ベートーヴェン/交響曲第1番ハ長調作品21

20130126

久しぶりにのんびりとした気分で過ごしている。
市の歴史講座の研究コースも、いよいよ論文を完成させるところまできた。私のテーマ「市内神社祭神と古事記の関係」は34ページのボリュームで完了。
木曜にお互いの論文をチェックし合い、誤字脱字のチェックも終えて、修正したものを月曜までに私のところにUSBで持ち込み、私の知り合いの印刷屋さんで印刷・製本に回すところまできた。
二週間ほどサボッていたジムにも、午後に行ってきたので身体も生き返ったように爽快だ。

ベトのシンフォニー一番を聴こうと取り出したのがこのCD。
130126bet1.jpg

指揮:ロヴロ・フォン・マタチッチ
演奏:NHK交響楽団
録音:1966年12月29日 東京厚生年金会館

一番最初に買ったのはブルーノ・ワルターのものだった。
二枚目を買う時に、いろいろ調べていて目に付いたのがレコード芸術2009年2月号で「特選盤」になっていたマタチッチ&N響のものだった。
宇野功芳さんが推薦の記事をこう書いている。
≪今からちょうど42年前の12月、「第9」の前プロとして演奏された「第1」の最初の楽章、主部に入ってクレッシュンドし、ffに達したときの巨大さというものは、今日でも決して忘れることが出来ない。ところがおどろいたことに、今回CDで耳にしたら、そのffの2小節(4つの4分音符)だけマタチッチはテンポを速め、3小節日から元に戻しているではないか。ちっとも気がつかなかった。
主部は実に悠々と進む。出はずいぶん遅いが、だんだんと普通のテンポに近づいてゆくのが典味深い。再現部からはスケ-ルはいっそう大きくなり、ダイナミックの凄みを増し、やがてすばちもいコーダを迎えるのである。
第2楽章は良いテンポで強めに歌い、とくに第2テ-マを歌いぬいているのが見事。メヌエットはこんなにスローな演奏も珍しいが、そのテンポが意味深く、巨大だ。
そしてフィナーレの序奏部。巨大さが逞しい男性美となり、やがて巨木となり、三分の際もない表情がこの短かい数小節の中にぎっしりとつまっている。主部は第1薬草に劣らぬものすごさであり、金管の強奏はウィーン古典派をはみ出す。≫

この演奏は聴いていて熱くなりますね。
曲自体、モーツァルトやハイドンの影響がかなり感じられ、まだベートーヴェンらしさがないとはいえ、29歳のベートーヴェンの若々しい勢いが感じられていい。
マタチッチの豪快な表現、音楽の持つ巨大なエネルギーの放射がすばらしい。
どっしりとした構えで、豪放で、聞いていて元気になる演奏。
聴き慣れているN響の音が、ここでは豪快さを加味して、N響の気合が入っていることが歴然とわかる。


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コメント

No title

四季歩さん、こんにちは

マタチッチ、好きな指揮者の1人なので、輸入盤を含めて実況録音CDの9割方は持っています。と言うことで、上記のCDも勿論、持っています。

さて、N響でも演奏しましたが、残念ながらCD化されていない「モンテベルディ:聖母マリアの夕べの祈り 」は、他のオケでの実況録音を聴くことができますが、時代楽器派が逃げ出すような素晴らしさでした。後、これまた、CD化されていないイタリア歌劇団来日公演”プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」”は以前にFM放送で聴きましたが、素晴らしかったので、ぜひ、CD化して欲しいと思っています。

matsumoさん

コメントありがとうございます。
やはり、音源をたくさん持ってられますね。
うらやましいこと、しきりです。
トゥーランドット、二つ持っていますが、
イタリア歌劇団のもの、ぜひとも欲しいですね。
DVDで。
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プロフィール

四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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