山王日枝神社/東京都千代田区永田町

20130408

昨日は、カミさんが介護から解放される日だったので、カミさんの行きたい所を案内しましたが、一つ私が行きたい所も入れ、日枝神社にお参りしました。

日枝神社は江戸三大祭の一つ、天下祭の山王祭が行われることで有名です。
私は昨年、猿田彦の写真が欲しくて、せっかくだからと先頭から最後まで全て写真を撮りましたが、それは記事にしています。
http://tamtom.blog44.fc2.com/blog-entry-968.html

文明10年(1478年)、太田道灌が江戸城築城にあたり、川越の無量寿寺(現在の喜多院・中院)の鎮守である川越日枝神社を勧請したのに始まるといいます。徳川家康が江戸に移封されたとき、城内の紅葉山に遷座し、江戸城の鎮守とした。
慶長9年(1604年)からの徳川秀忠による江戸城改築の際、社地を江戸城外の麹町隼町に遷座し、庶民が参拝できるようになった。社地は家康により5石、元和3年(1617年)に秀忠により100石、そして寛永12年(1635年)に徳川家光からの寄付を加えて600石となった。
明暦3年(1657年)、明暦の大火により社殿を焼失したため、万治2年(1659年)、将軍家綱が赤坂の松平忠房の邸地を社地にあて、現在地に遷座した。この地は江戸城から見て裏鬼門に位置する。

地下鉄南北線の「溜池山王」駅から歩いてすぐ、まず社務所横に通じる細い石段の参道がありましたが、ここからは登りません。
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南参道に立つ山王鳥居
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「山王造り京風二重鳥居」、俗に「山王鳥居」(その形から「合掌鳥居」「日吉鳥居」)と呼ばれる、鳥居の上部が合掌した手のような三角の形になった鳥居は、滋賀の日吉大社を総社とする山王神社の特徴。山王の教えと文字を形にしたものといいます。
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この参道は山王橋といって、道路を挟んでいます。エスカレーターがあるんですね(笑)
便利です。
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振り返ると、すごいです(笑)
東京のど真ん中にあるんだなと、わかりますね。
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ちょっと、いい表示ですね。
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神門のところに来ました。
日枝神社は大山咋神を主祭神とし、相殿に国常立神、伊弉冉神、足仲彦尊(たらしなかつひこのみこと)を祀ります。
足仲彦尊とは、仲哀天皇のことです。八幡神社の祭神、応神天皇の父であり、母である神功皇后の夫であらせられます。

大山咋神について説明しておきましょう。
須佐之男命と神大市比売との間には、宇迦御魂神(稲荷神社の祭神)と大年神が生まれます。その大年神と天知迦流美豆比売との間に生まれたのが大山咋神です。
須佐之男命の孫ということになります。
古事記では、「またの名を山末之大主神という。この神は近江国の比叡山に鎮座し、また葛野の松尾に鎮座して、鳴鏑を神体とする神である。」と書かれています。
大山咋神の「くひ」は神霊の依り代としての杭の意であろうといわれます。日枝神社の祭神で比叡山の山の神です。
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ズラッと酒樽が並んでいます。
古事記で「葛野の松尾に鎮座して、鳴鏑を神体とする神である。」と書かれていますが、これは京都の松尾大社のことで、渡来人の秦氏の氏神でした。
秦氏は酒造の技術も日本に伝えたことから、中世以降、松尾神(大山咋神)は酒造の神としても信仰されているわけです。
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外に向かって随身像
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内側には神猿像が奉安されています。猿は山王信仰で神の使いです。
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神門の内側には、「皇城の鎮(しずめ)」額が。
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本殿
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本殿の前にも神猿がいます。右が夫で左が妻&子。神猿は「まさる=魔去る」で超~縁起がいいそうです。
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お参りをしました。
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神紋は三つありました。
二葉葵、三巴、および菊紋ですね。
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拝殿の天井絵が見事なのですが、授与所で図録を売っていたので求めてきました。
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屋根の水受けが綺麗な形でした。
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二対の灯篭が見事なので、説明を読むと、とんでもないものでした。
万治2(1659)年に奉納されたもので、明暦大火の二年後に奉納されたもので、奉納者は徳川家綱です。
現存する数少ない江戸時代初期の工芸品であり、徳川将軍家より奉納されたという、貴重な品でした。
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続いて、宝物館を拝見。無料でした。
大田道灌像
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古い山王祭の説明書き
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境内に見事な藤棚があったが、驚いたことにほころびかけているのがあった。
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岐阜県揖斐郡の山中から発掘された「さざれ石」
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絵馬も神猿が多い。
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末社の山王稲荷参道。鳥居が見事です。
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境内を全部見終わったので、やはり境内に有った和食レストランでお昼を食べました。
築地の「植むら」がしているお店で、美味しかった。
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満腹して、幸せな気分で次の目的地に向かいますが、入るときに通らなかった表参道から出ました。
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表参道の山王鳥居
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横には、ご神木の銀杏の樹が。見事な太さです。
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コメント

No title

四季歩さん、こんにちは

以前、2年間位、この神社から徒歩で10分間位の場所に勤めていました(会社が入っていたビルの建て直しのための一時的な引っ越しのためです)。昼休みに行くと、付近の会社の人達が境内で弁当を食べていました。春には桜も綺麗でした。確か、枝垂れ桜もありました。と言うことで、おそらく50回は行っていると思います。

また、正月には、神子さんが鈴をふって、集まった人達にお祓いをするのですが、その音色が良かったです。

matsumoさん

コメントありがとうございます。
お昼に人が集まるというのは、よくわかりますね。
あそこは高い位置にあるので、気分がいいですよね。
そして木陰があるし。

いいところに居ましたねえ。

パンフレットを見ると、とても良さそうな行事が多いですね。
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四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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