ボランティア・コーディネーター

20121118

16日に、5月から毎週金曜日に通っていた、市の「ボランティア・コーディネーター養成コース」の修了式がありました。
修了にあたって、受講者の「テーマ発表」があり、私も発表したので、それをここに載せておこうかなと思いました。
以下は、発表の原稿を簡略化したものです。発表はパワーポイントで行ったので、図表化したものですが、ここでは文章での説明に変えました。

1.ここを受講した下記三つの動機
1)今年4月から、突然に「学校支援ボランティアセンターのコーディネーター」の仕事を引き受けた。
2)以前からボランティア志望の気持ちはありました。 2001年に「くも膜下出血」を経験しましたが、稀有の幸運でまったく後遺症もなく普通の生活を送っています。「生かされている」という気持ちが生まれ、社会にお返ししたいという気持ちがあります。
3)昨年から、市のコミュニティ・カレッジで「地元の歴史」を学んでいますが、そこで学んだことを、周りに発信して、過去の歴史の教訓を活かしていきたいと思っている。

2.コーディネーターの仕事が始まっていたので、学びながら実践してきました。
2-1)担当している小学校のサマースクール

支援内容は、算数の問題の丸つけで、とにかく褒めてあげる。
4日間、17名くらいを確保して欲しい

以前の私ならパニくっていたと思います。ボランティアについて理解してなかったので、「嫌な事を押しつけみたいに、引っ張り出さなければならない」と思ったでしょう。

しかし、この講座で「ボランティアの正しい理念、正しい姿」を教わりました。
・ボランティアは自己犠牲の奉仕活動ではない(押し付けとならない)
・率先行動市民 (何か問題があったら、自分で解決しようと動く)(こちらの呼びかけを待っている)
・自己実現である(必要とされる自分が嬉しい)
   ⇒喜んで協力してくれるはず

地域に登録されている方45名全員に、わりと気楽に電話することができました。

結果としては、登録されている人だけでは間に合いませんでした。4日間全部出てくれるという人は稀で、1日とか2日なら可能という人がほとんど。それで、昨年の歴史講座で友達になった方などにもお願いして、毎日17名を確保することが出来た。述べ28人の協力をゲットして自信がつきました。

自分なりに、登録されている方のうち、積極的に活動したい人、要請があればやってもいいというレベルの人、登録はしたけどあまりやりたくない人、という把握が出来た。

この支援がどういう意味があるかというと、一人の先生に40人くらいの生徒だと、問題を解いてもすぐに先生にみてもらえません。ところが6,7人のボランティアが居ると、説いた問題の結果がすぐにわかるので、生徒はどんどん問題を解いていけるわけです。そして「よく出来たねえ」と褒めてもらえるから、生徒は気分が良いわけです。

結果は
・先生が用意した問題集が足りなくなり、三日目から追加の問題が発行された。先生の予想より、生徒がやる気をみせた。
・私自身は、他のボランティアの方から、点数のイラスト化、名前を褒めるなど、生徒を褒める色々な方法とか生徒にうまく接する方法などを学べた。

無事に、心配していたよりずっとうまく行ったと思ったので、感謝のしるしに、28名の方全員に礼状
を出しました。
121117matome01.jpg


引き続きの課題は、 ボランティアの方で、“積極的に活動したいと思っている”方に応えたいということです。
この講座で、栃木県の小学校を見学に行き、そこで展開されている「ボランティア主導の放課後クラブ活動」がとても素晴らしかったので、これを実現したいと思います。

「積極的に活動したいと思っている方」のやりたい事が、それに沿うものならば、実施できるのが確実ですから、あとは学校にその気になってもらえれば実現できるのではないかと思っています。
これが、私の今後の課題です。

2-2)地元の歴史を学ぶ
これは、前任者の方も歴史の方だったので、前から学校に働きかけてくれて、今年から実現したものです。
6月に小学校6年生を対象として、体育館に全員集まり、2時間使って、その地域の史跡・文化財・伝承のなかから7つのテーマを選び、生徒を7つのグループに分けて、一つのグループに一つのテーマを説明しました。
説明は、市の歴史講座のOBで「ガイドの会」の方にお願いしました。
私も「影隠し地蔵」について説明しました。
121117matome02.jpg


「影隠し地蔵」というのは、木曽義仲の子「清水義高」が頼朝のもとに人質となっていましたが、頼朝・北条政子に気に入られ、娘の大姫の婿になっていた。しかし頼朝が木曽義仲を討ち、ついで清水義高も討てと命じます。大姫が義高を逃がし、こちらに落ち延びてきて、一旦はこのお地蔵さんの陰に隠れて難を逃れるが、結局捕えられ入間川の河原で討たれます。
地元の人たちが、そのお地蔵さんを「影隠し地蔵」ということで、大事にお守りしているわけです。
清水義高は、この時12歳でした。
聞いている小学6年生と同じ歳ですから、みんな熱心に聴いてくれましたね。

・生徒たちは、夏休みに自分たちで現地に行き、写真や絵を描き、自分でも調べました。

・グループごとにまとめて、「わたしたちの郷土の歴史」という文集を作る予定で、私はそれを「見守り」です。

次なる課題は、どうも他の地域でこういう学びが行われていないところも多いようなので、これを他の学校にも横展開をしていきたいと思っています。

最後に、この写真を貼っておきました。
八ヶ岳の白駒の池の近くで撮ったものです。大きな切株の上に新たに若い木が育とうとしています。
切株が私で、若い芽を育てていくというのが、私みたいだなと気に入っているのです。
121117matome03.jpg


このボランティアをやっていて、何が嬉しいって、子供たちの笑顔ですね。

(了)


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まとめ【ボランティア・コーデ】 :まっとめBLOG速報

16日に、5月から毎週金曜日に通っていた、市の「ボランティア・コーディネーター養成コース」の修了式

コメント

No title

四季歩さん、こんにちは

なるほど、ボランティア・コーディネーターって、人を集めてやる気にさせる係な訳ですね。そして、勿論、褒めてやる気にさせ、また、感謝によって次回もやる気にさせると言う。

確かに、人間はけなされるより、褒められた方がやる気が出るでしょうし、また、その分、学力も上がると思いますので、うまい所に目を付けたと思います。

matsumoさん

コメントありがとうございます。
私もボランティアの世界に足を踏み入れました。
大切なのは、人と人とのコミュニケーション
なのですが、会社だとまず組織がありますから、
あまり苦労しませんが、この世界だと、
それを確立するのが大変な場合も、
けっこうありますね。
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プロフィール

四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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