FC2ブログ

東村山ふるさと歴史館

20201031

所在地:埼玉県東村山市諏訪町1-6-3
訪問日:2020年9月25日

ここには、所属する歴史クラブの「博物館に行こう」グループの企画で参加しました。
この日のコースは、東村山駅⇒東村山ふるさと歴史館⇒徳蔵寺・徳蔵寺板碑保存館⇒正福寺千体地蔵堂⇒大善院⇒東村山駅前「志村けんの木」でした。

駅から歩いて10分ほど。当日は雨が降っていて、到着したら建物の中に駆け込んだので、建物を撮るのを失念。
歴史館のサイトから建物外観の写真を拝借。
201031higashi01.jpg


館内に入るとロビーには、下宅部遺跡から出土し、国重要文化財に指定されたばかりの「作りかけの丸木舟」が置かれている。
縄文時代後期の水場遺構から発掘されたもの。
201031higashi02.jpg


この近くには、こんな大きな丸木舟が活躍するような大きな川は無いので、大きな川沿いに住んでいる部族から注文を受けた交易品かも知れない。

中庭には、土器の出土状態が再現されています。
201031higashi03.jpg


201031higashi04.jpg


学芸員の方の説明を聞きながら、常設展示室を見学。

原始のコーナー
縄文時代の一年の生活、埋葬の様子、塩の道、縄文のよそおい、狩り等
201031higashi05.jpg


201031higashi06.jpg


古代
奈良・平安時代の遺跡、東山道、水田、武士団の登場、村山党、武蔵国七党系図など
201031higashi07.jpg


201031higashi08.jpg


中世
鎌倉街道、日蓮上人註画賛、中世の人々の足跡、久米川に布陣した武将たち等
201031higashi09.jpg


貞和の板碑  
貞和5年(1349)  正福寺所蔵
東京都内で最大の板碑。一時橋として使われたなどの経歴を持つ。
201031higashi10.jpg


陳列風景
201031higashi11.jpg


瓦塔 
奈良時代(8世紀)
埼玉県南比企郡の窯で焼かれたもの。
比企丘陵には、おびただしい窯跡が残っている。主として国分寺瓦を焼いていた。
201031higashi12.jpg


201031higashi13.jpg


とても精緻に作られている。
201031higashi14.jpg


201031higashi15.jpg


近世
江戸への道、江戸時代の村、新田開発、江戸への生産物の流れなど
201031higashi16.jpg


大名の鷹場
201031higashi17.jpg


千体小地蔵尊像
江戸時代中期(18世紀) 正福寺地蔵堂
201031higashi18.jpg


天明の飢饉、武州一揆、萩山農兵訓練場
201031higashi19.jpg


民衆の信仰
201031higashi20.jpg


以上で、この歴史館の見学を終えました。
私は、この日足を痛めていた為、これで皆さんと分かれて一人寂しく帰宅。
その後の様子は、参加者の方がメールで次のように教えてくださいました。
*******
ふるさと歴史館から10分ほど歩くと、校倉づくりの建物が目に入ってきます。
「徳蔵寺板碑保存館」です。徳蔵寺の本堂は葬儀の準備をしていたので
スルーしました。
入館料200円を払い、保存館で30分の見学。
1階は土器・石器・古銭などの展示
2階は壁一面に緑泥片岩の板碑が張り巡らされていて見事です。
元弘の板碑はふるさと記念館のレプリカのほうが文字がはっきり読めて良かったように思いました。宝篋印塔・五輪塔も数多く展示してありました。
細かい雨の降るなか、住宅街をぬけて正福寺へ20分ほど歩きました。
正福寺の千体地蔵堂は、都内唯一の国宝建造物で鎌倉の円覚寺舎利殿に似ているという事です。柿葺きの屋根の美しさに圧倒されました。
残念なことに、中は覗くことも出来ませんでした。
15分位の見学で小雨の中、駅に向かいました。
大善院はパスしようかと言っていたのですが、やはり行く事にしました。
溶岩で出来た築山が3か所あり、36童子が築山に点在していて変わった雰囲気のお不動さまでした。
東村山駅の東口にある「志村けんの木」を観て、食事どころに12時45分頃着きました。
海鮮定食を食べてゆっくりしました。
小雨の中を歩いたので少々疲れましたが、皆様無事に見学を終え帰路につきました。
*******

