ヤオコー川越美術館

20130211

この美術館は昨年の春にできていたようで、最近知ったので、2月9日(土)にカミさんと買い物の後行ってきました。
場所は、川越博物館や氷川神社の近くだとわかっていたのですが、住宅地の中にあるためたどりつくのにちょっと迷いました。
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建物は、有名な建築家の伊東豊雄氏の設計によるもの。
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この日は風が強くて、建物の周りの水が波立っていた(笑)
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エントランス
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中は、2つの展示室、エントランス、カフェと休憩を兼ねたラウンジ、の4つの空間で構成されています。
ラウンジに大きな櫻の絵「爛漫」が飾られていました。
この写真には写っていませんが、この左側に、窓に沿ってテーブルが4つあり、そこでコーヒーなどを飲みながらこの絵を鑑賞できます。
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この美術館は「三栖右嗣記念館」となっています。
株式会社ヤオコーの実質上の創業者である故川野トモ名誉会長が30年近く前、三栖右嗣氏の個展で20号のコスモスの絵を求めて以来、家族ぐるみで三栖右嗣氏と親しくお付き合いをしていたそうです。
三栖右嗣氏は、日本洋画壇を代表する、知る人ぞ知る優れた画家。昭和57年から埼玉県比企郡玉川村(現ときがわ町)に移り住み、創作活動を続けていたとあり、ビックリしました。

この玉川村ですが、ここにある工場に私はずいぶん長く通っていました。
当時の私の仕事は、生産設備の設計、導入、設置、維持をしていましたから、この工場の立ち上げから関係していて、そのせいもあり、その工場、まわりの土地にとても愛着があるところです。

そのせいもあり、絵もかなり好みでもあり、すっかり三栖右嗣のファンとなりました。
2010年に82歳で亡くなられているのは残念です。

三栖右嗣氏略歴
1927(昭和 2年)神奈川県に生まれる。
1952(昭和27年)東京藝術大学(安井教室)卒業。
1972(昭和47年)アメリカにアンドリュー・ワイエスを訪ねる。
銀座・飯田画廊にて昭和51年(1976)まで毎年個展。
1975(昭和50年)沖縄海洋博覧会「海を描く現代絵画コンクール展」に『海の家族』を出品、 大賞受賞。沖縄県立博物館蔵。
第19回安井賞展に『老いる』を出品。安井賞受賞。東京国立近代美術館蔵。
皇太子殿下(現:天皇陛下)依頼により『沖縄の海』を制作。東宮御所蔵。
毎日新聞社よりカラーリトグラフ四曲一双屏風『紅梅図』刊行。
「日本秀作美術展」<読売新聞社主催>に『富良野風景』を出品。
現代作家デザインシリーズ「三栖右嗣展」<朝日新聞社主催>。
1990(平成 2年)「花のある名作美術展」に『ナガールの花束』出品<NHKサービスセンター主催>。
緞帳『爛熳』を制作<和光市文化センター>。
1994(平成 6年)緞帳『薫風』を制作<玉川村文化センター>。
1996(平成 8年)『爛漫』500号を制作<(株)ヤオコー本社>。
リトグラフの2世紀記念展に招待出品<フランス>。
2010(平成22年)4月 逝去 享年82歳

「爛漫」 油彩 500号
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「富良野麦畑」 油彩 120号
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「パリの風景」
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「秋日」
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長野の林檎園シリーズのうちから
「枯草の上」
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コメント

No title

四季歩さん、こんにちは

「ヤオコー」と書かれていたので、こりゃあ、ヤオコーの創始者が集めた骨董品を中心に展示している美術館なのかなあと思ったら、そうではないようで、一種の個人美術館みたいですね。しかしながら、収録作品数は150程度と少ないようですので、もっと集めるか、あるいは、他の美術館等から作品を借りて企画展を行わないと、中々、観客の動員は大変だと思います。

三栖右嗣と言う名前は初めて聴いたと思いますが、紅枝垂れ桜を描いたの大作、素晴らしそうです!!

No title

こんにちは
写真かと思ってしまうほど写実的な絵ですね。桜の絵は迫力ありますね。
最後の林檎の絵はワイエスかと思いました。

ときがわはいいところですよね。私はたまにですが食事に行ったり、お花やお寺を見に行ったりしますよ。

コメントありがとうございます

matsumoさん
まあ、そうですね。
集客という点では、心配にはなりますが。
川越市立美術館、博物館、本丸御殿、氷川神社などが
近くにあるので、人が集まる場所ではあります。
場所は考えて選んであると思います。

Jさん
ワイエスがお好きなら、ここに収められている作品も
気に入りますよ。
ときがわ、嵐山、あのへんは良いですよね。
今年も、色々と訪ねてみようと思っています。
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プロフィール

四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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