『居眠り磐音 江戸双紙』第7巻「「狐火ノ杜」&第8巻「朔風の岸」/佐伯泰英

20120331

第7巻「「狐火ノ杜」
120228iwane07.jpg

この巻での大きな出来事は、一つは紅葉狩りに磐音、品川柳次郎、中川淳庵、おこん、幸吉およびおそめで品川外れの海晏寺に繰り出す。そこで直参旗本のやくざ連中にからまれ、磐音が相手をする。
もう一つは、加賀の金沢で縁を持った鶴吉と再会する。鶴吉は花川戸の三味線造りの名人の次男だった。長男の富太郎との後継者争い、浅草門前町の楊枝屋の看板娘お銀とどちらが添い遂げるのか、その二人に香具師の倅長太郎までもからんでのいざこざから鶴吉は身を引くことにし、江戸を離れていたのだった。
ところが富太郎と一緒になったお銀が長太郎とくっついてしまい、かなり悪事をしているとのことで、親父の仇討ちのため鶴吉が戻ってきたのである。
また一つは、中川淳庵が行徳浜に住む先輩医師の見舞いに出かけるのを用心棒するが、中川淳庵を付け狙う裏本願寺別院派の血覚上人一味らに襲われるのに立ち向かう。
さらに一つ、王子稲荷に主の吉衛門の代参としてお参りする由蔵とおこんの用心棒として同行した磐音だが、おこんがかどわかされるという磐音にとって大事件となる。

この当時の江戸近郊の紅葉の名所は、品川北馬場の万松山東海禅寺、東叡山清水堂、谷中天王寺、滝野川、高田穴八幡、大塚護国寺、品川外れの海晏寺の名前があがっている。
そういえば東京で紅葉狩りをしたことが無かった。今年の秋には、どこが今でも風情が残っているのか調べて行ってみようか。

お銀と長太郎がしている悪事とは、千石船を沖合に浮かべて博打場としている。それを襲撃する磐音たちは、浜町河岸から川口橋をくぐって大川に出て、石川島、佃島、越中島の近くを通り海辺新田から木場の沖を東進して平井新田の沖まで行く。

話の筋にはまったく関係が無いが、七五三の宮参りの内訳が載っていた。もう娘二人が成人してしまっていると言うのに、読んでみたらきちんと正確に知らなかった(汗)
恥ずかしい話しである(笑)
三歳は、男女ともに頭髪を伸ばし始める儀式で「髪置」という。
五歳の男の子は、裃を着せて氏神詣でをするので、「袴着」という。
七歳の女の子の祝いは「帯解」という。

江戸の中央から「成田参り」をするのに船で江戸を抜けるルートが紹介されていた。日本橋川の鎧の渡しで船に乗り込み、大川を横断して小名木川に入り、中川を渡り、さらに新川に入って行徳河岸に到着する。

この巻で、磐音が真剣で相対する流派は、「洗心流」、「南蛮流片手突き」、「円明流」、「田宮流」、「当流居合い」、「深甚流」である。


第8巻「朔風の岸」
120330iwane08.jpg

タイトルになっている「朔風」とは、北方から吹き込む冷たい風のこと。
この巻での大きな出来事は、一つは尾張町草履商備後屋で正月元旦の祝いの席で屠蘇に石見銀山が入れられて家族、奉公人が揃って毒殺される事件が起こる。
もう一つは、寄合旗本大久保家が知行地である伊豆の修禅寺の湯治場で暮らしを凌ぐため細々と賭場を開いていたが、これをやくざに乗っ取られて、近在の百姓、湯治客に迷惑がかかっているのを用心棒として同行し、解決する。
そしてまた、「解体新書」を発行した中川淳庵らを付け狙う裏本願寺別院派の血覚上人一味らを操る人物が、戸遠江横須賀藩のご隠居、御奏者番を務めたこともある「西尾玄楽」、「鐘淵のお屋形様」と呼ばれる人物であることが判明した。そして中川淳庵が一味に攫われてしまう。中川淳庵が小浜藩出入りの医師であり、小浜藩は老中を出す家柄故、南町奉行所の笹塚孫一の手配で横須賀藩も青くなり西尾玄楽を孤立させ、事件は磐音の活躍で片付く。

奈緒改め「白鶴太夫」の浮世絵で名を上げた絵師北尾重政と磐音が知り合う。北尾重政は磐音と白鶴太夫の悲しい宿命の仲を知る。
また北尾重政は両国小町のおこんを描きたいと口説いている人物でもある。