(了)


歴史クラブ行事一覧に飛ぶ




「お気に入りの場所」に飛ぶ



スポンサーサイト



讃岐国・金刀比羅宮の狛犬②

20201027

所在地:香川県仲多度郡琴平町字川西892番地1金刀比羅宮大門前
撮影日:2020年3月23日

「青春18キップの旅2020春」にて金刀比羅宮に参拝したときに撮影した狛犬です。

金刀比羅宮については、既に記事があります。

その記事を見る


金刀比羅宮では、私は12組の狛犬を確認しましたが、今回の狛犬が2番目となります。
本宮迄785段ある石段を上り始めて、365段目にある大門。
201027oomon01.jpg


その前に、この狛犬は居ます。
201027oomon02.jpg


年代:不明
材質:石造
型式:浪花型

浪花型の特徴は、小型、大きなぎょろ目、二重に縁取りした唇、顔は人面に近い印象。
吽形には角がある場合が多い。

右側に阿形獅子。姿勢は蹲踞。
股間にシンボルあり。
201027oomon03.jpg


201027oomon04.jpg


タテガミは巻き毛から実に豊富な長い毛が流れている。胸の部分も垂直に毛が流れている。
頬髯、顎髭の巻き毛が顔を取り巻いている。
耳は垂れ、眉は太く逆八の字。大きな鼻の奥の目はぎょろ眼。
口を開け、唇は二重、上は細かい歯が並び、下は欠落。牙はわからない。
可愛く笑った子供の顔のようだ。
201027oomon05.jpg


201027oomon06.jpg


左側に吽形獅子。角があり、姿勢は蹲踞。
201027oomon07.jpg


201027oomon08.jpg


頭に可愛い角がある。
タテガミは巻き毛から実に豊富な長い毛が流れている。胸の部分も垂直に毛が流れている。
頬髯、顎髭の巻き毛が顔を取り巻いている。
耳は垂れ、眉は太く逆八の字。大きな鼻の奥の目はぎょろ眼。
口を閉じ、唇は二重、上の細かい歯列を見せている。牙は小さくかわいい。
ニッと笑った子供の顔のようだ。
201027oomon09.jpg


201027oomon10.jpg


尾は立ち尾で、天狗の葉団扇型でまっすぐ立っている。
201027oomon11.jpg


201027oomon12.jpg



台座に「河州」とあり、河内国の人たちが奉納したもので、
浪花型の狛犬というのが、ぴったりくる。
石の材質が砂岩系であり、ちょっと傷んでしまっている部分があるが、
「浪花型」特有の可愛い表情のため、大門で参拝客を迎えるにはちょうど良い。
なんといっても、このタイプは愛くるしい顔が特徴である。


狛犬の記事一覧を見る



季節の花/猩猩草、日日草

20201025

昨日散歩をしていたら街路樹の根元に、猩猩草と日日草が咲いていた。
201025hana01.jpg


【猩猩草】
撮影場所:狭山市柏原
撮影日:2020年10月24日
ショウジョウソウ(猩猩草、学名:Euphorbia cyathophora)は、トウダイグサ科トウダイグサ属の一年草。花期に頂部の苞葉が赤く色付き、園芸用に栽培されるが、世界中の熱帯を中心に帰化植物としても分布を広げている。
和名のショウジョウは、赤い苞を中国由来の想像上の動物である猩猩の赤い顔に喩えたものである[7]。茎は草質で基部のみ木質化するが、その度合いは近縁種のポインセチアほどではなく、この違いがショウジョウソウとショウジョウボク(ポインセチアの和名)の名称の由来である。英名ではファイア・オン・ザ・マウンテンの呼称があり、同じトウダイグサ属のハツユキソウがスノー・オン・ザ・マウンテンと呼ばれるのと対をなしている。

