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神代植物公園温室の花/コロカシア・ファラックス、シクンシ、ベニヒモノキ、カメハメハ、蘭(アサヒエビネ、オンシジウム・シャーリー・ベイビー・スウィート・フレグランス、デンドロビウム・パルセニウム、Vanda Bhimayothin×Coeruea)、ベゴニア、フウリンブッソウゲ、ハイビスカス・ワイメアエ

20180929

撮影場所:狭山市緑化植物園
撮影日:2018年9月19日

【コロカシア・ファラックス】
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【シクンシ】
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【ベニヒモノキ】
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【カメハメハ】
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【蘭/アサヒエビネ】
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【蘭/オンシジウム・シャーリー・ベイビー・スウィート・フレグランス】
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【蘭/デンドロビウム・パルセニウム】
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【蘭/Vanda Bhimayothin×Coeruea】
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【ベゴニア】
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【フウリンブッソウゲ】
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【ハイビスカス・ワイメアエ】
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青面金剛庚申塔/馬喰坂上庚申塔群④

20180925

所在地:東京都目黒区目黒3丁目21
撮影日:2018年1月16日

場所は、JR目黒駅と東急東横線祐天寺駅の中間にあり。
幸いグーグルマップに載っているので、それを頼りに訪ねた。
「馬喰坂」を上がりきるあたりの、道より高いところにある。
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ここには4基の庚申塔が集められており、今回は右から三番目を載せる番だが磨滅が激しい為省略し、今回は一番左側の④を紹介する。
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塔身は駒形。
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銘文は、右側に「寛保二壬戌(みずのえいぬ)年」、左側に「十二月吉日」とあり。
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塔身:駒形
主尊:一面六臂青面金剛
日月:浮彫、瑞雲が庇をなす
主尊の特徴:一面六臂
本手:合掌
他の手が持つ法具:法輪、弓、矢、鉾
脇侍:二鶏、三猿
造立年代:寛保2年(1742)

日月は浮彫り。日月を包む瑞雲が庇をなしている。
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全身
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頭や表情は磨滅が激しく不明。
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本手は合掌。
他の手が持つ法具は、右側が上から法輪、弓と辛うじて判別。
左側は上が鉾と辛うじて判別、下はよく判らないが矢であろう。
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青面金剛は左向き邪鬼を踏んで立ち、左右に鶏が居る。
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その下の三猿が、台座の縁に彫られているため、とても小さい。
左右は横向きであることはわかるが、特に中央ははっきりとしていない。
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この庚申塔は磨滅が激しい為、細部は判別が難しいが、
特徴としては、日月を包む瑞雲が庇を形作っていること、三猿がとても小さいことである。



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天草・食場神社の狛犬

20180924

所在地:熊本県天草市亀場町食場53 食場神社拝殿前
撮影日:2018年7月19日

九州旅行の三日目、この日はまずこのお宮に参拝後熊本に出て、九州自動車道を北上して、宗像大社に参拝後、博多に宿泊するという予定です。
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天草・食場神社については、既に記事があります。

その記事を見る


今回の狛犬は、拝殿前に居ます。
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年代:大正10年(1921)奉納
材質:石造
型式:天草型

右側が阿形。たてがみが巻き毛なので獅子。
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耳は垂れ、眉は太く斜め上につり上がっている。目はまん丸ではないがドングリ眼(まなこ)。
口ヒゲは房状に横に流れている。
口は耳の近くまで裂ける大きさ。口を心もち開けて、細かい歯列がびっしり並び、牙はしっかりある。
巻き毛の顎鬚(あごひげ)がぐるっと首を取り巻いている。
たてがみ、胸毛もしっかりある。
落ち着いて、こちらを見つめている感じ。
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左側が吽形。たてがみがまき毛であり獅子。
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耳は垂れ、眉は太く斜め上につり上がっている。口ヒゲは房状に横に流れている。
口は耳の近くまで裂ける大きさ。口を閉じ、歯列は見えない。牙はしっかりと下唇にかぶさっている。
くちびるのたわみは波が多い。
襟巻のようにぐるっと顎鬚(あごひげ)が首を取り巻いている。
たてがみ、胸毛もしっかりある。
ちょっと微笑んで、こちらを注視している感じ。
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前足は真っ直ぐ伸び、後足は蹲踞。
胸毛、たてがみが身体に流れて、前足と後足には走り毛がしっかりとある。
前足の爪も鋭い。体のあちこちに巻き毛が見える。
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尾は、炎形の尾立ち型だが阿形と吽形で微妙に異なる。

阿形は下から7本の炎が立ち、巻き毛はまったく見られず、横の二本は側面に流れる。
中央の太い炎は揺らぎながら真っ直ぐ立っている。
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吽形の尾は、横の二本も立ち、その内一本が高く立ち先端が巻き毛となっている。
中央の太い炎は揺らぎながら真っ直ぐ立っている。
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年代は、大正10年(1921)。
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今回の狛犬も天草型の特徴が随所に見られる。
ます、顔と口がバカデカイ。
ドングリ眼(まなこ)と襟巻のような顎鬚(あごひげ)。
口ヒゲのあるのは、異例。
眉がつり上がっているのだが、静かな表情で、とっつきにくさは感じられない。
尾の形を阿形と吽形で微妙に変えていて、石工の工夫が感じられる。
全体に、天草型をちょっとアレンジした感じで、一風変わった愛すべき狛犬となっている。



