三曲演奏会

20121123

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今日、三曲の演奏会に行ってきました。
私は、勘違いをしていて、三弦、箏、尺八のことだと思っていましたが、正しくは地歌三味線(三弦)、箏、胡弓の三種の楽器の総称だそうです。
胡弓は珍しいと思っていましたが、そうではなくて演奏する人が少なくなってしまったということだそうです。

会場は南浦和駅から歩いて7分ほど。
10時半開演に辛うじて間に合いました。
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聴いたのは、1~4、9~16でした。
(5~8は昼食のため中座)

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私がいいなと思ったものを挙げておきます。

「夕顔」
三絃(3)、箏(2)、胡弓(2)、尺八(2)
源氏物語の夕顔の巻に取材した曲で、実に雅な曲でした。
胡弓の音色がすごく良かった。
(歌詞)
住むや誰、訪てやみんとたそがれに 寄する車の音信も
たえてゆかしき中垣の すきま求めて垣問見や。(合)
かざす扁にたきしめし 空だきもののほのぼのと。(合)
ぬしは白露光をそえて、(手事)いとどはえある夕顔の、
花に結びし仮寝の夢も(合) さめて身にしむ夜半の風。

「雪の花」
本手(7)、替手(4)、尺八
吉野に在りし静御前の心情をよんだものとかで、箏を弾きながら唄う歌がよかった。
(歌詞)
吉野山 峰の白雪ふみわけて 入りにし人のあとぞ恋しき。(中略)
 よしさらば よしさらば ふみわけたまいしわが君の、
 みあとうづみておう人の みちまどうまで散りつもれ
 やよ、み吉野の雪の花びら

「桜ゆらら」
第一箏(4)、第二箏(2)、十七絃、尺八(3)
桜の景色を実に見事に想像させてくれた。桜の花びらがひらり、ひらりと舞い、踊るさまが見えるようであった。

「黒田節による幻想曲」
箏ソロ、第一箏(7)、第二箏(2)、十七絃(2)、尺八(4)
箏のソロが、実に繊細な旋律の音色を出していた。それに負けじと尺八のソロが、これだけ繊細な音を出せるのかと驚かせてくれた。

「吉野静」
唄、第一箏(8)、第二箏(4)、尺八
これも静御前を歌った曲。唄い手の方が80歳くらいの方だったが、実にきれいな声を出していた。
箏が調弦で、琵琶の雰囲気を出していたのがよかった。落ちていく静御前の寂しく悲しい足取りを尺八が表現していたのが哀切極まりなし。
(歌詞)
  別れにし人はいずこと み吉野の吉野の山に花散らふ
 定めなき世の行く末を鳴きてか来らん呼子鳥
 しずやしず しずやしず しずのおだまきくりかえし
 かえしし人をしのびつつ しのびつつ
 いまも恨みの衣川 思いかえせばいにしえの 心もとけぬ舞いの袖
 返すがえすも恨めしく 吹雪とまがう花あらし。


今日は一日、日本の雅な調べに浸っていました。
いいですねえ、やまとなでしこ・・・・・


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コメント

No title

四季歩さん、こんにちは

計6時間位のコンサートのようですね。私の場合、同じ椅子に3時間を越えて座っていると、お尻が痛くなるので、途中、昼食と言うのは正解だと思います。

尺八の音っていいですよね。以前に、京都の東福寺の塔頭で尺八根本道場である「明暗寺」の石碑前で、編み笠を被った虚無僧姿で尺八を吹いていたのを思い出しました。

matsumoさん

コメントありがとうございます。
私も尺八の音、好きですが、
私はどういうわけか、弦楽器にめちゃくちゃ
弱いので、琴、胡弓がすごく好きです。

しかも着物で演奏してくれると(笑)
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四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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