花言葉は、「祝福」、「希望」、「良い仲間」。
201025hana02.jpg


201025hana03.jpg


201025hana04.jpg


201025hana05.jpg


201025hana06.jpg


【日々草】
撮影場所:狭山市柏原
撮影日:2020年10月24日
ニチニチソウ(日々草、学名: Catharanthus roseus)は、キョウチクトウ科ニチニチソウ属の一年草。
初夏から晩秋まで次々に花が咲くので、「日々草」という。キク科のヒャクニチソウとは異なる。
原種は小低木で、匍匐する傾向があるが、一般には一年草として、観賞用に改良された品種は、直立するものが多い。
葉は長楕円形で、対生する。
花は直径3~4cm程度で、花弁は5裂し、色は白、ピンク、赤、赤紫などがあり、中心だけ色が違うものもある。

花言葉は「楽しい思い出」「友情」「若い友情」、「生涯の友情」、「楽しい追憶」、「優しさ」、「揺るぎない献身」「美徳」と沢山ありますが、白色の花言葉は「生涯の友情」。
201025hana07.jpg


201025hana08.jpg


201025hana09.jpg



「季節の花」記事一覧に飛ぶ



コキア、コスモス/ひたち海浜公園

20201022

撮影場所:茨城県ひたちなか市馬渡字大沼605-4 国営ひたち海浜公園
撮影日:2020年10月20日

コキアが赤くなって見ごろだろうと、出かけました。
県央道、常磐高速、北関東自動車道を乗り継いで、ひたち海浜公園ICの一つ先のICで降りて、海浜公園への誘導標識に従って、西駐車場に入った。

とにかく広くて、うっかり反対側の駐車場に入ると移動が大変になるので、事前に調べておいた。

マップ
上部中央左の青いところが、コキアのある「見晴らしの丘」。
西駐車場は下の左側。
201021hitachi01.jpg


西口・翼のゲートから入った。
201021hitachi02.jpg


西池の左側を歩いて行くと、コリウス・レッドヘッドが真っ赤な列を作っていた。
201021hitachi03.jpg


西池の噴水と、遠くに大観覧車が見える。
201021hitachi04.jpg


記念の森入り口を過ぎて少し行くと、キバナコスモスの花壇の向こうに、遠く人の塊が見えて、目的地がわかった。
201021hitachi05.jpg


キバナコスモスは、ここでは花壇に少しだが、MXコース周辺花畑・大草原西側花畑・大草原北側花畑・大草原フラワーガーデンなどに、約33万本あるらしい。

みはらしの丘全景
手前から、蕎麦の花、コスモス、コキアの群れが続く。
201021hitachi06.jpg


鑑賞用に、蕎麦の花が一面に咲いていて吃驚してしまった。
約78万本あるそうだ。
201021hitachi07.jpg


近づくにつれ、蕎麦、コスモス、コキアの重なりに圧倒される。
201021hitachi08.jpg


コスモスの大群落も、とても綺麗でワクワクしたが、先にコキアを堪能することにする。
201021hitachi09.jpg


【コキア】
ホウキギ(箒木、学名: Bassia scoparia)はヒユ科(アカザ科)バッシア属の一年草。別名、ホウキグサ(箒草)。バッシア属のうちホウキギなど数種は、一時、花被の特徴から、ホウキギ属 Kochia(コキア)に分離されていた。

ヨーロッパ、南アジア、中国などのユーラシア原産といわれ、日本へは古くに渡来し、栽培されている。一年生の草本。箒のような細かい茎が特徴で、秋に紅葉、茎も同様に赤くなる。耐塩性が高い。