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季節の花/紫苑、パンパスグラス、ペンタス、曼珠沙華、ヤブラン、ワタ

20180922

【紫苑 シオン】
撮影場所:狭山市緑化植物園
撮影日:2018年9月19日

学名: Aster tataricus)は、キク科シオン属の多年草。別名はオニノシコグサ(鬼の醜草)、ジュウゴヤソウ(十五夜草)、オモイグサ(思い草)。
中国北部、シベリアなどが原産の多年草で古い時代に渡来した。
草丈は180cmくらいまでになる。
開花期は秋で、周囲に薄紫の舌状花が一重に並び、中央は黄色の筒状花の花を咲かせる。
根および根茎に去痰作用、利尿作用がある。生薬名も植物名と同じく紫苑(しおん)で、杏蘇散(きょうそさん)などの漢方方剤に使われる。
その花の色から紫苑という色名の語源となった。花言葉は「君の事を忘れない」・「遠方にある人を思う」。
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【パンパスグラス】
撮影地:東京都調布市神代植物公園
撮影日:2018年9月17日

シロガネヨシ(学名: Cortaderia selloana)は、イネ科シロガネヨシ属の多年生植物。英名からパンパスグラスとも呼ばれる。
原産地はブラジル、アルゼンチン、チリなどの南米大陸の草原(パンパス)。各国で観賞用に栽培され[3]、日本には明治時代に入ってきた。
高さ2-3m程度と大きく成長し、細長い葉が根元から密生して伸びる。葉は縁が鋭い。
8-10月にかけて、垂直に立ち上がった茎に長さ50-70cmの羽毛のような花穂をつける。雄株と雌株があり、雄株の花穂は細長いのに対し、雌株は幅広く綿毛を持つ。色はややピンクがかった白銀色である[2]。種類によっては矮性のものや、穂の色が紫色のものもある。
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【ペンタス】
撮影地:東京都調布市神代植物公園
撮影日:2018年9月17日

学名:Pentas lanceolata、和名:クササンタンカ、科名 / 属名:アカネ科 / クササンタンカ属(ペンタス属)
熱帯アフリカを原産とする熱帯植物。開花する時期は8〜10月とされ、夏から秋に掛けてが見頃です。暑さに負けずによく開花します。本来は低木状に育ちますが、タネから育てる矮性に改良された品種が小型~中型の鉢物や花壇苗としてよく普及しています。
花言葉は『願い事』『希望がかなう』
花びらが星のような形をしていることから、流れ星に願掛けすることなどにちなんでつけられたといわれています。
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【曼珠沙華】
ヒガンバナ(彼岸花、学名 : Lycoris radiata)は、ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草である。曼珠沙華(マンジュシャゲ、またはマンジュシャカ サンスクリット語 manjusaka の音写)、学名からリコリス・ラジアータとも呼ばれる。
全草有毒な多年生の球根性植物。散形花序で6枚の花弁が放射状につく。
道端などに群生し、9月中旬に赤い花をつけるが、稀に色素形成異常で白みがかった個体[3]もある。その姿は独特で、夏の終わりから秋の初めにかけて、高さ30 - 50cmの枝も葉も節もない花茎が地上に突出し、その先端に苞に包まれた花序が一つだけ付く。苞が破れると5 - 7個前後の花が顔を出す。花は短い柄があって横を向いて開き、全体としてはすべての花が輪生状に外向きに並ぶ。花弁は長さ40mm、幅約5mmと細長く、大きく反り返る。

撮影場所:東京都江東区清澄庭園
撮影日:2014年9月牟23日
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撮影場所:石川県金沢市 金沢城内
撮影日:2017年9月17日
珍しい黄色の花でした。
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たっぷり咲き誇っている景色の写真は、昨年「巾着田」で撮りましたので、そちらの記事で見てください。

巾着田の曼珠沙華を見る



【藪蘭 ヤブラン】
撮影地:東京都調布市神代植物公園
撮影日:2018年9月17日

学名:Liriope muscari)は、キジカクシ科ヤブラン属に属する多年草。別名リリオペ、サマームスカリ。東アジアに分布する。
開花期は夏から秋。花は紫色の小さいもので、穂状に咲く。葉は細長く、先は垂れる。
園芸品種には葉に斑入りのものがあり、庭の木陰で栽培され、花期以外にも鑑賞される。
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【ワタ】
撮影場所:狭山市緑化植物園
撮影日:2016年9月17日
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ワタ属(Gossypium spp.、英: cotton plant)は、アオイ科の属の一つ。約40種の多年草からなる。世界各地の熱帯または亜熱帯地域が原産。子房が発達して形成される朔果 (boll) の内部の種子表面からは白い綿毛が生じ、これを繊維として利用するため栽培される。この繊維は綿(木綿)として利用される。
また、繊維を採取した後の種子から取られた綿実油は、食用油として利用される。油の絞りかすにはポリフェノールのゴシポールが含まれており、有毒であるが、中国では男性用の経口避妊薬として用いられている。
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建田背命(たけたせのみこと)/日本の神々の話

