サギ草

20110728

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今年も、サギ草が咲きだしました。

毎年、この花だけは、どうしても見たくなる。

実に優雅に咲いてくれます。

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新雪

20110727

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2001年、向ヶ丘遊園で撮ったものですが、白バラの高い壁が続いている様は、実に見事で、強く記憶に残っています。

1969年に、わが敬愛するミスターローズ・鈴木省三さん作出のものですね。
系統:クライミングローズ
花色:純白
花形:剣弁高芯咲き
花弁数:40~45枚
香り:微香


雪のように白い花をたくさん咲かせる古くからの銘花です。
一点の曇りもない,純白のバラで、きりっとした剣弁高芯咲きです。
多花性で4~8輪の房咲きとなり、12月まで咲き続けることもあり、強健種で初心者の方でも安心して栽培できるそうです。
四季咲き性。フェンス、アーチ、ポール仕立てに向いています。


花言葉:私はあなたにふさわしい


鈴木省三さんのことば
「薔薇の ゆめのみ 多き」



ミレニアム2「火と戯れる女」/スティーグ・ラーソン

20110725

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 ステイーグ・ラーソンの『ミレニアム1ードラゴン・タトゥーの女』を読んで、リスベット・サランデルにハマった。

http://tamtom.blog44.fc2.com/blog-entry-712.html


ミカエル(月刊誌『ミレニアム』の発行責任者にして記者)の調査を手伝うフリーの女性調査員だ。もちろん、『ミレニアム1ードラゴン・タトゥーの女』は、孤島で起きた少女失踪事件、富豪一族の複雑な家庭事情、倫理観の欠如した企業のありかたとジャーナリズムの責任、そして愛と性-盛り沢山の内容を読みやすく整理する構成と手腕が群を抜いていた。もう一つの特色としては、エンタメ色が濃かったこともあげられるだろう。この二点が際立っていたので、ものすごく面白かった。
その中心にリスベット・サランデルの強烈な個性があって、一度読んだら忘れられないヒロインだったのだ。
『ミレニアム2 火と戯れる女』は、そのリスベット・サランデルが主人公となる。
頭脳明噺、映像記憶能力を備えた天才ハッカーでありながら、どういうわけか中学校を中退、一人前の成人として生活できないとの格印を押され、後見人がついているリスベット。彼女の過去にいったい何があったのか?

幕開けは穏やかだ。大金を手にしたリスベットは、仕事をやめ、新居を手に入れ、世界をめぐる旅に出る。カリブ海の小国グレナダで過ごし、ストックホルムに戻った彼女を待っていたのは、冬の寒さ、からんとした新居、家族も友人もいない街での孤独な生活だった。彼女は少しずつ新居を整え、知り合いと連絡を取り、過去にわずらわされることのない新たな人生を築こうとする。一方、ジャーナリストのミカエル・ブルムクヴィストは、リスベットから一方的に関係を断たれてとまどいながらも、『ミレニアム』 での仕事に没頭している。そこへフリージャーナリストのダグ・スヴェンソンが、女性の人身売買と強制売春に関するルポルタージュの話を持ちかけてくる。彼はパートナーのミアと協力して、買春をはたらいた男たちを実名で告発し、人身売買組織の実態に迫ろうとしていた。『ミレニアム』 はこの話を受け、特集号の刊行と書籍の出版に向けて動きだす。
 そんな中、第一部でリスベットに生殺与奪の権を握られた彼女の後見人、ニルス・ビュルマン弁護士は、彼女を激しく憎み、殺したいとまで思いつめていた。殺す方法をひたすら思案し、彼女の過去を調べているうちに、ある衝撃的な事実につきあたる。これを利用すれば、あの娘の息の根を止められるかもしれない。そこで彼は行動に出る。謎の金髪の大男とひそかに接触し、リスベットの誘拐を依頼する。
 リスベット・サランデルの平穏な生活は長く続かない。凄惨な連続殺人事件が起こり、リスベットとミカエルは思わぬ形でふたたびつながることとなる……

本書の最大の読みどころは、リスベットの出自が明らかになることだ。彼女は十二歳のときに何かが起きて、その「最悪な出来事」がトラウマになっている、と早い段階で出てくるものの、これがいったい何であるのか、読者にはなかなか明かされない。その直後に児童精神科病院に収容されたこと、父親か誰かわからないこと、双子の妹がいること、十二歳の少女に関する捜査資料がそれから十五年たっているのにいまだ国家機密扱いになっていること読者に知らされるのはそういう断片だけだ。

「サランデルの能力には敬意を抱いています」というアルマンスキーの証言を聞くまでもなく、人付き合いを嫌うことはあってもリスベットは凄腕のハッカーである。その調査能力は人並み以上といっていい。たとえば本書の冒頭はリゾートホテルで数学の本を読み、難解な問題に取り組むリスベット。ここにも知的水準の高い女性の姿がある。にもかかわらず、「義務教育すら修了していない、無能力者」とか、「頭がかなりおかしく、すぐに暴力に走る傾向のある女」と言われているのはなぜか、という根本的な疑問が前作からあったのだが、それが本書で解けるのである。