茎は直立、もしくは枝分かれして、はじめのうちは緑色をしているが、後に赤くなり、全体が球形から楕円形になる。8 - 9月頃に赤みを帯びた茎枝は、固くなる。葉は線状披針形である。夏から秋にかけて、葉腋から多数の淡緑色の花が束のように生えてくる。花は雄花と雌花に分かれており、雄花からは黄色い葯が出る。一方、雌花は深緑色で目立たない。果実は、宿存萼に包まれて、星形になる。

みはらしの丘3万2千本植えられているそうだ。
実に見事。
201021hitachi10.jpg


201021hitachi11.jpg


201021hitachi12.jpg


201021hitachi13.jpg


201021hitachi14.jpg


201021hitachi15.jpg


201021hitachi16.jpg


みはらしの丘の峰にきた。
もっと高い場所が見えていたが、ここからの眺めで満足である。
201021hitachi17.jpg


海のほうを眺める。
201021hitachi18.jpg


201021hitachi19.jpg


201021hitachi20.jpg


コンテナ船がやってきたが、どんどん陸のほうに近づいてくる。
日立の港に入るのだろう。
201021hitachi21.jpg


201021hitachi22.jpg


大観覧車が見える。
201021hitachi23.jpg


下りながら撮る。
201021hitachi24.jpg


下に降りてくると、コキア、コスモス、蕎麦の向こうに昔の民家があって、良い眺望となっていた。
201021hitachi25.jpg


【コスモス】
キク科コスモス属の総称。また、種としてのオオハルシャギク cosmos bipinnatus Cav を指す場合もある。アキザクラ(秋桜)とも言う。
一年生植物の草本。茎は高さ2-3mになり、よく枝を出す。葉は対生で二回羽状複葉。細かく裂け、小葉はほぼ糸状になる。頭花は径6-10cm、周囲の舌状花は白から淡紅色、あるいは濃紅色。中央の筒状花は黄色。葯は黄褐色。通常は舌状花は8個。開花期は秋で、短日植物の代表としても知られる。
秋に桃色・白・赤などの花を咲かせる。花は本来一重咲きだが、舌状花が丸まったものや、八重咲きなどの品種が作り出されている。本来は短日植物だが、6月から咲く早生品種もある。

白のコスモスの花言葉は「優美」「美麗」。
赤のコスモスの花言葉は「乙女の愛情」。
ピンクのコスモスの花言葉は「乙女の純潔」。
黄のコスモスの花言葉は「野生の美しさ 」。
茶のコスモスの花言葉は「恋の終わり」。

みはらしの丘には、約280万本、大草原フラワーガーデンに約20万本あるそうだ。
大草原フラワーガーデンではさまざまな品種のコスモスを楽しめるようだ。

大群落のコスモスは、私は台風の後とか、雨や風で傷んだ花が多い時にしか見ていなくて、こんなにも綺麗で鮮やかな花の大群落には、嬉しくて仕方なかった。
201021hitachi26.jpg


201021hitachi27.jpg


201021hitachi28.jpg


201021hitachi29.jpg


201021hitachi30.jpg


201021hitachi31.jpg


コキアとコスモスに大満足して、お腹がペコペコになったので、出口に急いだ。

大噴水の向こうに、翼のゲートが見える。
201021hitachi32.jpg


ここから向かったのは、那珂湊のおさかな市場。
そこで美味しい海鮮料理を食べて、干物とかいろいろなものを買い込んで、大洗磯前(いそさき)神社に参拝。
祭神の大国主命と少彦名命が降臨したという「神磯の鳥居」にはけっこう激しい波が寄せていて、カミさんはずいぶんと気に入ったみたいだ。

(了)