磐音の身辺では、妹の伊代が嫁ぐことになり、磐音はおこんと越後屋の初売りに行き、おこんに祝いの品を見立ててもらう。加賀友禅と花籠文様象牙櫛と揃いの簪であり、磐音と今津屋からの祝いの品である。

この巻で、正月の行事が出てくる。元旦の朝の行事として、若水を汲んで福茶を入れて飲む。甲州梅、大豆、山椒の粒を煮たてて作るのが福茶。
私が生まれ育った信州の家では、父親が井戸から若水を汲んでお茶を沸かしていた。お茶は普通のお茶だった。現在の私の家は富山の習慣となっているが、若水は汲みようがなく水道の水(笑)で梅茶を入れている。
磐音があいさつに参った今津屋の床の間には、三方に松竹梅が飾られ、その手前に米が敷かれた上に橙、蜜柑、橘、串柿、伊勢海老などが盛りつけられた「蓬莱」が飾られていた。
それから「屠蘇」については、出入りの医師が患家に配る習わしで、赤い絹の袋に入れられ、年末から井戸水に浸してあったものを、若水取りのときに取り上げて、銚子の酒に入れるとあった。

この巻で、磐音が真剣で相対する流派は、「田宮流」、「神武一刀流」、「中条家流」、「三徳流」、「戸田一刀流」である。




スポンサーサイト

龍(3)/聖天宮(埼玉県坂戸市)

20120328

いよいよ最終回になりますが、前殿と本殿を結ぶ回廊から。
120328seiten01.jpg

回廊の壁には、いろいろな神が描かれ、天井には龍などの絵があります。
120328seiten02.jpg

龍と鳳凰
120328seiten03.jpg

麒麟(頭が龍)と霊亀
120328seiten04.jpg


120328seiten05.jpg

雙龍
120328seiten06.jpg

三つ巴の龍
120328seiten07.jpg

本殿です。
120328seiten08.jpg

本殿の前には「九龍網」があります。
120328seiten09.jpg

一枚の岩から彫り出された九頭の龍で、中央の龍の右手には力の象徴である「龍玉」、左手には神の威令を表す「旗旄」が握られています。
120328seiten10.jpg


120328seiten11.jpg

本殿の正面に二本の「龍鳳柱」があります。
120328seiten12.jpg

台湾の「観音山」で取れる高さ5mの「観音石」の一本柱に施された彫刻です。上には龍、下には鳳凰が彫られています。龍は「陽」を表し、鳳凰は「陰」を表し、皇帝と皇后の象徴でもあります。
120328seiten13.jpg

龍の彫刻
120328seiten14.jpg

屋根の上に龍が
120328seiten15.jpg


120328seiten16.jpg


120328seiten17.jpg


120328seiten18.jpg

本殿には、中央に「三清道祖」が祀られています。
「三清道祖」とは「道徳天尊」、「元始天尊」、「霊寶天尊」のことです。
その他にもいろいろな神か祀られていました。
正式な参拝の方法を係の人に教えてもらいながら、三本の線香で参拝しました。膝をつき手の甲を床につけて拝礼するやり方です。拝礼は12回行います。

香炉の龍
120328seiten19.jpg

龍の彫刻
120328seiten20.jpg

天井にあった龍の絵
120328seiten21.jpg

控室みたいなところの天井の格子毎に龍の彫刻が
120328seiten22.jpg



(了)





007・白紙委任状/ジェフリー・ディーヴァー

20120325

120321bond.jpg

NHKの本を紹介する番組で推薦されていた。007の映画は幾つ持っているのかな、と思い数えてみたら9本持っている。半分くらいかなあ。割と好きな映画だが、本は読んだことがなかった。
その番組で、この本を推薦する理由は、新しい著者になって面白いのだという。
新しい著者ジェフリー・ディーヴァーは、「ボーンコレクター」でベストセラー作家となった作家だ。
そのディーヴァー・ワールドに、ジェームズ・ポンドという古くて新しいヒーローが乗りこんできたわけだ。
「1953年にイアン・フレミングが生み出した世界一有名なキャラクターを、数百万の読者を失望させることなく現代に蘇らせること」、作者ジェフリー・ディーヴァーは、フレミング財団から与えられた、そのきわめて難度の高いミッションをみごとに成功させたと言えると、番組では紹介していた。