第7番川崎大師平間寺/関東三十六不動めぐり

20110721

18日に川崎大師に行ってきました。

京急「川崎大師」駅から歩いて5,6分でした。
門前市の賑わいから、やはり川崎大師はすごいなあと思った。
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大山門です。
開創八百五十年の記念事業として昭和52年落慶。大山門は、堂塔、伽藍をかこう浄域結界の総門である。門の四方には、京都・東寺の国宝・四天王像を模刻造立した、持国天像〔東方〕、増長天像〔南方〕、広目天像 〔西方〕、多聞天像 〔北方〕が奉安されている。
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大山門にかかっているちょうちんも、浅草雷門のと同じくらい大きい。
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本堂前の広場。
今日は休日でもあり、「風鈴市」が開かれていることもあり、人が多いです。
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本堂
本尊の「厄除け弘法大師」について説明しておきます。
平安時代の後期、第七十五代崇徳天皇の御代、平間兼乗という武士が、無実の罪によって生国尾張を追われ、諸国を流浪したあげく、川崎の地に住みつき、漁猟をなりわいとして暮らしを立てていた。兼乗は深く仏法に帰依し、とくに弘法大師を崇信していたが、我が身の不幸な廻り合わせをかえりみ、また当時四十二歳の厄年に当り、日夜厄除けの祈願を続けていた。
 ある夜、一人の高僧が兼乗の夢枕に立ち、「我むかし唐に在りしころ、我が像をつくり、海上に放ちしことあり。己来未だ有縁の人を得ず。いま汝速やかに綱し、これを供養し、功徳を諸人に及ぼさば、汝が災厄変じて福徳となり、諸願もまた満足すべし」と告げられた。兼乗は海に出て、光り輝いている場所に綱を投じたところ、一体の木像が引き揚げられた。それは尊い弘法大師のお像であった。
 その頃、高野山の尊賢上人が諸国遊化の途上、 たまたま兼乗のもとに立寄られ、尊いお像とそれにまつわる霊験奇瑞に感泣し、兼乗と力をあわせて一寺を建立したのが当寺のおこりである。そして兼乗の姓「平間」をもって「平間寺」と号し、ご本尊を厄除弘法大師と称した。大治三年(1128)のことである。
 兼乗は、この信仰のおかげで、青天白日の身となり、晴れて再び尾張の国に帰任した。
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このあと、お不動さんにお参りするため、「不動門」から入りなおします。
昭和52年、新山門が建立されるのに伴い、「不動門」として移築されたもの。
 この門は第四十三世隆超和尚が、第二次世界大戦で烏有に帰した浄域にいちはやく有縁の地より移築されたもので、当山の戦災復興の緒をかざる重要な建造物として、現在に至っている。
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不動堂
 当山の不動堂は、明治二十三年、成田山新勝寺不動明王の御分鉢を勧請して創建されたが、第二次世界大戦の戦禍によって焼失した。
 現在の不動堂は大本堂と同時に、昭和三十九年四月吉例大開帳奉修を記念して建立されたもの。
御本尊の不動明王像(秘仏・酉年開帳)は、昭和三十九年三月十二日、大本山成田山新勝寺より勧請した御分体の不動尊である。
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ご朱印をいただいた。
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遍路大師尊像です。
諸国を巡錫されたお大師さまの健脚にあやかろうと、みなさん遍路大師尊優に献水しています。
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奉納された「わらじ」
可愛らしいのもあって、ほほえましい。
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八角五重塔
塔内の二層には両界曼荼羅並びに真言宗祖師恵果和上、弘法大師、興教大師の三尊像、初層には金剛界五智如来尊像、真言八祖尊影、地階慰霊堂には釈迦如来尊像が奉安されている。
塔の八角は真言の様式にかなうよう、華麗にして格調ある形であり、最も円に近い建造物の形といわれ、「包容力」「完全性」が象徴されている。
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祈りと平和の像
すぐ近くまで風鈴市の屋台があって、全体を撮れなかった。
また、雨がポツリポツリと落ちてきてレンズが汚れている。
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高浜虚子の句碑
  「金色の 涼しき法の 光かな」
この句碑は高浜虚子翁の絶筆である。
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まり塚
毎年5月21日に「まり塚まつり」があり、有名芸能人による芸能の奉納があるそうです。
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(15)

境内で行われていた「風鈴市」
既に記事にしています。
http://tamtom.blog44.fc2.com/blog-entry-737.html


ホームページ関東36不動トップページ
http://www.lares.dti.ne.jp/~taka-ino/kantou36fudoutop.html




風鈴市

20110719

昨日は、3時に起きてなでしこジャパンに酔いしれたわけですが、午後から川崎大師の「風鈴市」に行ってきました。
「関東36不動めぐり」で、今月の順番が川崎大師。
で、何日に行こうかと調べたら風鈴市があるということなので、20日に予定しました。
20日には夕方から「納涼おどり」も出るということなので。
ところが、あいにくの台風襲来。
急きょ予定を変更して、昨日行ってきました。

休日なのと、風鈴市があるため、人出が多かった。
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境内で行われている「風鈴市」
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これが、川崎大師オリジナルの「厄除だるま風鈴」。
これを買わずに帰ったら、カミさんに、ご当地のものは買ってくるもんだと怒られました(笑)
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各地名産の風鈴がズラッと並んでいます。
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私が予定していたのは「江戸切子」、「岩手県のもの」、「九谷焼」、「沖縄のもの」
江戸切子は、2日目なのに、すでに売り切れ!(泣)
で、いろいろと迷いまくったあげく(笑)
「沖縄びーどろ風鈴」を買いました。
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それから、見て歩いていたら静岡のものを発見!
いつもお世話になっている、テニス仲間で友人のKさんが静岡出身なので、お土産に。
「竹千筋風鈴」です。
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いやあ、すごかったです。
47都道府県の900種類が勢ぞろい。
期間が7/17から7/21まで
台風が心配ですが、興味あったらぜひ!

