深川散歩(1)

20121008

10月5日、深川不動にお参りした後、近くのインドカレー店「ビリタ」でカレーを食べて、その後深川散歩をしました。終点は地下鉄・新宿線「森下」駅で、キーワードは「松尾芭蕉」と「橋」です。

「清澄通り」を歩き出してすぐ、法乗院・深川閻魔堂がありました。左側の赤い建物が閻魔堂です。
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願い事のジャンル別に、お賽銭を入れる場所が違っていました。お賽銭を入れると大きなえんま様がお説教をしてくれます。願いごと別にお説教が違うのではないかと思います。
立派な閻魔様でした。
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再び「清澄通り」を歩いて行くと、仙台堀川にかかっている「海辺橋」があります。
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海辺橋からの仙台堀川の眺め。
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仙台堀川というのは、河口の「上之橋」の北詰に仙台藩の蔵屋敷が置かれていたことから、こう呼ばれました。永代六間堀(堀幅が六間-約10.8m)の1つで、寛永年間には材木置き場として使用されました。

海辺橋は、安政5年(1858年)に描かれた「本所深川絵図」にこの橋が見られますが、芭蕉のころはまだ築かれていませんでした。むかし本所深川では飲料水を船で運んでいたが、この辺が飲料水を陸揚した「水場」にあたるそうです。

海辺橋のたもとに、「採茶庵(さいとあん)」跡があります。ここに庵の一部が再現され、芭蕉が旅姿で腰掛けています。
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芭蕉はここから奥の細道の旅に出立しています。採茶庵は芭蕉の門弟杉山杉風の別荘で、このあたりにあったという。芭蕉は、それまで住んでいた庵を人に譲り、旅立ちまでの間しばらくここに住んでいました。

仙台堀川に沿って遊歩道があり、ここに「おくのほそ道」で詠んだ18句の板の句碑が立てられています。
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海辺橋を渡ると、左手に「清澄庭園」があります。入り口は反対側なので、ぐるっと回りこまないといけませんが。
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この庭園は、元禄時代に紀伊国屋文左衛門の別邸であったといわれ、その後、明治11年岩崎弥太郎の所有となり、社員の慰安や外国の貴賓接待のために整備し、同18年に庭園が完成しました。

園内南隅の芝生広場に芭蕉の「古池や蛙飛びこむ水の音」の大きな句碑があります。びっくりするくらい大きなもので、はじめは芭蕉庵跡に立てられたが、敷地が狭いので庵の改修の際にこの地に移されたといいます。
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目的は、この芭蕉の句碑でしたが、せっかくなので庭園を楽しみ、憩いました。
ちょうど曼珠沙華が綺麗でした。
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庭内の一か所に石仏が集められていました。
右から庚申塔、法印慶光供養塔(阿弥陀仏)、庚申塔、馬頭観音供養塔。
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カモがビタミン不足のためか、一心に草を食べていました(笑)
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清澄庭園は、色々な石をあつめてあることで有名。
これは、摂津御影石の「なつめ水鉢」
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大きな石を並べて、豪壮な趣の「磯渡り」
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石に刻まれた水滴の跡がすごい。
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見事な仙台石の石橋。
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奈良御影石の多重塔(十一重)。園内の石材の中でもかなりの年代物で、出来も良く、最も貴重なもの。初重軸部に、四方仏が刻まれています。
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これで「清澄庭園」を出て、隣の「清澄公園」に行きます。
ここで「江戸風時計塔」を撮りました。
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バックに見えているのは、中村学園の校舎を結ぶ空中回廊です。
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(続く)

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コメント

No title

四季歩さん、こんにちは

深川江戸資料館は行かれなかったようですね。あそこ、深川の路地みたいなところの家々を実物大で再現している上、ライトを使って、朝、昼、夕焼け、夜を再現していて、非常に面白い場所です。と言っても、直接、芭蕉には関係ありませんが。

清澄庭園は以前は、池の沿った所ではなく、池から離れた広場みたいな所に彼岸花が沢山、群生していたのですが、先日、行った時は見る影も無い状態だったのが残念でした。

matsumoさん

コメントありがとうございます。
今回は、深川江戸資料館は割愛しました。
半日しかないので、芭蕉関係に絞ったのですが、
後半疲れてきて、「芭蕉稲荷」を抜かすという
大失態でした(苦笑)
あの辺は、何度でも行きたいと思いました。
今度は寄りたいと思います。
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四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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