彼が書いたんなら面白いだろう、という期待どおりのものだった。

事件はセルビアで起こる。イギリス政府通信本部が傍受した一道の電子メールがすべての発端だった。
 ……20日金曜夜の計画を確認。当日の死傷者は数千に上る見込み。イギリスの国益にも打撃が予想される……
数千の死傷者 - 五日後の20日金曜日に、イギリス国内のどこかで大規模なテロが計画されているということだろうか。
 唯一の辛がかりは、続けて傍受された、同一人物から仲間の一人に発信されたと思しきもう一通のメールだった。送信者は、打ち合わせ場所として、セルビア共和国内のレストランを指定していた。

 指令を受けたジェームズ・ボンドは、急遽セルビアに飛んで、事件に遭遇する。
そして、ポンドの追跡を逃れてセルビアから脱出した男は、その後、イギリス国内に戻っていた。この地球上で唯一、ポンドがODGのエージェントとして活動する権限を持たない場所 - ふだんならミッションと同時に与えられる〝白紙委任状〟が無効になる地域だった。

あとがきに寄れば、悪役たちが作る世界は、どちらかと言えばジェフリー・ディーヴアーの領分に属している。常人の理解を越えるものであるとはいえ、その人物なりに一本筋の通った価値観とロジックを持った、どこか不気味な人物。自らに課した〝任務″に対しては、よくも悪くもひたむきで真摯な姿勢を崩さない。
ジェットコースターのようなうねりとスピード感、幾重ものどんでん返しが終盤に待ち構えるストーリー展開には、ディーヴァーの持ち味が存分に発揮されている。最後の一ページを読み終えるまで、一瞬たりとも気が抜けない。

ディーヴァー作007は「敵と陰謀の正体」を突き止めるプロセス、つまり謎解きに傾斜がかかったストーリーになっています。
アイリッシュマンを追うボンド、ボンドの追求をかわすアイリッシュマン、ボンドをターゲットにするアイリッシュマンの必殺の罠。
そして読者がたっぷりとミスディレクションにはめられたところで巨悪の正体が明らかになる。ただ巨悪といっても、諜報機関が対象にする国際的陰謀団の首魁というよりも警察組織が追う凶悪犯に近いイメージ。アイリッシュマンとの派手なバイオレンスシーンはたっぷりありますが、明らかにされた大陰謀を粉砕するアクションは思いのほかあっさりしています。
いままでのような、スーパーマン・ボンドのスーパーマン的アクションは無かった。
だから、逆に新鮮に楽しめた。

ボンドを助ける組織の女性たちも、実に魅力的だ。
映画では、美人だくらいしかわからないが、本で読むとまったく素敵なんだな、これが(笑)
情報アナリスト、オフィーリア・メイデンストーン、通称「フィリー」。
ボンドのアシスタント、メアリー・グッドナイト。
長官のアシスタント、マニー・ペニー。

今回、ボンドと深くかかわる女性は二人。
紛争地域に大規模な食糧援助を主催する行動的な女性フェリシティ・ウィリング。
極めて厳格な黒人警官ベッカ・ジョルダーン

ボンドは誰のベッドにもぐりこむのか?
これも、楽しいお約束であり、きちんと新しい作者も楽しませてくれた(笑)

龍(2)/聖天宮(埼玉県坂戸市)

20120324

今回は「前殿」です。
120324seiten01.jpg


正面中央には、「九龍柱」が二本立っています。
台湾の「観音山」で取れる高さ5mの「観音石」の一本柱に施された彫刻です。一つの彫り物に九頭の龍を施すのは最高位の神または皇帝しか用いることは出来ません。皇帝の時代には許可なく用いることは反逆とみなされ死罪を伴いました。また「九」の発音は永久の「久」として縁起の良い数です。龍の口、手には力の象徴である「龍玉」があり、天象を左右する時に用いると云われています。
120324seiten02.jpg