「季節の花」記事一覧に飛ぶ


「お気に入りの場所」に飛ぶ



聖神(ひじりのかみ)/日本の神々の話

20201015

相模国一之宮・寒川神社の境内社・祢岐志社(ねぎししゃ)の祭神
他に、この神を祭神としているのは大阪府和泉市の和泉国三宮・聖神社

『古事記』にのみ登場し、『日本書紀』には登場しない。

『古事記』の「大国主神」巻、「大年神の神裔」の段
大年神には16柱の子神がいるが、そのうちの一柱。

(現代語訳)
 さて、かの大年神が神活須毘神の女(むすめ)、伊怒比売を妻として生んだ子は、大国御魂神、韓神、次に曾富理神、次に白日神、次に聖神
また、香用比売を妻として生んだ子は
(以下略)

私が『古事記』の教科書としている本の著者・次田眞幸氏の、5神の解釈は以下のようになっている。
・大国御魂神:国土の神霊の意
・韓神:朝鮮系の渡来民俗の信仰した神であろう
・曾富理神:ソホリは、新羅の王都を意味する語であろう
・白日神:名義未詳
聖神:百済系の渡来人の信仰した神であろう

白日神を新羅系の神とする説もある。

聖神については、「聖」という字は仏教が伝来してからあてられた字で、もともとは「日知り」から来ていて、太陽を知るもので、「暦を理解する」神と解釈する説もある。


日本の神々記事一覧に飛ぶ


讃岐国・金刀比羅宮の狛犬①

20201008

所在地:香川県仲多度郡琴平町字川西892番地1金刀比羅宮一之坂鳥居
撮影日:2020年3月23日

「青春18キップの旅2020春」にて金刀比羅宮に参拝したときに撮影した狛犬です。

金刀比羅宮については、既に記事があります。

その記事を見る

金刀比羅宮では、私は12組の狛犬を確認しましたが、今回の狛犬が最初のものです。
本宮迄785段ある石段を上り始めて、ちょうど百段目にある一之坂鳥居のところに、この狛犬は居ます。
高いところに置かれているので、注意しないと見過ごす恐れあり。
201008koto01.jpg


201008koto02.jpg


年代:天保15年(1844)
材質:備前焼
型式:江戸尾立ち型・獅子狛犬

右側の阿形獅子。蹲踞している。
201008koto03.jpg


201008koto04.jpg


たてがみが巻毛なので獅子。
耳を伏せ、目は飛び出ている。眉は中央の巻き毛から横に流れて、顎髭は左右に流れて巻いて終わる。
口をわずか開き、舌をのぞかせている。唇のたわみがものすごく大きい。
歯は奥だけ見え、前の牙が鋭く大きい。
どこも丸っこい顔だが、豪快に笑い飛ばしている。
201008koto05.jpg


201008koto06.jpg


左側は吽形狛犬。角がある。蹲踞している。
201008koto07.jpg


201008koto08.jpg


たてがみが流れているので狛犬。角は太く短い。
耳を伏せ、目は飛び出ている。眉は中央の巻き毛から横に流れて、顎髭は左右に流れて巻いて終わる。
たわみの大きい口を閉じ、歯が少しのぞいている。前の牙が鋭く大きい。
ニンマリ笑って、こちらを睨んでいる。
201008koto09.jpg


201008koto10.jpg


前足は真っ直ぐで短い。後足は蹲踞。前足と後足がくっついている。爪が立派。
あばら骨、筋肉がゴツゴツと豊かに表現され、勢いがある。
体の毛玉が豊かに表現され、足の走り毛は巻き毛が炎のように勢いがある。
201008koto11.jpg


201008koto12.jpg


置かれた位置から後ろに回り込めないため、尾は後ろからの姿は不明。
豊かな巻き毛の群れから太く一本の炎が立ちあがっている感じ。
201008koto13.jpg


この狛犬は、備前焼の江戸尾立ち型。
神殿型のように、獅子と狛犬のセットであり、狛犬に角がある。
備前焼なので、細かな表現が美しい。
高さ5尺という大きなもので、高い所に置かれているが、勢いがあって素晴らしい。
そして、とても美しい狛犬である。