20180921

岡谷冬二氏の『神社の起源と古代朝鮮』の中で、兵庫県豊岡市の式内社海神社(但馬國城崎郡 海神社 名神大)の祭神、海部直の祖として紹介されている。
海部直:
吉備は大和政権に早くから服属し,積極的に朝鮮経営に参加した。吉備海部直は,友ヶ島水道を中心とした紀氏とともに,水軍を率いて朝鮮半島に派遣された。古代の漁労,塩生産,海上交通にたずさわった海人(あま)は大和政権によって海部(あまべ)として編成されたが,この海部が内海地域にも分布していた。

邇芸速日命六世の裔孫で、建斗米命と中名草姫の子。武諸隅命の父。
神服連、海部直、丹波国造、但馬国造などの祖。

『先代旧事本紀』尾張氏系譜では建田背命と表記される。
『勘注系図』では建田勢命と表記される。

『先代旧事本紀』尾張氏系譜によれば、五世孫建斗米には七人の子がある。
建田背(たけだせ)命、建宇那比(たけうなび)命、建多乎利(たけたおり)命、建彌阿久良(たけみあくら)命、建麻利尼(たけまりね)命、建手和邇(たけたわに)命、宇那比姫(うなびひめ)命である。

建田勢命は最初丹波の宰(みこともち)となる。その後山城久世水主村(やましろくぜみずしむら)に移り、さらにその後大和に戻ったとする。建田勢命が大和王権の命を受けて丹波支配を行ったのである。
建田勢命が丹波支配の府を置いたとされる場所は、京丹後市久美浜町海士であり、そこには建田勢命の館跡とされる伝承地があるそうだ。
近くの矢田神社は建田勢命とその子供建諸隅を祀る。
その後山城久世に移り住む。久世とは、現在の京都府城陽市久世であるとのこと。



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三猿庚申塔/馬喰坂上庚申塔群②

20180920

所在地:東京都目黒区目黒3丁目21
撮影日:2018年1月16日

場所は、JR目黒駅と東急東横線祐天寺駅の中間にあり。
幸いグーグルマップに載っているので、それを頼りに訪ねた。
「馬喰坂」を上がりきるあたりの、道より高いところにある。
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ここには4基の庚申塔が集められており、今回は右から二番目のものを紹介する。
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塔身は板碑型。
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銘文は、右側に「延宝八庚申九月吉日」、左側に「道秋禅定門」とあり、
説明板にあるとおり、普通は願文が刻まれているのに対し戒名が刻まれている。
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塔身:板碑型
主尊:三猿
日月:なし
主尊の特徴:右から見ざる・聞かざる・言わざる
造立年代:延宝八年(1680)

全体
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主尊の三猿。
右から見ざる・聞かざる・言わざる
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この庚申塔の特徴は、普通彫られている「庚申待」とか「庚申供養」とかの願文が見当たらず、
戒名が彫られていることである。



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天草・御領神社の狛犬

20180919

所在地:熊本県天草市五和町御領6846 御領神社拝殿前
撮影日:参拝日:2018年7月18日

この日、世界文化遺産・崎津集落を見たあと、本渡地区まで戻ってきましたが、まだ時間があったので本渡地区から北に少し走った御領神社に参拝しました。
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天草・御領神社については、既に記事があります。

その記事を見る


今回の狛犬は、石段を上がりきった拝殿前に居ます。
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年代:大正12年(1923)奉納
材質:石造
型式:天草・玉くわえ型

右側が阿形。巻き毛が少し認められるので獅子。玉をくわえている。
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耳は聞き耳を立てている。眉は横に並び、目はドングリ眼(まなこ)。鼻の穴はまん丸。
口を開けて玉をくわえている。細かい歯列がびっしり並び、牙は目立たないがある。
襟巻のようにぐるっと顎鬚(あごひげ)が首を取り巻いている。
口がバカでかくて、ユーモラスな笑顔。
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右側が吽形。巻き毛が少し認められるので獅子。
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耳は聞き耳を立てている。眉は横に並び、目はドングリ眼(まなこ)。鼻の穴はまん丸。
口を閉じているが、びっしりとした細かい歯列を見せ、牙も出ている。
襟巻のようにぐるっと顎鬚(あごひげ)が首を取り巻いている。
口がバカでかくて、笑っているようなユーモラスな表情で、人懐こい。
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尾は、四本の足が出た亀のような形の、面白い尾立ち型。
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年代は、大正12年(1923)。
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今回の狛犬の特徴は、ドングリ眼(まなこ)とバカデカい口、襟巻のような顎鬚(あごひげ)という天草の特徴が良く出ている。
表情も笑顔で、ユーモラスな人懐こいもので好感が持てた。
尾は尾立ち型だが、四本の足が出た亀のような面白い形で、実にユニーク。



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季節の花/オトコエシ、キバナコスモス、千日紅、トレニア、黄蜀葵、ネコノヒゲ

