旧岩崎邸庭園

20130305

2月27日麟祥院を出て、最後に訪ねたのは旧岩崎邸庭園です。

旧岩崎邸は1896年(明治29年)に三菱創設者・岩崎家本邸として建てられました。英国人ジョサイア・コンドルによって設計されたもので、現存するのは洋館・撞球室・和館の3棟です。木造2階建・地下室付きの洋館は、本格的なヨーロッパ式邸宅で近代日本住宅を代表する西洋木造建築です。館内の随所に見事なジャコビアン様式の装飾が施されていて、同時期に多く建てられた西洋建築にはない繊細なデザインが、往事のままの雰囲気を漂わせています。

洋館と結合された和館は書院造りを基調にされていて、広間には、橋本雅邦が下絵を描いたと伝えられる日本画などが残っています。現存する広間を中心に巧緻を極めた当時の純和風建築をかいま見ることができます。
大名庭園を一部踏襲する広大な庭は、建築様式と同時に和洋併置式とされ、「芝庭」をもつ近代庭園の初期の形を残しています。
1961年に洋館と撞球室が重要文化財に指定。1969年に和館大広間は洋館東脇にある袖塀とともに、1999年に煉瓦塀を含めた屋敷全体と実測図がそれぞれ重要文化財に指定されました。

旧岩崎邸庭園として公開されているのは旧邸宅敷地の一部に過ぎず、かっての敷地は西側の湯島合同庁舎、南側の湯島四郵便局や切通し公園一帯を含んでいたといいます。

入り口のところから重厚な塀があって、そこに岩崎家の紋章が刻まれています。
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岩崎家の家紋は「重ね三階菱」で、三菱のマークのもとになったとの説明がついていました。
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ここは人気が高いです。平日というのに人が一杯です。私たちのグループは、背後にいます。
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ほんとに立派な洋館です。これが個人の邸宅だったというのは驚き。
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玄関の意匠
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外装も立派。
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邸内は撮影禁止のため、洋館の中を見て、和館の中を見て、庭に出てきました。
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和館の外観
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庭のほとんどが芝生のため、庭で見るものはわずか。
藁ぼっちと牡丹
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洋館と和館全景。芝生が枯れているため寒々としているのが残念。
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水仙との取り合わせで
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見事にスックと、音叉みたいに二本に分かれている。
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バルコニー
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列柱が見事
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ちょっといい写真が撮れた。
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塀の上にプランターが置かれているのが洒落ていますね。
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(了)


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コメント

No title

四季歩さん、こんにちは

ここ、何回か、入ったことがありますが、建物はともかく、庭が殺風景なのは残念です。私が大学生の頃は、湯島天神の前に建っている大きな白いマンションのビルは無く、そこも岩崎邸の敷地でした。多分、その頃でしたら、庭も今とは違っていたのだと思います。それが、騙されたかしていつのまにか、大きなマンションが造られてしまったのだそうです。

それにしても、天気が良くない日なのに、結構な数の人が来ているのですね!

matsumoさん

コメントありがとうございます。
ほんとにここは、「旧岩崎邸庭園」という呼称がおかしいですよね。
「旧岩崎邸」だと思います。

この日は、私もそうだったのですが、団体だと
少々の悪天候でも決行ですからね(笑)
いかにも、団体さんばかりでした。
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四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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