120324seiten03.jpg


麒麟の彫刻があります。
頭が龍で身体は鹿、牛の尾と馬の蹄を持つ中国神話の伝説上の動物です。
120324seiten04.jpg

龍の彫刻や絵がそこらじゅうにあります。
120324seiten05.jpg


120324seiten06.jpg


120324seiten07.jpg


120324seiten08.jpg


屋根にも龍が
120324seiten09.jpg


120324seiten10.jpg


120324seiten11.jpg

内部の天井にも無数の彫刻が
120324seiten12.jpg

前殿の本殿に向かい合う側には、「双龍柱」が二本立っています。
台湾の「観音山」で取れる高さ5mの「観音石」の一本柱に施された彫刻です。絡み合った二頭の龍が彫られ、間には雲に乗った神様も彫られています。柱の下には鯉が彫られ「鯉」が「龍」になる中国の伝説を表しています。「登龍門」はその云われとされています。
120324seiten13.jpg


120324seiten14.jpg


前殿の内部の壁には、「如意四位正神」、「鎮守宝殿山門神」、「四大天王」などの像が置かれ、描かれています。
120324seiten15.jpg


120324seiten16.jpg


(続く)



龍(1)/聖天宮(埼玉県坂戸市)

20120321

このあいだの土曜日、朝日新聞の埼玉ページに「聖天宮の龍季祭」が日曜にあるとの記事が載った。今年はテーマの一つに龍を取り上げているので、とりあえず日曜に行ってみた。
行ってみたら、のけぞってしまった。
お祭りにではなく、建物にである。ものすごいものだ。

それが、よくテニスをやる場所から車でわずか5、6分ほどの場所だったとは!!
そっちの方向には、まったく足を向けなかったので知らなかった。
場所は、埼玉県坂戸市塚越51-1 です。
昨日あらためて写真を撮りにいってきました。
(「龍季祭」については後で載せます)

聖天宮は、台湾の伝統宗教、道教のお宮(道教宮観)である。道教の最高神・三清道祖(元始天尊、道徳天尊、霊寶天尊)と道教の神々が祭祀されている。
聖天宮は台湾出身の康國典(こう こくてん)大法師が建立した。大法師は、若くして不治の大病を患ったが「三清道祖」に祈願し、7年の闘病生活を経て病が完治した。大法師は感謝の気持ちを抱き、他の多くの人々も自身と同じように「三清道祖」にすがれるようお宮を建てることにした。建立地を探していたところ、日本国埼玉県坂戸市に建立するようお告げがあったため、同地に聖天宮を建立することになったという。
聖天宮は、1981年より着工し、15年の歳月を経て、1995年に開廟した。現存する道教のお宮としては日本国内最大級である。装飾品は、台湾より運び、台湾の宮大工によって建造された。
日本での道教のお宮としては最大だそうです。

いやあ、すごいものです。
わざわざ台湾の宮大工を連れてきて、15年の歳月!!
どれだけ費用がかかったんだろう??

主な建物としては、「天門」、「前殿」、「鐘楼」、「鼓楼」、「回廊」、「本殿」があります。
「天門」
120321seiten01.jpg

中央に「前殿」、右が「鐘楼」、左が「鼓楼」
120321seiten02.jpg

「回廊」
120321seiten03.jpg

「本殿」
120321seiten04.jpg


龍を中心に撮ってきました。
案内の人の説明では、三千匹の龍が居るとかで、主なものだけ紹介します。

何回かに分けて掲載します。まずは「天門」。
120321seiten05.jpg

彫刻と装飾がすごい。
120321seiten06.jpg

銘版の左右に龍、下に麒麟(頭が龍)
120321seiten07.jpg

入り口の左右には愛嬌のある獅子が
120321seiten08.jpg

入り口に肩のところに龍
120321seiten09.jpg

屋根には龍だらけです。ガラスとタイルで造られている。
120321seiten10.jpg


120321seiten11.jpg


真ん中の玉をはさんで二匹の龍(親子?)
120321seiten12.jpg


三層の屋根に、左右対称に龍が14匹ですね。
120321seiten13.jpg


120321seiten14.jpg


120321seiten15.jpg



(続く)



ティラミス

20120317

120316tiramis.jpg

2002年6月 京都植物園にて撮影

系 統:HT ハイブリッドティ
作 出:1999年  日本 寺西菊雄氏
花 形:高芯剣弁八重咲き
花 色:淡い茶色
花 径:大輪
香 り:微香
開花性:四季咲き

オレンジ系の淡い銅色のアンティーク調の花色がとてもいいですね。
古代ギリシャ ローマ時代から人々に愛されてきたバラで、中世までは小ぶりだった花も、その後改良され次第に大きく花色も豊富になったそうです。