出品リストです。
・川崎大師オリジナル厄除だるま風鈴
・どさんこ風鈴(北海道)
・津軽びいどろ風鈴(青森県)
・花笠風鈴(青森県)
・南部風鈴(岩手県)
・りんご風鈴(岩手県)
・いろり風鈴(岩手県)
・松笠風鈴(宮城県)
・御殿まり風鈴(秋田県)
・山形風鈴(山形県)
・竹炭風鈴(福島県)
・喜多方蒔絵風鈴(福島県)
・笠間焼風鈴(茨城県)
・石の風鈴(茨城県)
・益子焼風鈴(栃木県)
・榛名ガラス風鈴(群馬県)
・飯能焼風鈴(埼玉県)
・奥武蔵ガラス風鈴(埼玉県)
・かもがわ里山風鈴(千葉県)
・九十九里浜うみおと風鈴(干葉県)
・江戸風鈴(東京都)
・つりしのぶ風鈴(東京都)
・切子風鈴(東京都)
・小田原風鈴(神奈川県)
・創作ガラ系風鈴(神奈川県)
・厚木花はり風鈴(神奈川県)
・水晶風鈴(山梨県)
・諏訪ガラス風鈴(長野県)
・新潟越後手作り風鈴(新潟県)
・高岡青銅風鈴(富山県)
・高岡鉄風鈴(富山県)
・高岡真鍮風鈴(富山県)
・九谷焼風鈴(石川県)
・越前焼風鈴(福井県)
・美濃焼風鈴(岐阜県)
・美濃の動物風鈴(岐阜県)
・竹千筋風鈴(静岡県)
・かも風鈴(静岡県)
・瀬戸焼風鈴(愛知県)
・常滑焼風鈴(愛知県)
・瀬戸吹きガラスぬくもり風鈴(愛知県)
・伊勢桑名風鈴(三重県)
・信楽焼風鈴(滋賀県)
・清水焼風鈴(京都府)
・竹風鈴(京都府)
・大阪河内風鈴(大阪府)
・明珍風鈴(兵庫県)
・出石焼風鈴(兵庫県)
・播州姫路夏色風鈴(兵庫県)
・瑠璃風鈴(奈良県)
・備長炭風鈴(和歌山県)
・上神焼風鈴(鳥取県)
・銅鐸風鈴(島根県)
・備前焼風鈴(岡山県)
・太田川ガラス風鈴(広島県)
・萩焼風鈴(山口県)
・大谷焼風鈴(徳島県)
・丸亀エコがらす風鈴(香川県)
・砥部焼風鈴(愛媛県)
・虹の森ガラス風鈴(愛媛県)
・水琴窟の音の風鈴(愛媛県)
・くじら風鈴(高知県)
・上野焼風鈴(福岡県)
・伊万里焼風鈴(佐賀県)
・有田焼風鈴(佐賀県)
・有田焼光る風鈴(佐賀県)
・波佐見焼風鈴(長崎県)
・天草藍の風鈴(熊本県)
・別府竹風鈴(大分県)
・山王焼風鈴(宮崎県)
・卍風鈴(鹿児島県)
・薩摩切子風鈴(鹿児島県)
・沖縄び-どろ風鈴(沖縄県)
・ディズニー・他キャラククー風鈴
・海外の風鈴
<特別出品>
・金の風鈴  ・銀の風鈴



やった!! 「なでしこ」 凄すぎる!!

20110718

3時に起きて、応援していた。酔いしれた。
今日は午後出かける予定なので、見終わったら、また寝るつもりだったのだが、興奮していて寝られそうにない(嬉)

やはりアメリカは凄かった。
開始してから20分くらいは、立て続けにゴールを攻められ、ゴールポストに助けられたのは何発?
こりゃあ、ちょっとかなわないんじゃないかと泣きそうな気分。
だが、なでしこも体制を立て直し、沢姉御がポジションを修正してから互角で終始。
なんとかなるのかなと、希望が出てきたときにアメリカに先制されてガックリ(泣)
だけど、ここでは比較的早くに宮間選手がこぼれ球を押し込んでくれた。
宮間って、いい選手だなあ。

そして延長。
後半にまたアメリカに2点目を入れられたときには、うわあっやっぱりアカンと意気消沈。
そこで沢姉御が、またまたやってくれたのだ。
あれはミラクルだった。

PK戦で、最初にGK海堀選手が止めたのが大きかった!
あれでアメリカの選手の焦りを引き出した。

ある意味、今日の殊勲は熊谷選手とも思った。
ワンバックにぴったりマークして、ほとんど仕事させなかったのは、すごかった。
一度だけ、うまくマークを外され得点を許したが、それ以外は見ていてほんと感心ばかりしていた。
そして、PK戦で最期シュートを決めたのも熊谷選手だった。
彼女は嬉しかっただろうなあ・・・・・

なでしこの象徴的存在の沢選手が、ボランチのポジションながら「得点王」
これは彼女の執念が、ゴールの辺でもつれた時に彼女の踏ん張りが生んだものだから。
なでしこの初期から、ずっと頑張ってきた彼女の努力がこんな最高の栄誉で報われるなんて!
やっぱり神様は居るんじゃないか(笑)