20180918

【オトコエシ】
撮影場所:狭山市緑化植物園
撮影日:2016年9月17日
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オミナエシ科の多年草。オミナエシに姿形は似ているが、花の色は白く、姿は遙かに逞しい。
和名はオミナエシに対立させる形で、より強豪であることを男性にたとえたものである。最後のエシは元来はヘシであり、またヘシはメシに変化する例もあり[4]、そのため本種の別名としてオトコメシもある。
多年生の草本。植物体全体にわたって毛が多い。初めは根出葉が発達するが、茎は立ち上がって高さ60-100cmに達する。根出葉は花が咲く頃には枯れる。葉は対生し、羽状に深く裂けるか、あるいは縁に鈍い鋸歯が並ぶ。
花期は8-10月。花序は集散花序で、多数の花を含む。そのような花序を散房状に付ける。花冠は先端が5つに裂け、径4mm。果実は倒卵形で長さ2-3mm、周囲には同心円状に広い翼が発達する。これは本来は果実基部の小苞で、それが果実を取り巻いて発達したものである。
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【キバナコスモス】
撮影場所:東京都調布市神代植物公園
撮影日:2018年9月17日

キク科コスモス属の多年草または一年草。コスモスの名を冠するが、オオハルシャギクとは同属別種にあたり互いを交配する事は出来ない。
原産地はメキシコで、標高1600m以下の地域に自生する。18世紀末にスペイン・マドリードの植物園に送られ、ヨーロッパに渡来した。日本には大正時代の初めに輸入された記録が残っている。
高さは約30〜100cm。概ね60cm程度に成長するが、鉢植えやプランター向けの20cm程度に留まる矮性種も出回っている。オオハルシャギクと比べて葉が幅広く、切れ込みが深い。また夏場の暑さに強いため、オオハルシャギクよりも早い時期に花を咲かせる傾向にある。またオオハルシャギクよりも繁殖力が旺盛である為、こぼれ種で栽培していると数年後にはオオハルシャギクを席巻してしまう。
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【千日紅 センニチコウ】
撮影場所:東京都調布市神代植物公園
撮影日:2018年9月17日

学名 Gomphrena globosaは、ヒユ科の春播き一年草である。園芸植物として栽培されている。
草丈は50cmくらい、近縁種のキバナセンニチコウでは1m近くになり、よく分枝し、葉は対生し、細長く、白みを帯びている。全草に粗い毛が生えている。花は7月から9月にかけて咲き、直径2-3cmで、松かさを少し押しつぶしたような形をしている。
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【トレニア】
撮影場所:東京都調布市神代植物公園
撮影日:2018年9月17日

アジアからアフリカにかけて約40種が知られており、一年草のトレニア・フルニエリ(ナツスミレ、ハナウリクサ)、トレニア・バイロニーと、多年草のトレニア・コンカラー(ツルウリクサ)、これらの交雑による園芸品種が出回っています。一般的に「トレニア」と呼ばれているのは、トレニア・フルニエリです。
可愛い子つばめが口を開けたような、スミレにも似た小花が春から晩秋まで次々と咲くことで人気があります。花色も、桃・青紫・白・黄色など豊富です。
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【黄蜀葵 トロロアオイ】
撮影場所:狭山市緑化植物園
撮影日:2016年9月17日

学名:Abelmoschus manihot は、アオイ科トロロアオイ属の植物。オクラに似た花を咲かせることから花オクラとも呼ばれる。原産地は中国。この植物から採取される粘液はネリと呼ばれ、和紙作りのほか、蒲鉾や蕎麦のつなぎ、漢方薬の成形などに利用される。
高さは1.5メートル以上に達し、葉は掌状に五から九裂する。茎には細くて堅い棘がある。
8月から9月に開花する。花の色は淡黄からやや白に近く、濃紫色の模様を花びらの中心につける。花は綿の花に似た形状をしており、花弁は5つ。花の大きさは10から20センチで、オクラの倍近い。朝に咲いて夕方にしぼみ、夜になると地面に落ちる。花びらは横の方向を向いて咲くため、側近盞花(そっきんさんか)とも呼ばれる。
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【ネコノヒゲ】
撮影場所:東京都調布市神代植物公園
撮影日:2018年9月17日

シソ科、学名Orthosiphon aristatus
属名のオルトシフォンはギリシア語のオルトス(真っ直ぐな)とシフォン(管)からなり、花のかたちに由来します。種小名のアリスタツスは「芒(のぎ)のある」という意味です。
インド~マレー半島が原産の植物で、本来毎年花を咲かせる多年草なのですが、耐寒性がなく冬に枯れてしまうことが多く、日本では一年草として扱われることもあります。
春~秋にかけて、白い花を咲かせます。花びら自体はさほど目立ちませんが長く伸びた雄しべと雌しべがやや上向きにピンと反り、そのユニークで特長的な姿がネコのひげを連想させる所からこの名前が付きました。
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青面金剛庚申塔/馬喰坂上庚申塔群①