不朽梅/廣瀬神社(埼玉県狭山市)

20120312

廣瀬神社は、850年の「文徳天皇実録」に名前が出てき、927年編纂の「延喜式神名帳」にも記されている古式ゆかしいお宮です。

境内に入ると、大ケヤキが2本そびえています。樹齢1000年と900年。
手前に写っているのが1000年のほうで、毎年アオバズクの営巣と子育てが観察されます。
120312fukyu01.jpg


社号「廣瀬神社」の文字は、「明治の三筆」と謳われた野村素介の書だそうです。
120312fukyu02.jpg


「不朽の梅」です。
120312fukyu03.jpg


まずは幹に驚きます。
樹齢200年を超えると幹がねじれるそうですが、樹齢400年といいますから、これだけねじれてしまっているのでしょう。
120312fukyu04.jpg


120312fukyu05.jpg


120312fukyu06.jpg


ただいま、3分咲きといったところでしょうか。
120312fukyu07.jpg


120312fukyu08.jpg


120312fukyu09.jpg


120312fukyu10.jpg


一緒に見ていたカミさんが、こんな歌をつぶやきました。

君ならで たれにか見せむ 梅の花 
色をも香をも 知る人ぞ知る


これは紀友則の歌です。

むむ、俺だって知ってるぞと

心あらば とはましものを 梅が香に 
たが里よりか にほひ来つらん


これは言いにくいので、見事に噛みましたが(笑)

源俊頼朝臣の歌ですね。

第19番目黄不動尊・最勝寺/関東36不動めぐり

20120311

東日本大震災から1年経ちました。
震災に会われた方には、なんとお言葉をかけたらいいのやら、言葉につまります。
復興の道のりが遠いですね。

震災が起こった直後、「これで復興需要がおこる」なんて口走った人が首相では仕方ないのかもしれませんが、
復興にも、脱原発にも、政府が冷た過ぎるように見えてなりません。

さて、2月27日にお参りしていたんですが、アップが遅れていました。
ホームページにアップしたものを、ご覧ください。
http://www.lares.dti.ne.jp/~taka-ino/mekifudou.html


関東36不動めぐりのトップページ
http://www.lares.dti.ne.jp/~taka-ino/kantou36fudoutop.html




『居眠り磐音 江戸地図』

20120307


「居眠り磐音 江戸双紙」の強い味方ができた(嬉)
「居眠り磐音」版の江戸地図である。
新聞に広告が載っていたので、すぐにアマゾンで注文したのだが、注文が殺到したらしくて1ケ月以上待たされた。

広げると縦75cm、横80cmの大きな一枚の絵図。

便利なのは、索引帳がついていて、たとえば「鬼子母神」は、第18巻「捨離ノ川」に登場して、地図での位置は「B-01」だということで探すと位置がわかる。

まずは、磐音の暮らすあたりである。「新大橋」の近く「六間堀」の「金兵衛長屋」である。「宮戸川」も載っている。
最近「ブラタモリ」で六間堀を取り上げていたが、NHKのドラマで「居眠り磐音」を放送しているからなのか、タモリ氏が「居眠り磐音」を読んでいるからなのか。
永代橋をくぐれば、もう海である。


吉原乗り込みは船で行くのが便利なのがよくわかる。
何かと話題のスカイツリーの場所も載っている(笑)
下のほうに、盟友品川柳次郎と竹村武左衛門の住まいが載っている。


増上寺は海の傍だったことがよくわかる。三解脱門からの海の眺めは、さぞや見事だったに違いない。
赤坂の「溜池」の大きかったことには驚く。


「四ツ谷大木戸」までが江戸であった。
この間、「ブラタモリ」で「内藤新宿」をやっていたが、新宿御苑が内藤家の庭園だったことを知った。新宿御苑の住所は今でも「新宿区内藤町」である。
内藤さんが出てきていたが、維新でとりあげられなかったら、と恨んでいることだろうな。
JR市ヶ谷駅の位置を見ると、昔の「外堀」は広かったことがわかる。


神田神保町の「佐々木道場」である。豊後関前藩上屋敷がすぐ近くにあるので、磐音が通ったのもよくわかる。
将軍御側役の速水左近がしょっちゅう佐々木道場に顔を出していたのもよくわかった。
最近matsumoさんに教わって、近々行こうと思っている「牛天神」が東京トームのすぐ近くにある。