福島第1原発で事務をしていた鮫島選手の頑張りにも拍手を送りたい。
事故でサッカーをする場所を失いながらも、頑張り続けて、あのスピードにはしびれた。

いままで、めぐまれなかった女子サッカーの待遇改善も大きく進んでくれることを期待しよう。


ドラマ「テンペスト」

20110718

BSプレミアムで、琉球王国を舞台にした「テンペスト」の放送が、17日の夜から始まった。
沖縄出身の作家・池上永一さんの小説が原作だが、これを読んでとても面白かったので記事にしている。
http://tamtom.blog44.fc2.com/blog-entry-624.html

ヒロインの真鶴/孫寧温(そん・ねいおん)を、沖縄出身の仲間由紀恵さんが演じている。
舞台の「テンペスト」も仲間由紀恵さんが演じているし、やはりぴったりきている「はまり役」だと思う。

楽しみなのが、中国宦官で悪役の徐丁垓に・・・・まさかのGACKT(ガクト)である。

徐丁垓は原作ではかなり下品で悪いヤツだが、GACKTが演じるとどうなるんだろう。
最近テレビに出まくりで、この役を語っているが、上杉謙信役の役とは違い、この悪役を楽しみに演じるようだ。
とても楽しみではある。

第1話は、19世紀の琉球王国、嵐の中で生まれた女の子は、男児を望んだ父親に名前を与えられず、自分に「真鶴」と名付ける。成長した真鶴(仲間さん)は、孫家復興を願う父親とその期待の重さに逃げ出した義兄のために性を偽り、「寧温」として、男性だけに許された王府の官吏登用試験を受け、見事合格する。尚育王(高橋さん)は、聡明な寧温に信頼を寄せ、王府の財政改革を命じる……という展開だった。

見ていて、沖縄の真っ青な空と海。首里城の赤。首里城を飾る龍。
好きな沖縄が舞台だから、それだけでも見ていて楽しかった。
本を読んでいても、とても楽しく見れたから、このドラマ作りは成功していると思う。

これから、毎週楽しく見れそうだ。




第15番中野不動尊宝仙寺/関東三十六不動めぐり

20110717

13日に「中野不動尊」に行ってきました。
「中野坂上」の駅から歩いて5分くらいです。午前10時くらいでした、着いたのは。

仁王門から入ります。
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境内は広々としています。
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本堂には、不動明王像を中心として五大明王が安置されていました。左右の足で大自在天と烏摩妃を踏みつけるのが降三世明王。蛇を装身具とする軍茶利明王。五鈷杵と金剛鈴を持つ金剛夜叉明王。水牛に跨るのが大威徳明王です。
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 当山秘仏の本尊は、天平年間、良弁大僧正の作と伝える。その後、平安時代後期の寛治年間に源義家が開山創建。義家は、奥州での後三年の役を平定して、凱旋帰京の途中にあり、陣中に護持していた不動明王の尊像を安置するために一寺を建立した。その地は、義家の父・源頼義がかつて八幡社を祭祀した阿佐ヶ谷の地である。
 この造成竣成の時、地主稲荷の神が出現して、義家に一顆の宝珠を与え、「この珠は希世之珍、宝中之仙である。是を以って鎮となさば、則ち武運長久、法燈永く明かならん」と告げるや、白狐となって去っていった。これにより、山号を明王山、寺号を宝仙寺としたと伝えられる。
 鎌倉時代には相模国大山寺の高僧・願行上人が当寺を訪ねられ、本尊の不動明王像を御覧になって、その霊貌の尋常でないことに驚かれ、あやまって御尊像をけがしてはならないと、厨子の奥深くに秘蔵せられた。そして、別の不動明王の尊像を自ら刻して、平素の拝礼には、この御前立を当てさせた。これが、現在本堂に飾られている像である。
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現在の地に移ったのは、室町時代だそうです。

ご朱印をいただいた。
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本堂の前に、弘法大師像が。やはり暑そうであった。
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また、本堂の前に「施餓鬼会」なので、檀家の方が諸精霊供養のためにささげる御塔婆が用意されていた。
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三重塔の隣に「臼塚」があります。
 昭和の初めに冨田教絶大僧正が、路傍に打ち捨てられている石臼を見て、長年人間のために働き続けてきた水車の石臼に対して、このような忘恩行為はいけないと、これらを買い集められ、供養のために塚を築いたものだそうです。
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トンボが遊んでいた。
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見送り地蔵
三重塔の裏手、墓地への入り口に、お顔を西方に向けた、珍しい地蔵菩薩の石像がある。亡くなった方々を極楽浄土に往生するまで見送るという慈悲の心を表わしているそうです。
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見送り地蔵の足元に、奉納されたちっちゃな可愛い石仏がありました。
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江戸初期の寛永十三年には三重の塔が建立されて有名になり、江戸の庶民にも親しまれた。広重もその姿を浮世絵「江戸名勝図絵」に描いているとのこと。
昭和二十年の戦火により一切を焼失してしまった。現在のものは平成四年の秋に再建されたもので、奈良の法起寺の塔に範をとった飛鳥様式の純木造建築の塔。内部には大日如来と宝睡如来、無量寿如来、開敷華王如来、天鼓雷音如来の五智如来が安置されている。
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御影堂のなかに、背丈が二・四メートルもの弘法大師の御尊像が安置されています。中には入れませんがガラス戸越しに拝観ができました。三重塔と同時に再建された、天平期以来の脱活乾漆技法で作られた、現代では非常に珍しい専像だとのことです。
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境内に、こんな珍しい石塔がありました。
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素晴らしい「なでしこ」