20180915

所在地:東京都目黒区目黒3丁目21
撮影日:2018年1月16日

場所は、JR目黒駅と東急東横線祐天寺駅の中間にあり。
幸いグーグルマップに載っているので、それを頼りに訪ねた。
「馬喰坂」を上がりきるあたりの、道より高いところにある。
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ここには4基の庚申塔が集められており、今回は一番右側のものを紹介する。
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塔身は駒形。
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銘文は、右側に「庚申供養」、左側に「宝永七庚申吉日」とあり。
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塔身:駒形
主尊:一面六臂青面金剛
日月:浮彫
主尊の特徴:一面六臂、頭に蛇が巻き付き
本手:合掌
他の手が持つ法具:法輪、弓、矢、三叉矛
脇侍:二鶏、三猿
造立年代:宝永7年(1710)

日月は浮彫り。
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全身
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頭に蛇が巻き付き、髪は炎、表情は微笑形。
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本手は合掌。
他の手が持つ法具は、右側が上から法輪、弓。左側が上から三叉矛、矢。
右側の上の手に持つものは一見「日」のようだが、かすかに法輪の痕跡あり。
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青面金剛は岩の上に立ち、左右に鶏が居る。
普通左右の鶏は青面金剛に向いているが、これは両方とも左を向いている。
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その下に三猿。右から見ざる、聞かざる、言わざる。
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この庚申塔の特徴は、頭に蛇がグルグルッと巻き付いていること。
左右の鶏が両方とも左を向いていること。
青面金剛の表情が微笑形であること。


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小河内ダム・鹿島踊り

20180913

9月9日(日)に、小河内ダムにある「ふれあい館」で行われる「鹿島踊り」を観にいってきました。
JR青梅線の奥多摩駅からバスに乗り、奥多摩湖で降りると、「奥多摩水と緑のふれあい館」があります。
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まずは腹ごしらえということで、ふれあい館の中にあるレストランでちょっと早目の昼食。
「ダムカレー」を食べました。
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鹿島踊りは、14時ころからということなので、それまでダムの堰堤をブラブラすることにしました。

【小河内ダム】
小河内ダムは、昭和13年11月12日に起工式を挙行しました。
ダムの工事にあたり、物資運搬用の専用道路、仮排水路の築造及びダム基礎岩盤掘削などの工事を進め、昭和18年春にはダムコンクリートを打ち込みできる状態となりました。しかし、ますます激化する戦局のため工事を中止。
一時中止していた工事は、昭和23年9月から工事が再開されました。ダムコンクリートの打ち込みは、これ以後昼夜の別なく実施され、昭和32年7月まで続けられ、総量1,675,680m³のコンクリートが打ち込まれました。
こうして、昭和32年11月26日、945世帯の移転と工事における87名の尊い犠牲のもと、19年余りの歳月と約150億円の総工費をもって完成しました。現在では、住民の安定給水の確保に重要な役割を果たしています。

堰堤の上に見える二つの塔のうち、右側が展望塔。
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小河内ダムは、重力式コンクリートダム。
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堰堤を展望塔まで歩きます。
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展望塔3階のフロア前面に「流域図」が描かれている。
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学生のときに、ワンゲルをやっていた友人と一緒に、山梨県塩山まで夜行列車で行き、大菩薩峠を越えて奥多摩に出たことがありました。
懐かしい。
下図の一番上の真ん中が「大菩薩峠」
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展望塔直下の発電所
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そこから流れ出る川
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展望塔からのダム全景
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ダムカードをゲット。
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「奥多摩水と緑のふれあい館」に戻り、「鹿島踊り」が始まるのを待ちます。

【鹿島踊り】
鹿島踊は、普通鹿島大神を祀る神事の舞といわれるが小河内の場合、三番叟の歌詞に「鹿島踊をいざ踊る」とあることによるといわれ、踊所作と唄から江戸初期以前の女歌舞伎、鹿島踊、念仏踊の系流があるとされ、古い歌舞伎踊の遺風を伝える貴重な民俗芸能です。
この踊がいつ頃この地に伝わったものかは明らかではなく、京都から公卿の落人が岫沢に隠れ住んで教えたとも、また旅僧から教えられたものともいわれています。
踊は女装の男子6人(三番叟のとき烏帽子狩衣の男子が加わる)囃子方として笛2人、太鼓2人で行います。踊子は、振袖裾模様を着て瓔珞の冠をいただいて優雅に踊ります。
※国指定重要無形民俗文化財です。

この日は、11時から小河内神社の祭礼で踊られるのですが、歴史クラブの「民俗芸能探索」グループの行事ということで、団体で来るには早すぎるため、「奥多摩水と緑のふれあい館」で行われる踊りを見ることにしました。
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13:45から鹿島踊りが始まった。
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動画で撮ったものをユーチューブにアップしたので、それを見てください。

動画(前半)を見る


動画(後半)を見る



珍しい踊りを見ることが出来、満足して帰途につきました。


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天草崎津・諏訪神社の狛犬

20180910

所在地:熊本県天草市河浦町崎津505 諏訪神社拝殿前
撮影日:参拝日:2018年7月18日

この日、天草窯元めぐりの後、世界遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の天草での構成資産である、崎津集落を訪ねました。
それについては既に記事にしています。