最近梅を見に行った「湯島天神」のまわりを眺めてみた。


というわけで、この江戸地図を眺めていると、まったく飽きない(笑)
いいものを手に入れた(嬉)



(当初、地図のコピーを説明に挿入していましたが、著作権侵害にあたることがわかりましたので、削除しました)


龍/湯島天神(東京)

20120304

2月27日に湯島天神に、梅を撮るのが目的で行きましたが、境内に龍の彫刻があったので、撮ってきたものをまとめて紹介します。
JR御徒町から行くと、夫婦坂を登って境内に入ることになります。
120304yushima01.jpg

夫婦坂の中間にあるのが「登竜門」で、ここに龍の彫刻があります。

登竜門の外面に、鯉の彫刻と並んで右側に龍の彫刻があります。
120304yushima02.jpg


120304yushima03.jpg


拡大。ちょっと、おどけた感じの龍ですね。
120304yushima03a.jpg


登竜門をくぐって、振り返ると門の内面にも、やはり鯉と並んで右側に龍の彫刻があります。
120304yushima04.jpg


120304yushima05.jpg


拡大。こちらは「双龍」ですね。
120304yushima05a.jpg


夫婦坂を登りきると、右手の回廊に戸隠神社があります。
120304yushima06.jpg


120304yushima07.jpg


回廊にもいろいろな彫刻がありますが、ちょうど戸隠神社の前に龍の彫刻があります。
120304yushima08.jpg


拡大
120304yushima08a.jpg


授与所の軒先にも、いろいろな彫刻があり、鳳凰や麒麟と一緒に龍の彫刻が二つあります。
120304yushima09.jpg


龍の彫刻
120304yushima10.jpg


拡大
120304yushima10a.jpg


もう一つは「飛龍」ですね。
120304yushima11.jpg


拡大
120304yushima11a.jpg



(了)

湯島天神

20120302

2/27に、梅を撮りに行きましたが、一緒にいろいろな写真を撮ってきたので、それをアップします。

湯島天神は、社伝によれば、雄略天皇2年(458年)1月、雄略天皇の勅命により天之手力雄命(あめのたぢからをのみこと)を祀る神社として創建されたと伝えられている。南北朝時代の正平10年(1355年)、住民の請願により菅原道真を勧請して合祀した。この時をもって正式な創建とする説もある。当の湯島天満宮では458年創建としている。
徳川家康が江戸城に入ってから徳川家の崇敬を受けた。江戸時代には多くの学者・文人が訪れ崇敬を集める一方、享保期には富籤の興行が盛ん(江戸の三富の一つ)になり庶民に親しまれた。
泉鏡花の「婦系図」の舞台として、演劇に映画に歌謡曲に「湯島の白梅」の名を高らしめた。

JR御徒町から行ったので、夫婦坂から入りました。
120301yushima01.jpg


正面からだと、「正面鳥居」から入ります。
鳥居の起源については、天照大御神(あまてらすおおみかみ)が天の岩屋にお隠れになった際に、八百万の神々が鶏を鳴かせましたが、このとき鶏が止まった木を鳥居の起源であるとする説などがあります。
これは、銅製の明神鳥居ですね。
120301yushima02.jpg


120301yushima03.jpg


もう一つ「唐門」があります。
120301yushima04.jpg


門扉に牛の彫刻がありました。
120301yushima05.jpg


唐門の前に、立派な「珪化木」が置いてありました。奉納されたものでしょう。
120301yushima06.jpg


本殿の建築様式は権現造である。合格祈願でしょうか、列をなしています。
120301yushima07.jpg


狛犬が屋台に挟まれてしまって、可哀想でしたね。
120301yushima08.jpg


120301yushima09.jpg


宝物殿の壁に、いろいろな神話などのの彫刻が、可愛い図柄で飾ってありました。
120301yushima10.jpg


正面入り口の上は、唐子が梅の紋を支えています。
120301yushima11.jpg


「因幡の白ウサギ」
120301yushima12.jpg


「海彦、山彦」
120301yushima13.jpg


「弁慶と牛若丸」
120301yushima14.jpg


天神様といえば、牛ですね。
120301yushima15.jpg


120301yushima16.jpg


場所が場所だけに、ものすごい「合格祈願の絵馬」の山。このような山が5ケ所ありましたよ。
120301yushima17.jpg


120301yushima18.jpg



プロフィール

四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード

Pagetop