20110714

ほんとは、生で見たかったのだが、今日は色々と予定が入っているため、録画しておいたものを朝起きてからすぐに見た。
素晴らしいゲームだった。
スエーデンを3-1で破って、ついに決勝に!
やはり日本は強いな、と思うのは日替わりでヒロインが生まれることだ。
初のスタメン出場の川澄が2得点。
最初嫌な感じで点を取られて、直後といってもいいくらいの時間に大野のドリブル突破から宮間とつなぎ、最後は川澄。相手ディフェンダーに倒されながらも執念の同点ゴール。
ダメ押しの3点目のミドルシュートも素晴らしかった。

まさかと思われた、ドイツを破ったときも、延長戦後半、沢が「届いを込めて」相手守備陣の裏に浮き球を放り込む。丸山が走り込み、ぎりぎりの角度から歴史的な決勝点をあげた。
このときの丸山も、途中出場。

ほんとに選手層が厚くて日本は強くなったと思う。
ドイツ戦のときには、耐え忍び、そして見事に盛り返した、という試合ぶりだったが、今回は最初失点はしたものの終始試合を支配していたのは、なでしこだった。
最初から最後まで、見ている私も余裕をもって見ていられた。

なんといっても「沢穂希」選手である。
その名は、豊作を念じて父親が考えたという。32歳。「なでしこジャパン」の主将。15歳で日本代表になって以来、女子のサッカーを支え続けた功労者が、また一つ誉れを手に入れた。
この試合も、後半15分。こぼれ球を押し込み、値千金の勝ち越しゴールを決めてくれました。
代表での通算得点は、あの釜本邦茂さんを抜いて最多となっているというからスーパースターになったということだ。

沢さんは男の子の中で強くなった。小学生時代、試合中に「女のくせに」とスパイクを蹴られたことがあるという。いまその子は、ほんとに驚いているに違いない。
サッカーは長らく「男のスポ-ツ」だった。沢さんにも女子ゆえに出られなかった試合がある。悔しさば練習とゲームにぶつけるしかなかった。
女子サッカーがはじまった頃は、見ていてほんとに「ひ弱」だなあと思って見ていたものだ。
アトランタ五輪で惨敗、続くシドニーは出場もできず、廃部が相次いだ低迷期があった。
私なんかも、何回か「えっ、沢ってまだやってるんだ(驚)」、と違う意味で驚いたものだ。
それが「大輪の花」を咲かせた。
ついにメダルを決めたのだから。
今回の他の代表選手は沢さんの背中を見て、育ってきた選手だ。

こうなったら、絶対に決勝ではアメリカを破って欲しい。

タイ屋台料理・チャンパー(新宿)/グリーンカレー&フォーのハーフセット

20110713

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今日は午前中中野不動尊に行って、そのあと買い物があるので新宿に戻ってきたのがちょうどお昼。
今日のカレーは久しぶりに、ここで食べようと決めていた。

西武新宿駅から伊勢丹に向かって地下を歩いていく途中にある。
伊勢丹会館にもあるということだが、私はこのサブナードにあるお店しか入ったことは無い。
伊勢丹会館には、ちょっと一人では入りにくい。
誰かを連れて伊勢丹会館でランチするんだったら、たいてい沖縄料理「ナビィとかまど」だ。

午前中歩き回ってバテバテだったので、今日は「ハーフセット」をオーダー。
チキンフォーのハーフ
茄子とチキンのグリーンカレーのハーフ
デザートにちっちゃいタピオカが付いてる。

店内はこんな感じ
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テーブルには、タイの調味料4点セットが置いてある。
・ナンプラー
・砂糖
・唐辛子
・酢+唐辛子
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美味しいのが来ました(嬉)
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なすとチキンのグリーンカレー、以前より辛くなくなったような気がする。
カレーの食べ歩きをしていて、辛いのに慣れたせいか?
美味しい。

グリーンカレーを一気に片づけて、あとはフォーをのんびりと食べた。
豚肉と、白身魚のつみれが入っていて、美味しかった。
フォーは食べやすくていいですね。

ちょこっとついてきた「タピオカパール入りのココナッツミルク」
こういう暑い日にはいいデザートでした。


暑さに負けずに

20110712

毎日暑い日が続いていて、庭の木々も大変そうだ。
朝、夕の水やりで一番気を使っているのが、庭の二か所に育てている「苔」
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この苔は、富山の家の庭から移したものだ。
富山の家は、いわゆる「散居村落」で、隣の家が100mほど離れている。
特徴は「かいにょ」と言う屋敷林に囲まれている。敷地を大きな樹でぐるっと周囲を囲んでいるため、庭は日陰が多く風が通りやすい。
家も天井が高いので、夏でもクーラーはほとんど要らない。

庭に日陰が多いから、苔が生えているところが多い。
で、埼玉の家の庭にも苔が欲しいと、富山で育ったカミさんが富山の家から、帰省したときにゴソッと持ってきた。
そして、かなりの面積にまで苔が広がってきていた。

それが去年、母親が入院したり介護が始まったりで、庭の面倒を見ていたカミさんがそれどころじゃなくなり、だいぶ苔も傷んでしまった。
今年もカミさんは母親の介護にかかりきりなので、私が庭の面倒を見るようになった。
朝、夕の水やりで苔もだいぶ回復してきた。

いまみたいに暑い日が続くと、水やりをやって植物が生き返ると、人間のほうも生き返ったような心地になる。

ついでに撮ったのが、いま玄関前に置いている鉢。
ペチュニア・ブリエッタとダイアモンド・フロスト
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(04)
(05)