その記事を見る


この諏訪神社は、代官所の役人が「キリシタン改め」をした現場です。
しかし、古来から現在まで崎津集落の鎮守の森という役割を果たしてきたことは確かです。

諏訪神社入り口
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鳥居から石段を上がり、拝殿のある広場に上がりきったところに、今回の狛犬はあります。
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年代:大正14年(1925)奉納
材質:石造
型式:天草・禿(かむろ)型

右は阿形。直毛のオカッパなので狛犬。
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天草型の特徴は、口が大きくて細い歯並びと襟巻のようにぐるっと取り巻く顎鬚(あごひげ)と鬣(たてがみ)。
耳は垂れ、目はドンクリ眼(まなこ)。
牙は上下が合って一体化している。口がデカくてユーモラスな表情。
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左は吽形。直毛のオカッパなので狛犬。
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耳は聞き耳を立て、目はドンクリ眼(まなこ)。
デカい口を閉じて歯は一切見せていない。口ヒゲが横に長く流れている。
襟巻のようにぐるっと取り巻く顎鬚(あごひげ)がユーモラス。
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阿形、吽形ともに鬣(たてがみ)がオカッパであり、「禿型」となる。
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「はじめ型」のように、筋肉や体毛の表現は無く、わずかに前足の付け根に走り毛があるのみ。
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尾は、尾立ち型。
巻き毛が三つ並んだ楯みたいな形状から、一つ炎が立ちあがっている。
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年代は、大正14年(1925)奉納。
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この狛犬は、阿形、吽形ともに直毛なので両狛犬型となる。
口が大きくて細い歯並びと襟巻のようにぐるっと取り巻く顎鬚(あごひげ)、ドングリ眼で、天草型の特徴がよく出ている。
鬣(たてがみ)がオカッパ頭なので驚いた。
オカッパ頭は「越前禿(かむろ)型」でしか見ない。
よって、「天草・禿型」とした。



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酒弥豆男命(さかみずおのみこと)・酒弥豆女命(さかみずめのみこと)/日本の神々の話

20180908

私は、宗像大社末社の酒田神社及び酒多神社で参拝しました。

調べてみると、各地で酒造り杜氏の祖神、酒造司の守護神として祀られている。

愛知県一宮市今伊勢町の酒見神社の祭神として:
当社は、いわゆる元伊勢のひとつで、倭姫命が垂仁天皇14年(紀元前16年)に天照大神の御霊代を祀る地を求めて旅をしていて、美濃国伊久良河宮(現在の岐阜県瑞穂市居に鎮座する倉天神神社と伝えられる)から尾張の神戸であった当地にしばらく滞在し、ご神体を宮山に祀り、その後、地元の人々によって社殿が作られたことに始まったと伝える。
そして、斉衡3年(856年)、文徳天皇の勅命により伊勢神宮から、大邑刃自・小邑刃自の2名の酒造師がこの地に派遣され、伊勢神宮にお供えする御神酒を造ったと伝えられる。このことから、清酒の醸造が最初に行われた所といわれている。

兵庫県豊岡市の酒垂(さかたる)神社の祭神として:
神社の案内によると、白鳳三年(675)の夏、当地方を治めていた郡司・物部韓国連久々比命が贄田の酒所を定め、酒解子神・大解子神・子解子神の酒造神を祀って醸酒し、これを祖神に供えて五穀豊穣を祈願した。
その斎殿が、当社の発祥であるという。
杜氏の祖神、酒造司の守護神である酒美津男命と酒美津女命を祀る。


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青面金剛庚申塔/目黒区・成就院(蛸薬師)

20180907

所在地:東京都目黒区下目黒3丁目11番11号 成就院境内
撮影日:2017年1月12日

このお寺は蛸薬師とも呼ばれていますが、私にとっては「お静地蔵」がある寺として大事なところです。
家光の異母弟であり、初代会津藩主の名君保科正之の生母お静の方が、正之の無事成長を願って奉納された地蔵尊が境内に祀られています。
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その境内に置かれている石仏の中に庚申塔が一基あります。
一番左に置かれている。
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塔身は唐破風笠付き角柱
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銘文は、右側に「元禄九丙子歳 庚申待」、左側に「四月二十三日供養行」とあり。
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塔身:唐破風笠付き角柱
主尊:一面六臂青面金剛
日月:浮彫瑞雲付き
主尊の特徴:一面六臂、髪は火炎
本手:合掌
他の手が持つ法具:法輪、弓、矢、鉾
脇侍:一邪鬼、三猿
造立年代:元禄九年(1696)


唐破風笠付き
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中央に種子が刻まれ、その下に日月が刻まれている。
種子は、傷が加わっていたりして紛らわしいが「阿弥陀如来」だと思う。
日月は浮彫瑞雲付き。
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全身
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髪は火炎、表情は忿怒形。
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本手は合掌。
他の手が持つ法具は、右側が上から法輪、弓。左側が上から鉾、矢。
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青面金剛は左向きの邪鬼を踏んで立つ。
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その下に三猿。右から見ざる、聞かざる、言わざる。
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この庚申塔の特徴は、塔身が唐破風笠付き角柱で立派なこと。
種子が刻まれていること。
青面金剛はシンプルであり、持ち物も普通。髑髏とか蛇は登場しない。
邪鬼の顔が、あきらめたオバサンみたいな顔であり笑える。