狛犬の記事一覧を見る



武蔵野坐令和神社(むさしのにますうるわしきやまとのみやしろ)

20201006

鎮座地:埼玉県所沢市東所沢和田3-31-3
参拝日:2020年9月16日、28日
ご祭神:天照大御神、須佐之男命
設計:隈研吾氏

9月16日に、私の地元博物館のボランティアガイドの仲間と参拝しました。その後28日に家族と角川食堂のランチを食べに来た時にも参拝したので、両日の写真を併せてアップします。

所沢に角川がサクラタウンを開発し、その中に角川武蔵野ミュージアムと武蔵野坐令和神社があります。

角川武蔵野ミュージアムのプレオープンの様子については、既に記事があります。

その記事を見る

この神社は、角川武蔵野ミュージアムを聖なる磐座として見上げるような感じで配置されています。

隅健吾設計の模型
201006reiwa01.jpg


まず神域の入り口を表す鳥居であるが、隅健吾氏は緑の大鳥居と赤くリズミカルな小鳥居群を用意した。

メタルメッシュによる大鳥居
時間をかけてゆっくりと蔦におおわれていき、緑に包まれた大鳥居となる。
201006reiwa02.jpg


201006reiwa03.jpg


蔦は、まだ根元にあるに過ぎない。
201006reiwa04.jpg


この先端部分まで、数年で蔦が覆うと思われるが、そうなるのが楽しみだ。
201006reiwa05.jpg


もう一つの赤くリズミカルな小鳥居群に向かうと、神社のほうから川が流れている。
手水舎からシンホルツリーの高野槇(コウヤマキ)緑の丘を通ってミュージアムの水盤まで川をつなげて、光・水・緑に包まれた環境を作っている。
201006reiwa06.jpg


201006reiwa07.jpg


201006reiwa08.jpg


201006reiwa09.jpg


赤い小鳥居群の参道から社殿に向かう。
201006reiwa10.jpg


細くシャープな赤い小鳥居は、L字型の断面の鋼材を色々な向きに使い、リズミカルなアプローチを作り出している。
201006reiwa11.jpg


201006reiwa12.jpg


201006reiwa13.jpg


清潔でモダンな感じの手水舎
201006reiwa14.jpg


社殿を眺める為、一旦後退する。
201006reiwa15.jpg


正面の大きなガラス窓に映る光景が、天候や時間によって違う事に気が付いた。

16日の様子
201006reiwa16.jpg


28日の様子
201006reiwa17.jpg


社殿から大きく伸びる千木にも、隅健吾氏の設計が光る。
左側が男性神を象徴する外削(そとそぎ)、右側が女性神を象徴する内削(うちそぎ)が交差した二本の千木が、この神社が縁結びの神社であることを象徴している。
201006reiwa18.jpg


私は全国規模で神社巡拝を続けているが、どこも両方とも外削ぎ、または内削ぎで、この神社のように外削ぎ、内削ぎを半分ずつというのは初めてである。
結果として、ご祭神二柱が同等に並んでいることも示している。

正面から覗き込むと、茅葺と白木の正常な神殿が置かれている。
201006reiwa19.jpg


天井には、鳳凰の図が見てとれる。
201006reiwa20.jpg


授与所で宮司さんのお話を伺いながら、社殿を眺める。

屋根は流れ造りで、日本の神社本殿でもっとも多いかたちである。
201006reiwa21.jpg


201006reiwa22.jpg


両脇に眷属が控えているが、狐に見えたので、ご祭神との関係を宮司さんに伺ったところ、これはオオカミであった。須佐之男命と結びつけてもよいが、宮司さんの説明では、秩父など武蔵の国ではオオカミをお使いとする神社が多いことからきているようだ。
201006reiwa23.jpg