シルバ

20110710

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作出年: 1963年
作出国: フランス
作出者: メイアン
花 色: ピンク?
開花期: 四季咲き
分 類: ハイブリッド、ティ、ローズ

この薔薇とは関係ありませんが、SILVA姐さんの「赤いバラ」歌詞です。

作詞:SILVA作曲:村山晋一郎・SILVA

バラのように可憐で 一途な彼女
恋を失い棘で 心に囲いを付けた
女が一番輝く 時を奪ってた
あなたなんて罪な人

花びら落としましょう 私と一緒に
明日の風が今日を 追い越していくだけ
愛してたと思えば 悔むけれど
愛されていくことを
望めばまた花は咲く
陽のない過去を
連れてても
いつか新しい
繭をつけて誇れるわ
色づく赤を全部
燃やしてしまおう
悲しみなんて
今日を追い越してくだけ
花びら落としましょう
私と一緒に
明日の風が今日を
追い越していくだけ

笑いましよう恋なんてと
染め上げる喜びも
どうか知って悔まずに
色づく赤を全部
燃やしてしまおう
悲しみなんて
今日を追い越してくだけ
見る目のないあなたに
彼女はつぷやく
気を付けて棘に
毒を塗っておいたから
…なんて

プリンセス・トヨトミ/万城目学

20110706

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第141回直木賞候補作『鹿男あをによし』と『鴨川ホルモー』に続く「関西三部作」のひとつ。
400年にわたりあるものを守り続けてきた大阪の男たちと、それを知らずに大阪へやってきた会計検査院との攻防を軸に、親子の絆を描いたパラレルワールド的な作品。

あらすじ:
5月31日の木曜日、午後4時。突如として大阪府で一切の営業活動、商業活動が一斉に停止した。物語はそこからさかのぼること10日前、東京から訪れた会計検査院の調査官3人と、空堀商店街に住む2人の中学生の、一見何の関わりもない行動を中心に描かれる。
会計検査院第六局所属の松平・鳥居・旭の3人は実地検査のため大阪を訪れる。そのリストの中には謎の団体「社団法人OJO」が入っていたが、期間中にOJOの検査をできないまま一旦帰京する。一方、空堀中学校に通う大輔と茶子は幼馴染。長い間女の子になりたいと思っていた大輔はセーラー服姿で登校することを夢に見て、実行に移す。しかし、彼を待っていたのは壮絶ないじめであった。
週が明けて火曜日、ある理由で大阪に残っていた松平はOJOの実地検査ができることを知り、現地へと向かう。一方の大輔はその日、担任教師に早退を命じられ、父親とともにある場所へと行くことになる。松平と大輔の2人が見たものは地下に眠る「大阪国」であり、大輔は父が大阪国の総理大臣であることを告げられる。
「大阪国」は35年間で国から175億円もの補助金を受けていたが、肝心なことを国との条約を盾に語らない。松平はこの「大阪国」の不正を明るみにするために対決することに。そんな中、大輔へのいじめがエスカレートし、茶子はいじめた相手への襲撃を決行するが、そのことが思いもよらぬ事態へと発展する。
それぞれの思惑と誤解が交錯したとき、長く閉ざされていた歴史の扉が開かれる。

主要キャスト:
松平 元(まつだいら はじめ)
会計検査院第六局副長。39歳。国家公務員1種試験をトップ合格しながら、「検査がしたい」との理由で名だたる省庁の誘いを断って検査院に入った。卓越した調査能力と妥協を許さぬ追求の厳しさから「鬼の松平」と恐れられる。大きな仕事の前には全身の関節を鳴らす癖がある。アイスクリームが好物で、事あるごとに食べる。両親は大阪出身で、すでに他界した元官僚の父親とは長い間確執があった。幼少時に2年半ほど森之宮に住んでいたことがあり、その時に大阪城の異様な光景を目の当たりにしている。
鳥居 忠(とりい ただし)
会計検査院第六局所属。32歳。調査員らしからぬおっちょこちょいな性格で、検査院に入って10年経ってもミスを連発している。しかし、インクの臭いが苦手という体質から書類偽造を見極めたり、予期せず勘が鋭く働いたりすることから、本人の知らないところで「ミラクル鳥居」と呼ばれ、その能力を松平に買われている。恋人がおらず、見合いもうまくいっていないことが検査院内で噂になっている。
旭・ゲーンズブール(あさひ -)
会計検査院第六局所属。29歳。ハーバード大学卒業。国家公務員1種試験をトップ合格し、内閣法制局への出向経験をもつ才女。日本人とフランス人のハーフで、すれ違った男性のほとんどが振り返る程の美貌の持ち主。ただしフランス語は話せず、代わりに英語が堪能で、何故か大阪弁も話せる。会計検査院に来たのにはある理由がある。ファーストネームである「旭」と呼ばれることを嫌うなど、鳥居にはやや冷めた態度を取っている。
真田 大輔(さなだ だいすけ)
大阪市立空堀中学校二年生。小学生の頃から女性になることに憧れ、男物の服装でいることに抵抗を感じていた(ただし男性を恋愛対象として見ているわけではない)。セーラー姿で登校したことをきっかけにいじめの対象になるが、頑なに男子制服を着ることを拒む。しかし運動が苦手な肥満体質で、セーラー服姿は似合わない。
橋場 茶子(はしば ちゃこ)
空堀中学校二年生。陸上部員。2歳の時に交通事故で両親を亡くし、自身を引き取った叔母(宗右衛門町でスナックを経営)と大輔の家族によって育てられた。正義感の強い男勝りな性格で、小さい頃からよくいじめの対象になる大輔をいつも守っていた。大輔からはセーラー姿で登校することを最初に打ち明けられている。


私がこの本を読み始めたのは、映画のCMが面白そうで、映画を見る前に原作を読んでおこうかなと。
それからタイトルの「プリンセス・トヨトミ」って、なんだかすごく面白そうだった。
タイトル勝ち!!