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天草・本渡諏訪神社の狛犬-3

20180904

所在地:熊本県天草市諏訪町8-3 本渡諏訪神社駐車場側入り口
参拝日:2018年7月18日

この神社は九州熊本県・天草の代表神社・総鎮守ということで、立派な神社です。
本渡諏訪神社については、既に記事があります。

その記事を見る


この神社には4組の狛犬が居るが、今回の狛犬は駐車場側からの入り口に居る狛犬です。
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年代:寛永20年(1643)奉納
材質:石造
型式:玉取り・子獅子連れ型

右側が阿形獅子。角がある。
玉を取り、子獅子も一頭連れている。
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耳は後ろに伏せ、たてがみは巻き毛から長く伸びている。目は玉眼風に塗られている。
鼻の穴は閉じている。牙は上下4本。口ひげは八の字に房状。顎鬚は二段に生えて威勢が良く熊本型の特徴が出ている。
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阿形には、立派なオスのシンボルがあり、撫でられて光っている。
子孫繁栄の願いからきている。
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身体には体毛の表現も豊かで、前足と後足の走り毛も立派。足の指と爪も長い。
前足の右で玉を押さえ、前足の間に子獅子を一頭連れている。
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左は吽形獅子。目立たないが、よく見ると角がある。
子獅子を二頭連れている。
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耳は後ろに伏せ、たてがみは巻き毛から長く伸びている。目は玉眼風に塗られている。
鼻の穴は閉じている。口は閉じているが歯をむき出し、上の牙は下唇の外にかかっている。。
口ひげは八の字に房状。顎鬚は二段に生えて威勢が良く熊本型の特徴が出ている。
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前足と腹の下に子獅子が二頭。
子獅子も牙をむき出し、随分と威勢がいい。
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尾は立ち尾だが、何段にも炎状の毛が立ちあがり、勢いのある尾だ。
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台座に、弘安6年(1283)、寛永20年(1643)と刻まれています。
弘安6年(1283)は、このお宮が創祀された年なので、寛永20年(1643)にこの狛犬が奉納されたと解釈しました。
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この狛犬の特徴として、石造なのに玉眼風にしていること。
鼻の穴を閉じている狛犬は、初めてだと思う。
「玉取り・子獅子連れ」型は、よくあるが、それに左右とも一頭ずつ子獅子を追加しているのは、この石工の素晴らしいアイデア。
その子獅子も半端には作っていない。堂々たる毛並みで、眉も口ヒゲも顎髭も立派で、およそ子供らしくはない顔になっている(笑)

この狛犬の彫刻の素晴らしさには脱帽である。
寛永20年(1643)の頃というのは、狛犬はまだ神殿型が主流で、「はじめ型」が現れはじめた頃である。
その時期にこのように完成された狛犬が出来るものだろうかと疑念がある。
しかし、土地柄を考えると「中国獅子」を目にする機会も多いのだろうから、とも考えた。
素晴らしい彫刻の狛犬だが、この土地は「下浦石工」の活躍した土地である。
天草市下浦町は、昔から下浦石と呼ばれる石材の産地で石工が育ち「石工の里」として石工文化が華開いた。
明治、大正、昭和から平成と時代と共に盛んになり、最盛期は300人の石工を数える程の隆盛を見た。天草、熊本県内は勿論、九州一円の石工の大半は下浦出身で占められている。その代表的な作品が県文化財に指定されている天草市の祗園橋や楠浦の眼鏡橋、更に長崎オランダ坂の石畳を初め、各地の鳥居、墓碑など、日本が誇るすばらしい石の文化遺産がある。
長崎の大浦天主堂は、日本に現存する最古の洋風教会建造物として国宝に指定されています。この天主堂もまた、天草人の手で築かれているそうです。



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加藤清正/日本の神々の話

20180903

9月に九州に旅行した時、熊本城復興の様子を確認したいと寄った時、加藤神社に参拝しその立派さから、熊本ではやはり加藤清正は神様なのだなと思った。

加藤 清正(かとう きよまさ)は、安土桃山時代から江戸時代初期にかけての武将、大名。肥後熊本藩初代藩主。熊本などでは現代でも清正公さん(せいしょうこうさん、せいしょこさん)と呼ばれて親しまれている(清正公信仰)。
豊臣秀吉の子飼いの家臣で、賤ヶ岳の七本槍の一人。秀吉に従って各地を転戦して武功を挙げ、肥後北半国の大名となる。秀吉没後は徳川家康に近づき、関ヶ原の戦いでは東軍に荷担して活躍し、肥後国一国と豊後国の一部を与えられて熊本藩主になった。明治43年(1910年)に従三位を追贈されている。

羽柴秀吉の生母である大政所と母が従姉妹(あるいは遠縁の親戚)であった縁から、天正元年(1573年)、近江長浜城主となったばかりの秀吉に小姓として仕え、天正4年(1576年)に170石を与えられた。清正は秀吉の親戚として将来を期待され、秀吉に可愛がられた。これに清正も応え忠義を生涯尽くし続けた。

