツアー初優勝を有明でしたときの、
初々しいシャラポア。
準決勝を見に行って撮った。


毎週、金曜の夜会社帰りにレッスンを受けている。
コーチとは長い付き合いだ。
コーチが大学を卒業して、うちのクラブに入ってきたのが
15年くらい前。
それからコーチが結婚したときは、クラブでも披露パーティをした。
このあいだ二人目の子供が生まれた。

こっちの調子に合わせて、レッスンしてくれるので助かる。

今日のレッスンは、ゲーム形式でレシーブ&ボレー。
コーチがサーブしたのをレシーブしてダッシュ、
ファーストボレーから2、3回中央にボレーを続けて、
サイドが空いたら、打ち込むのでなく緩めでいいから確実にボレーして決める。

ボレーを、緩くてもいいから相手の足元に落とすのが肝心。
浮いたボレーをすると、相手二人のどちらかにボールを押し込まれ、
一転してこっちが防戦一方になってしまう。

今日は思うように身体が動いた。
けっこうコーチを動かしてボレーを決められてゴキゲンだった(嬉)

日曜のゲームが楽しみ。

七人の侍

20080907

080907shitinin.jpg

黒澤作品は好きというより、別格の偉大な作品である。
ところが、いままで私は「七人の侍」のビデオを持っていなかった。
昨日、NHK・BS2で放送してくれたので、
録画して今日堪能した。

志村喬、三船敏郎、左ト全、加東大介など良い味だ。
とくに志村喬演ずる島田勘兵衛がいい。

ストーリー自体はそれほど、複雑ではないが丁寧な描写で目が離せない。
登場人物もひとりひとり存在感がある。

以前は、七人の侍と村人が野武士と戦うシーンが好きだったが、
今日は、村人が助けてくれる侍を七人確保するまでが
とても良かった。

「このメシ、おろそかには食わんぞ」勘兵衛は決断した。
利吉ら4人は侍を雇うべく村を出てから既に10日あまりが経っていた。
麦の刈入れの時期が迫っているのだ。
そんなとき、とある豪農の門前で僧侶に頭を剃らせている年配の浪人がいた。
島田勘兵衛である。
じつは盗賊の一人が子供を人質にしてこの家に立て籠もっているのだ。
僧侶の袈裟を纏った勘兵衛は握り飯を持って納屋に向かった。
勘兵衛の対処は見事だった。
握り飯で盗賊を油断させ、電光石火の早業で斬り伏せたのである。
「おっ、お願いがございます!」利吉は勘兵衛に走りより足元にひれ伏した。

敵の野武士は40騎。
それに対抗するには、村人に竹槍を持たせて自衛させるだけでは足りない。
村の四方の備えに4人、後詰に二人、
勘兵衛を入れて最低7人は戦慣れした侍が必要である。

「また、最前のとおり?」勝四郎の問いに勘兵衛は「まあ、お前の修行の足しにな」と笑った。
岡本勝四郎はまだ前髪を蓄えた若者である。
たまたま盗賊退治の場に居合わせて勘兵衛の腕前に惚れ込み弟子入りを願い出たのだ。
勘兵衛がこれはと思う者に利吉らが声をかけ、木賃宿の内部に誘うのである。
そこを入り口に隠れている勝四郎が棒切れで打ち込む寸法だった。
腕試しである。
今回、勘兵衛が目をつけたのは一見何の変哲も無い浪人だった。
が、浪人は門前で気配を察し立ち止まった。
そればかりか笑顔で中の勘兵衛に「ご冗談を」と言ったのだ。
浪人は片山五郎兵衛と名乗った。
五郎兵衛は軍学に明るく副官として申し分の無い人物だった。

「ところで、あれからどうした?」
勘兵衛は偶然、旧知の男と再会した。
今は物売りをしている七郎次である。
負け戦で生き別れになっていたのである。
とかく気のきく重宝な男で勘兵衛曰く「古女房」のような存在だった。
「実はな。金にも出世にもならぬ難しい戦があるんだが、ついてくるか?」

「おぬし、薪割というものを見るのは初めてかな?」
五郎兵衛が目をつけたのは茶店の裏で薪割りをしている男である。
その様子が楽しそうでつい見入ってしまったのだ。
林田平八と名乗るその男の腕前はせいぜい中の下といったところ。
しかし、その正直で明るい性格は苦しいときには重宝だと踏んだのだ。
「ところで、おぬし、野武士を30人ほど斬ってみる気はないかな?」

勘兵衛と勝四郎は川原で人垣ができているのに気づいた。
二人の浪人が青竹を手に試合を始めるところであった。
大柄な男は上段に、小柄な男(久蔵)は下段に構えた。
大男が気合とともに打ち込む。
次の瞬間、青竹はお互いの肩を打ってピタリととまっていた。
「残念、相打ちだのう」見物人の目にもそう映った。
「違う!拙者の勝ちだ」久蔵が言い放った。
「真剣ならばおぬしは倒れている」とも言った。
当然のなりゆきで真剣での勝負となった。
「無益な・・・勝負は見えておる」勘兵衛の見込みどおり大男はあっけなく討たれてしまった。

「ハハハハ、おぬし13歳には見えぬが」「なにっ!」
勘兵衛が選んだ侍は5名だったが他に勝手についてくる男がいた。
菊千代と名乗る無頼漢である。
侍と称しているが出自は怪しい。
何処からか盗んできた系図を自慢げにみせびらかしに来たが勘兵衛にあっけなく見破られてしまった。
破天荒だが憎めないところのある男であった。

かくして利吉らは、6人の侍と1人の無頼漢を案内して村へもどった。


なんと昭和29年の作品である。
黒澤明は、この作品を凝りに凝って、水車小屋の燃え方が気に入らないと
三回も燃やすなど、当初の予算の3倍使ったそうな。
会社は2回中止を決めたほど。

映画のあらすじは、こちらでどうぞ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%83%E4%BA%BA%E3%81%AE%E4%BE%8D

黒澤明監督の言葉
俳優さんにはまた会えるけど、勘兵衛なら勘兵衛という人には、もう二度と会えないわけでしょう。その人物のことを一所懸命に書いて来て、撮影中、毎日毎日、一緒に暮らしてきたわけでしょう。その人と別れちゃうという思いですよ。それがすごく悲しい淋しい気がするんです。
(黒澤明 『七人の侍』創造の秘密を語る New Flix 1991年9月号)



アイスバーグ

20080907

080905iceburg.jpg


今年購入した薔薇

とても柔らかい色の白

お気に入りの薔薇

四季咲きで、次々に花を楽しませてくれている

プロフィール

四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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