読んで私がはまったのは、この本のテーマの、父と子の絆。
私が自分の父親のことを理解出来るようになったのは、自分も子供を持って、仕事上でも責任をまかされるようになってからだ。
父親から「あの時はこうで、あの時はどうだった」と説明を受けたことは無かったが、自分の子供のころの断片的な記憶から、平凡に見えていた父親が、成功はしなかったがチャレンジはけっこうしていたんだな、と理解できたのは父親が亡くなる数年まえだった。
「親父、お疲れ様」と接することは、辛うじて数年出来た。

大阪には、男だけの世界がある。
父が息子にあることを伝承していくことで、それは支えられている、女性はなんにも知らないんだというストーリー。
でも、小説では最後に、実は女性はぜんぶ知っていて、その男たちの伝承を見守っているのだ、というオチが用意されている。「バカだねえ、大阪の男たちは」とつぶやいて、知らないことにしてあげる心優しい女性が描かれている。
これは、泣かせるよね。
映画では、それが活かされていないようです。


ちょっと調べたら、かなりずっこけた(笑)
小説で、旭・ゲーンズブールはものすごいカッコいい。それでいてネタばれになるから書かないが、思いもかけない一面も持っている、魅力的な女性だ。
それを綾瀬はるかがやるのかと嬉しく思っていたら、映画ではそうじゃないんだと。
どうも綾瀬はるかには、いままでの定評あるドジ・キャラをやらせたかったらしい。
それで、大阪国総理と対峙する会計検査院の松平の部下2人の性別を入れ替えてしまった。「原作ではミラクル鳥居は男だけど、あのミラクルぶりは綾瀬はるかにしか出せない」として男女逆転をしてしまったと。
おそらく映画を作った人たちは、万城目学のことが好きで(作品じゃなく)、ドラマ『鹿男あをによし』を愛していて、ドジな綾瀬はるかにゾッコンなのだろう。そうとしか思えない。

主要キャストである会計検査院の調査員三人は、小説ではそれぞれ個性的なキャラクター。
クールな調査官のボス「松平」
ハーフで長身の、切れ者の美女「旭・ゲンズブール」
小柄でどじな男「鳥居」。

何日もかけて読まれるストーリーを、映画ではわずか数時間で表現するわけで、当然いろんな部分をカットしなければならない。
それは、小説を読んでから映画を見るときには覚悟の上だが、あの三人のキャラはそのままにしておいて欲しかったな。

まあ、それでも映画も見るよ。
小説とはまったく別物のエンターティンメントとして。


深海のYrr(イール)/フランク・シェッツィング

20110704

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昨日、夕食を食べながら見ていた番組「夢の扉」で、「日本を資源大国にする男」として、東京大学大学院准教授「増田昌敬」氏及び産業技術総合研究所が取り上げられていた。
その資源とはメタンハイドレートのことである。
メタンハイドレートとは、「燃える氷」とも言われ、天然ガスの主成分であるメタンが、高圧・低温の海底下や凍土下でシャーベット状に固まったもの。
1990年代には日本の領海内に、日本で消費される天然ガスの約90年分に相当する埋蔵量があるとの研究報告も発表され、「日本資源大国論」が盛り上がることもあった。だが、それは遥か彼方の深海の世界。数年前までは科学的な研究対象でしかなく、メタンハイドレートの採掘や商業利用は夢の領域だった。
しかし、ここへきてメタンハイドレートを見直す気運と期待が急速に高まってきた。背景にあるのは、経済環境の変化、豊富な資源量、技術の進歩の3点に集約される。
かなり技術的にも実用の領域に入ってきたらしい。
いま「新エネルギー」の開発は、ものすごく喜ばしいことだ。

私がメタンハイドレートについて知ったのは、表題の小説の中である。
3年くらい前に読んで気に入って、そろそろまた読み返そうと思っていたところ。
これを機に、また読み始めた。

『深海のYrr(イール)』(原題: Der Schwarm)はドイツの作家フランク・シェッツィングによる長編海洋冒険小説。
取材に4年をかけ2004年にドイツで発表され、ドイツ国内で200万部を超えるベストセラーになり「ダ・ヴィンチ・コード」から首位を奪った。2008年4月に日本でも早川書房ハヤカワ文庫NVから北川和代の翻訳で全3巻(上中下)が出版された。