天井の鳳凰図は、天野喜孝氏のデザイン。
角川グループのシンボルでもある鳳凰は、一般的に炎の赤や、孔雀のように獄彩色のイメージがあるが、天野喜孝氏は白でデザインした。
天井画ということもあり、浮遊感も出せ、白木との調和も考えたそうである。
また、この神社は縁結びの神社であることから、雄と雌が神楽を舞うハート型の構図にしてあるとのこと。
201006reiwa24.jpg


201006reiwa25.jpg


神紋は、やはり「鳳凰」。
201006reiwa26.jpg


社殿の覆殿の壁に絵馬を提げるようになっていた。
201006reiwa27.jpg


201006reiwa28.jpg


アニメ聖地88ケ所の一番札所らしい。
201006reiwa29.jpg


遠く離れて、神社を眺めてみた。
201006reiwa30.jpg


201006reiwa31.jpg


201006reiwa32.jpg


これで参拝を終え、再び武蔵野ミュージアムの方に向かった。
201006reiwa33.jpg


(了)


「神社巡拝」に飛ぶ



角川武蔵野ミュージアム竣工記念展(プレオープン)

20201001

所在地:埼玉県所沢市東所沢和田3-31-3
撮影日:2020年9月16日、28日

9月16日に、地元博物館のボランティアガイドの仲間と見学しました。その後家族と角川食堂のランチを食べに来た時の写真も併せてアップします。

サクラタウンの構想
201001kumaken01.jpg


こちらの巨大ビルには、ホテル、角川出版の印刷工場、各種ショップが入っている。
201001kumaken02.jpg


千人テラスから上に上がる。
ここで色々なイベントやコンサートなどが行われるらしい。
201001kumaken03.jpg


ドーンと巨大なマスのミュージアムがそそり立っている。
201001kumaken04.jpg


まずは、向かいの建物にある角川食堂にて腹ごしらえ。
201001kumaken05.jpg


201001kumaken06.jpg


角川食堂は、ここで働いている人の社員食堂だが一般にも公開している。
土日祝日は休みなので注意!

角川らしく、店内にも本が置かれている。
201001kumaken07.jpg


食べたのは、ワンプレートに二種類のカレーを盛り合わせたもの。
辛さは控えめだが、スパイスを豊富に使っているのが判る。とても美味しかった。
201001kumaken08.jpg


予約した入場時間に、まだ余裕があったので、これも隈研吾設計だという「武蔵野坐令和神社(むさしのにますうるわしきやまとのみやしろ)」に参拝した。
これは別記事にて報告。
201001kumaken09.jpg


予約した入場時間になったので、ミュージアムに行く。
201001kumaken10.jpg


201001kumaken11.jpg


現在は、完全なネット予約制で、会員登録してチケットを事前に購入しないと入れない。現地にはチケット売り場は無い。当日でも、空きがあればスマホで購入して入ることが出来る。

入口には、誘導員が居るだけで、事前に購入してプリントアウトしたバーコードか、スマホをかざして入場。
201001kumaken12.jpg


内部レイアウト
201001kumaken13.jpg


評判の「本棚劇場」を見たかったのだが、「本棚劇場見学ツアー」は私がチケットをあたった時には、既にSOLDOUTでした。9/26までで終了しています。

私が購入した「角川武蔵野ミュージアム竣工記念展」は、一階のみでマンガ・ラノベ図書館とグランドギャラリーで展示している「隈研吾展」のみ見られる。


入口から入ってすぐのところにマンガ図書館があったので、こちらから見た。

【マンガ・ラノベ図書館】

閲覧コーナーは、外に面したガラス窓があり、開放的な感じ。
201001kumaken14.jpg


201001kumaken15.jpg


マンガの本がズラッと並ぶ。
201001kumaken16.jpg


アニメのキャラクターのフィギュアもたくさん置かれていて、マニアなら大喜びだろう。
201001kumaken17.jpg


一つ上の階に、ギッシリ詰まった棚が並んでいる。
201001kumaken18.jpg


アマゾンプライムで26編まで見たアニメ「鬼滅の刃」の原本が見たいなと探したが見つからず、館員に聞いたら、「鬼滅の刃」は角川から出ているのではなかった(汗)

