秩父夜祭

20121204

12月3日、昨夜ですが秩父夜祭に行ってきました。
歴史の仲間8人で出かけました。所沢と西武秩父往復の特急に安心して乗るため、11月3日の早朝に二人で並んで8人分の指定を確保しておいたわけです。

所沢で16時ちょっと前にレッドアローに乗り込み、西武秩父に17時に降り立って、まずは秩父神社を目指しました。
そこに笠鉾・屋台が勢ぞろいしているとのことだったので。
秩父鉄道の「お花畑」駅から線路に平行な道を秩父神社まで歩いていきましたが、両側にびっしりと屋台が並び、人手も多く、さすが日本三大夜祭の一つだと思いました。

秩父夜祭の特徴は、なんといっても神幸行列を夜に行い、真夜中に神社と武甲山の間にある御旅所で神事を執り行うというのが最大の特徴です。斎場祭が行われるのは夜の10時以降であり、神幸行列が神社にもどると朝の4時をすぎるそうです。

また、最も知れ渡っている有名な伝説は武甲山の男神(蛇神・蔵王権現)と秩父神社の女神(妙見菩薩)が年に一度の逢瀬を楽しむというものです。

秩父神社の境内に入ると、二台の山車が並んでいました。他の屋台は境内の周辺に置かれていました。
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まずは秩父神社にお参り。
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御神輿もスタンバイしています。舎人の衣装が立派です。
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神馬もつながれていました。
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笠鉾・屋台が出発するまで境内に留まることにしました。

「中近笠鉾」です。
現在の笠鉾は3代目で、1880(明治13)年に造られた名工荒木和泉の傑作です。構造は八棟造りの屋根の上に、3層の笠を立てた大型の笠鉾です。
唐破風のところの彫刻は「八岐大蛇」
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参考までに笠鉾なので、花笠をつけたときには、こんな感じになります。
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こちらは「宮地屋台」
秩父最古の歴史を有し、登り勾欄のない古い形をとどめています。秩父の屋台の中では最も端正な形をしているといわれます。
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若衆が、中近笠鉾の花笠の花(縁起物)を売り歩いていました。
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出番を待っている、いなせな男衆。
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女衆も粋でしたね。
鉢巻きから木札を下げています。
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イエーイと仲間で記念撮影。
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神幸行列が始まりました。厚い人垣で近寄れません。
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神輿が門から出てきました。
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神馬がストロボの光とかに興奮したのでしょう。遠くにいた私たちにもわかるほど仁王立ちして、すごいなあと話していたら、人垣が割れて神馬がこちらに向けて暴走してきました。危うい所でしたが、なんとか手前で止められました。
これは、その後一生懸命馬をなだめているところ。向こうの馬の居るところが行列の通るところで、そのこっち側に厚い人垣があったのです。
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いよいよ中近笠鉾のほうから、動き出します。
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ちょっと進んだところで方向転換。
笠鉾・屋台の方向転換には『ギリ廻し』と言われる方法が取られます。人込みで近くで見ることは出来ませんでしたが笠鉾・屋台の後部に「てこ」の支点になる台をセットし2本のテコ棒に10人ほど取り付いて後ろの車輪を持ち上げ、土台の中心部に「ギリ棒」をセットし車輪を浮かして、20人ぐらいの曳き手がギリ棒を軸にして一気に方向転換するそうです。
笠鉾の後ろが持ち上げられます。
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私達が居るところを通り過ぎていきます。
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次いで宮地屋台が動き始めます。
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やはり「ギリ回し」で方向転換。
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威勢よく動いていきます。
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宮地屋台の後幕には赤い髪の3匹の「猩々」(中国の想像上の霊獣)が描かれています。
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続いて、私たちも通りに出ようと試みましたが、通りの手前でまったく進めず。
そこに「上町屋台」が通りかかりました。
四つ棟造りの屋根と、登り勾欄が附設された比較的新しい形の屋台です。
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見事な彫刻です。
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後幕には「鯉の滝登り」が描かれています。
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これで、一応満足したのと、ものすごい人手のため、身動きできず、交通規制が敷かれていて思う方向にも行かれないため、これで見物は切り上げ、遅い夕食を取ることにしたのが8時ちょっと前。
人混みで、思うように動けないため、できるだけ西武秩父に近い所まで移動して、繁華街からちょっと外れたところでうどん屋を見つけて食べました。

それから西武秩父駅に戻りましたが、交通規制と一方通行になっていて、かなりの大回りで帰るハメに。
一人だとパニくっていたかもしれない(笑)

駅には、「まつり会館」に展示されている昭和の名工による「昭和屋台」の十分の一のミニチュアが展示されていた。
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西武秩父発21:25のレッドアローで帰途につきました。

今回は、団体行動なのと、人混みで思うように行動できず、秩父神社境内だけでの見物となったが、神幸行列すべてと、笠鉾・屋台全部を見ることができる秩父神社近くのポイントは見当がついたので、来年はそこで写真撮影をしようと思う。
また、「おねり(歌舞伎道中)」と「歌舞伎公演」が3日の15時から18時くらいまであることがわかったので、これも来年の楽しみとしました。

(了)




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コメント

No title

四季歩さん、こんにちは

そうか、昨日は秩父の夜祭りだったのですね! すっかり、忘れていました。都区内は雨でしたが、秩父の方は大丈夫だったようですね。一部の提灯にはビニール袋がかけられていますが、傘をさしている人はいないようですし。

祭り自体は夜中までやっているのですか! ううん、それでしたら、寒い中を夜中まで頑張って、後は、旅館等に泊まるのが一番でしょうね。私のようなビンボー人では、駅か、秩父に1軒あると言うインターネット喫茶の夜間料金での泊まり?ですが。

それにしても、馬の件はお怪我が無くて良かったです!


昨年いきました^^

こんばんは
もうそんな時期なんですね。昨年はじめて行きましたが、想い出が甦るようです。
なかなか華麗な祭りでしたね。
昨年行った秩父鉄道バスでは、宵宮で山車が曳ける特典があるとのDMが来ていたのですが、今年は宵宮も日曜日ですから無理でした。
写真を見るとまた行きたくなってしまいますね^^

コメントありがとうございました

matsumoさん
この祭りは遅いんですよね。
有名な団子坂の引き上げも、一度は見たいのですが、
これを観終わると12時を過ぎてしまいますから、
必然的に泊まりになります。
たぶん旅館も空いてないですから、そっちも心配です。
団体に参加するのも一つの手段ですが、
写真を撮るのに足かせになっては困るし・・・・・
悩みはつきないですね(笑)

薄荷脳70 さん
去年行かれたんですね。
この祭りは有名ですから、町も華やかですね。
たしか、バスで桟敷席とか、色々な特典つきのも
あるようですね。
来年は、どうするか・・・・・
今から楽しみです。
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プロフィール

四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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