あらすじ:
ノルウェー海で発見された無数のゴカイが、海底でメタンハイドレートの層を掘り続けていることが海洋生物学者のヨハンソンより判明した。カナダ西岸ではクジラ等の群れが船を襲い、クジラの研究者のアナワクが調査を始めた。同じころ、世界各地でも猛毒のクラゲやバクテリア(フィエステリア)が潜むロブスターが猛威をふるった。
ヨハンソンとゴカイの調査を続けるボアマンがゴカイによる大陸斜面の崩壊を危惧したが時すでに遅く、ヨーロッパ北部の都市は30mを超える大津波によって壊滅した。ついにアメリカが立ち上がって世界中の科学者が女性司令官リーのもとに集められ、異常事態の原因の調査がはじまった。その矢先、フィエステリアを搭載したカニがアメリカの都市を襲う。
研究者たちの実験、研究の結果、異常行動をとった生物が、共通の物質「形のないゼラチン質」を持っていたことが判明。そして中東国による生物兵器テロ説など様々な憶測が飛び交う中、ヨハンソンは深海の人間以外の知的生命体「yrr」による攻撃だというトンデモ理論を展開しどういうわけか多くの賛成を得た。
その仮説を証明するために、一行はヘリ空母インディペンデンスに乗り込みグリーンランド海へ向かう。
一方、リーやCIA副長官ヴァンダービルトは、アメリカ合衆国、自らのために密かに計画を進めていた…。


この本を読むまで知らなかったことだが、海底にはメタンハイドレートと呼ばれる地層がある。これがこの小説では、地球的規模の大変動をもたらす主役級の働きをするのであるが、物語の中で女子学生がリスクの高いこの地層について「何かで読んだのですが日本がメタンを採掘しようとしているそうですが」と日本の資源開発に向けられた貪欲性を皮肉るシーンがある。
小説ではまだまだ技術的に進展していなくて、科学者たちが四苦八苦する様が描かれているのだが、「おいおい、日本、そんなことしていいのかい」とまさに目の当たりにしているみたいなリアリティにただ驚愕するばかりであった。


やがて明らかにされる深海のYrr(イール)とは!
著者の豊かな独創力に脱帽。これまでのSFのどんなモノとも類似性がない。しかも私の頭ではイメージ化しにくい、想像を絶する、とてつもないモノだった。
深海の様子は、意外にも宇宙の状態よりも明らかになっていないのだという。深海とは光のない世界であり、このことが人類の探求に対して大きく立ちふさがっている。
一方で、海から生物が陸上にあがり、進化していき高等生物である人間にまで進化してきたわけだが、海の中でも同じ時間が経過している。
宇宙に人間と同じような生物が存在する可能性を期待するなら、当然何もわかっていない深海に人間と同等、あるいはもっと高等な生物の存在の可能性も、確かにある!

それを語っているのが、この本なのだ。
そして、海を汚し放題に汚してきた人類への報復!

地球上、いたるところで発生した海洋生物の人類への攻撃。何が深海で起こっているのか。
このために現在の先端科学、先進技術が総動員される。海洋生物学、海洋哺乳類研究、環境保護思想、地球物理学、海流学、地質学、生命科学、音声分析、地球外知的生命探索、数学、記号解読学、分子生物学、微生物研究、遺伝子工学、人工知能、脳神経分析、そして軍事用テクノロジー、さらに進化論から哲学、神学論など。
それが安手のSFにあるようないい加減な知識のひけらかしではない。一本筋の通った見識の集積だと思う。この重装備された「信憑性」によって読者は深海の謎には実体があるに違いないと確信にいたる。この迫真性があって傑作の折り紙がつけられるのが本格ハードSFなのだろう。

進化の頂点に立った人類のおごりに対する警鐘であると本気になって受け止めざるを得ないシリアスな思索が底流にある。
「面白くてためになる」。傑作の大長編小説だと思う。


第6番神木(しぼく)不動尊等覚院/関東三十六不動めぐり

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6月29日に川崎の「神木不動尊」に行ってきました。
車で行ったので、向ヶ丘遊園駅までカーナビを頼りに行き、そこから案内図をもとに行ったが、スムーズに着いた。
駐車場に車を置いて歩き出すと、大きな山門がそびえている。
明治31年建立
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山門をくぐりぬけるとき、上を見たら天女が描かれていた。これは珍しい。
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山門から正面を見ると、石段の両側を中心に緑の植え込みが鮮やか。
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緋色に咲く江戸霧島つつじの大株や琉球つつじ、平戸つつじ、大紫つつじ等が約二千株あり、花が咲くと壮観である。東国花の寺百ケ寺に選ばれている。

植え込みの中に「瀧不動」がチョコンと座していた。
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石段の手前左側に絵馬堂があり、のぞいてびっくりした。
この寺は、ぜんそく封じの寺として知られており、ぜんそくだけでなく癌など難病の方のよりどころとなっているようだ。その願いのしるしである。
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石段をあがって、水屋で浄める。安政7年建立。
水盤の足が見事だ。
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本堂で、本尊の不動明王にお参りする。
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「神木」の不動尊由来:
 その昔、日本武尊が東夷征伐の途上にあって疲労の極みに至った時、何処とも無く現れた白鶴に導かれ、間もなく当地にて泉水を得た。不思議なことにこの湧き水を飲むや忽ち疲労は癒えて、体中に英気が漲った。
尊はこの泉を神の霊水と知り、御礼にこの地に一本の木を手植えた。この木が後に神の木と崇められ、当地を「神木」、泉の辺りを「鶴ケ谷戸」と称するようになった。
 智證大師円珍は東国巡錫の折りこの泉に至り不動明王の霊告を得、日本武専を救った泉が不動の泉であったこと知り、この霊木を以って不動明王の御姿を刻んだ。更に大師が一宇を建立し、この一尺五寸の不動明王立像を本尊として安置したのが当院の始まりである。
現在は、薬師如来を合祀し天台宗に属し、比叡山延暦寺の末寺である。

本尊の「神木不動尊」
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ご朱印をいただいた。
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帰りがけ石段の上から、山門の屋根の向こうに街と、浮かぶ雲が気持ちよく広がっていた。
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四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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