次いで、「隈研吾展」に向かった。
201001kumaken19.jpg


【隈研吾展】
201001kumaken20.jpg


201001kumaken21.jpg


入ると、今まで隈研吾が設計した代表的な建物の模型があった。
201001kumaken22.jpg


たくさん展示されていた中から、国立競技場とサクラタウンを紹介しておく。

国立競技場
201001kumaken23.jpg


サクラタウン
201001kumaken24.jpg


201001kumaken25.jpg


隈研吾が設計した「武蔵野坐令和神社(むさしのにますうるわしきやまとのみやしろ)」の、注目点について説明されていた。
201001kumaken26.jpg


この神社については、この説明を参考に撮影してきたものを別記事にて報告する。

本棚劇場の写真
201001kumaken27.jpg


正式にオープンしたら見るのが楽しみだ。

デザインの効果を検証したモックアップが展示されていた。
201001kumaken28.jpg


L字形の長いスクリーンに、スライドショーが横に流れており、しばらくソファーに座って見とれた。
201001kumaken29.jpg


201001kumaken30.jpg


それでは外に出て、この建物特徴ある外観をじっくり見ることにしよう。
201001kumaken31.jpg


【ミュージアム外観】
隈研吾氏の設計の特徴は、自然素材の木、竹、紙、石などその土地に合った材料でつくることだと思います。
この土地に通っているうち、隈さんはこの武蔵野台地に地殻のうねりを感じるようになったそうです。
それで「地殻が地表に突き出してきたような建物!」が頭に浮かんだとのこと。
1200トンの花崗岩でそれを実現しました。

古代、岩そのものが信仰の対象で、聖なる岩のことを「磐座(いわくら)」と呼んでいたが、ここに新しい聖地を作りたかったようです。それで隣に神社まで設計しました。

外壁は、地底でマグマが固まってできる花崗岩を使っている。
地中から出て来た岩がそうであるように、複雑に無数に交差する平面で出来上がっている。
201001kumaken32.jpg


201001kumaken33.jpg


201001kumaken34.jpg


一つの石の大きさは、人が持ち運べる大きさや重さにしているとのこと。
201001kumaken35.jpg


石の表面は、岩をたたき割ったような、凹凸の強い「割り肌仕上げ」としている。
201001kumaken36.jpg


近づいて見ると、花崗岩特有の面白い肌だ。
201001kumaken37.jpg


千人テラスから下の道路に下りて、各面からの全景を楽しむ。
201001kumaken38.jpg


201001kumaken39.jpg


201001kumaken40.jpg


ミュージアムの横に大きな「水盤」がこしらえてあるが、その水は武蔵野坐令和神社(むさしのにますうるわしきやまとのみやしろ)の手水舎のところで湧きだした水が、せせらぎを通ってこの水盤に注がれているのだ。
201001kumaken41.jpg


201001kumaken42.jpg


201001kumaken43.jpg


201001kumaken44.jpg


201001kumaken45.jpg


201001kumaken46.jpg


201001kumaken47.jpg


あとは、気に入ったカットを載せておく。
201001kumaken48.jpg


201001kumaken49.jpg


201001kumaken50.jpg


201001kumaken51.jpg


201001kumaken52.jpg


水盤の横から道路に出て、神社側との取り合わせの景色を確認したところで、探索は終了。
201001kumaken53.jpg


201001kumaken54.jpg


201001kumaken55.jpg


そのまま、東所沢駅に向かい帰宅した。


「武蔵野坐令和神社(むさしのにますうるわしきやまとのみやしろ)」の記事に飛ぶ


「お気に入りの場所」に飛ぶ



プロフィール

四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード

Pagetop