大前(おおさき)神社/真岡市

20130618

14日(金)の下野国式内社巡りは、茂木町の荒橿神社から、この日の最終目的地、真岡市の大前神社に移動しました。

案内板
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「延書式神名帳」式内社 下野国芳賀郡大前神社
所在地 栃木県真岡市東郷937
御条神
・大己貴(オオナムチ)神 (だいこく様)
・事代主(コトシロヌシ)神 (えびす様)
配祀 ・天照皇大神、八百万神

鳥居は「両部鳥居」で、立派なものです。
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鳥居をくぐると、すぐ左に境内社の「大前恵比寿神社」があり、日本一のえびす像がドーンと鎮座しています。
鯉だけで5mといいますから、すごいです。
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拝殿
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狛犬
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拝殿は、元禄の初めに完成したそうで、彫刻が立派です。
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神紋は、屋根には普通の「右三つ巴」ですが、この賽銭箱には「流水巴」となっています。
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「流水巴」は神田明神と同じです。神田明神も当社も平将門に関係が深いので、この神紋はうなづけます。

祭神
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縁起
  神護景雲元年(767)社殿を再建。社伝によれば、大前山般若寺縁起に「当山は大前山金剛院と称し、創立は清和天皇の貞観4年(862)慈覚大師の開基にして、古聖に建立千妙寺と号せり。野州芳賀郡鎮守大前神社別当也云々」とある。
 大前神社は1500年有余の歴史を誇る延書式内の名社です。ご祭神は福の神様のだいこく様とえびす様で、開運招福の願いを叶えてくれる神様です。欝蒼とおいしげる杜には、安土桃山時代末期に造られた、極彩色の彫刻豊かな御本殿がそびえたち、名工藤田孫平治や島村円哲工人達の足跡が偲ばれます。
大前神社の長い歴史を紐解くと、武将平将門も戦の勝利を祈願(天慶2年(939)。太平記に見える坂東荒武者・紀清両党の芳賀氏が崇拝し、天正16年(1588)には、平家物語(大前神社本)を神前に奉納されました。
そして、二宮尊徳大人も 当社のみそぎ所に龍もり大前堰を改修(文政10年(1827))し、茨城県にもおよぶ大事業を完成されましたことは有名です。
 延喜式の神名帳(延喜5年(905))に掲戟された神社を延喜式内社又は式内社といいます。当時朝廷より幣帛、供物が届けられた由緒正しい神社です。下野国には十二社あり、千百年余の昔から今日まで、式内社巡拝が行われております。

本殿
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本殿を囲む垣も実に美しい。
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本殿の彫刻が素晴らしいので、できるだけ撮りました。
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本殿の背後には、左右に鳳凰、中央には菱形模様となっています。
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透かし塀も美しい。
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塀の透かしから、なんとか本殿の正面を覗きます。
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本殿の扉の前、おそらく拝殿から見える位置に鏡を置いています。
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名工による彫刻で、琴高仙人をはじめとして神仙思想の彫刻が12ケ所あると聞けば、よし、全部撮ってやると意気込みました。

本殿正面の彫刻は、これがやっと。
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これが「琴高仙人」
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境内に説明板があり、「神使の鯉」と「琴高仙人」の説明がありました。
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他の仙人も、撮れるものは撮りました。
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8人撮れました、本殿正面は右側の二つが、これがやっとでした。わかりませんね。
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本殿正面の三つが残念ながら撮れませんでしたね。

真岡市名木に指定されている「スダジイ」
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天明3年作の銅灯篭
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灯篭の細部、龍と獅子
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絵馬堂に、なかなか良い絵馬がたくさん奉納されていた。
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これは、よくわからなかったが、写真を拡大してみたら、中世の絵巻風に描かれていて、なかなか良い。
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境内に、平将門と当社、大前堰、五行川、勤行川のことが説明してあった。
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これで、下野の国式内社めぐりの第一回は、「日光二荒山神社・中宮祠」、「日光二荒山神社・山内」、「荒橿神社」、「真岡・大前神社」を廻り、終了です。


(了)


いままでの神社巡拝リストは下記をクリック
http://www.lares.dti.ne.jp/~taka-ino/jinjyajyunpai.html



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ケノーベルからリンクのご案内(2013/06/19 08:48) :ケノーベル エージェント

真岡市エージェント:貴殿の記事ダイジェストをGoogle Earth(TM)とGoogle Map(TM)のエージェントに掲載いたしました。訪問をお待ちしています。

コメント

No title

四季歩さん、こんにちは

中々、良さそうな感じの神社ですね。本殿等も彫刻が綺麗ですし。

さて、真岡市って、蒸気機関車が走っている真岡鉄道の途中駅と言う意識しか無かったのですが、調べてみると、「日本一」と言うのが好きなようですね。日本一と称するものとして、四季歩さんが行かれた「大前恵比寿神社」の「えびす像」以外に、「専修寺」には3mの「涅槃像」、「長蓮寺」には3.45mの「弁財天半跏像」なんてあるのですね。

matsumoさん

コメントありがとうございます。
私は、あの辺全然知らなかったのです。

なので、ほかにもあんなに巨大な像が
二つもあるなんて、知りませんでしたよ(笑)

すごいですねえ。

一緒に居たら、すごいでしょうね。
巨人国にまぎれこんだみたいな感覚になるんでしょうね。
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四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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