天正10年(1582年)、本能寺の変が起こると、清正は秀吉に従って山崎の戦いに参加した。翌年の賤ヶ岳の戦いでは敵将・山路正国を討ち取るという武功を挙げ、秀吉より「賤ヶ岳の七本槍」の一人として3,000石の所領を与えられた。

天正14年(1586年)からは秀吉の九州平定に従い、肥後国領主となった佐々成政が失政により改易されると、これに替わって肥後北半国19万5,000石を与えられ、隈本城に入り、後の天正19年(1591年)頃よりこれに大規模な改修を加えて熊本城とした。

文禄元年(1592年)からの文禄・慶長の役では、朝鮮へ出兵した。
この時、加藤清正らは朝鮮の国境である豆満江を越えて、満洲のオランカイ(兀良哈)へ進攻するなど戦では非常に功績を挙げたが、小西行長や石田三成と策戦が一致せず、苦労した。
一時は京に戻され謹慎させられた程。
詳しくはWIKIPEDIAなどを見てください。

なお、朝鮮出兵中に虎退治をしたという伝承(本来は黒田長政とその家臣の逸話であるが、後世に清正の逸話にすりかえられている)が残り、そこから虎拳という遊びの元になった。

慶長3年(1598年)に秀吉が死去すると、五大老の徳川家康に接近し、家康の養女を継室として娶った。慶長4年(1599年)3月28日に前田利家が死去すると、福島正則や浅野幸長ら七将の一人として石田三成暗殺未遂事件を起こし、これに失敗するとさらに家康への接近を強めた。

ところが、島津氏の重臣である伊集院氏が主家に反旗を翻した庄内の乱において、清正が反乱を起こした伊集院忠真を支援していたことが発覚した。庄内の乱は家康が五大老として事態の収拾を図っていた案件であり、清正の行動は家康からすれば重大な背信行為であった。家康は清正に事実上の謹慎をさせた。

関ヶ原の戦い当初は家康と疎遠となった清正が西軍につくことも想定され、家康は清正の東軍加勢を認め、清正家臣らも黒田軍とともに出陣、小西行長の宇土城、立花宗茂の柳川城などを開城、調略し、九州の西軍勢力を次々と破った。戦後の論功行賞で、小西旧領の肥後南半を与えられ、52万石の大名となった。

慶長16年(1611年)3月には二条城における家康と豊臣秀頼との会見を取り持つなど和解を斡旋した。しかし、ここで重要なのは清正は秀頼の護衛役ではなく、既に次女・八十姫との婚約が成立していた家康の十男・徳川頼宣の護衛役であり、徳川氏の家臣として会見に臨んだことである。その一方で、清正は頼宣とともに秀頼の豊国神社の参詣、鳥羽までの見送りに随行しており、家康としても徳川・豊臣の和解のために清正の役割に期待する側面もあったとみられる。
帰国途中の船内で発病し(後述)、6月24日に熊本で死去した。享年50(満49歳没)。

墓所は熊本市西区花園の発星山本妙寺の浄池廟、また山形県鶴岡市丸岡の金峰山天澤寺。さらに東京都港区白金台の最正山覚林寺(清正公)に位牌がある。
東京都大田区の長栄山大国院本門寺(池上本門寺)に供養塔。
奉斎神社は熊本市本丸鎮座の加藤神社。

私は下記に参拝している。
東京都港区白金台の最正山覚林寺(清正公)
熊本市本丸鎮座の加藤神社



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青面金剛庚申塔/目黒区・五百羅漢寺

20180902

所在地:東京都目黒区下目黒3丁目 五百羅漢寺
撮影日:2017年2月24日

五百羅漢寺
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入口から石段を上がったところに庚申塔はあります。
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塔身は舟形
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銘文は、台石に「享保伍年庚子三月吉日」とあり。
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塔身:舟形
主尊:一面六臂青面金剛
日月:浮彫瑞雲付き、片方は欠落
主尊の特徴:一面六臂、髪は双髷、三眼
本手:剣とショケラ
他の手が持つ法具:法輪、弓、矢、三叉矛
脇侍:一邪鬼、二鶏、三猿
造立年代:享保5年(1720)


日月は浮彫瑞雲付き、片方は欠落
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全身
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髪は双髷、三眼。表情は忿怒形。
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本手は剣とショケラ。
他の手が持つ法具は、右側が上から法輪、弓。左側が上から三叉矛、矢。
剣は、刃の部分が欠けている。
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ショケラは腰巻一つで、「半裸の女人」ということが明瞭にわかる、とても綺麗に彫りが残っていて素晴らしい。
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青面金剛は右向きの邪鬼を踏んで立ち、左右に鶏が居る。
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台石に三猿。左右は横向き。右から見ざる、聞かざる、言わざる。
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この庚申塔の特徴は、髪が双髷(そうけい)という珍しい髪形。
三眼も明瞭。
本手に剣とショケラを持つが、剣は残念ながらかけている。
ショケラが、彫りが明瞭に残っていて素晴らしい。「半裸の女人」というのがよくわかる腰巻一つである。
良い石を使っているらしく、彫りが明瞭で素晴らしい。



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プロフィール

四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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