紅の豚

20130914

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宮崎駿監督が引退を表明して、世界中大騒ぎとなった。
私も彼の作品は大好きだったので、とても残念だが、私にも経験あるけれども、「あ、もうダメだな」と思う時は誰にでもやってくる。
それは視力だったり、体力だったり、根気だったりする。
それでも続けるひともいる。いさぎよく身を引く人もいる。

私も、もちろん「となりのトトロ」なんてすばらしい作品で好きだが、一番好きな作品となると「紅の豚」である。
これは男心をほんとにくすぐってくれるし、癒しもしてくれる。

最後の作品となるであろう「風たちぬ」も飛行機に関した作品となったが、生家が航空機産業に関係していたため、幼い頃から空を飛ぶことに憧れていた宮崎が、自分の夢として描いた作品である。宮崎自身がその演出覚書において、「疲れて脳細胞が豆腐になった中年男のためのマンガ映画」にしたいと記している。
まさに脳細胞が豆腐になった私が好きでたまらないわけだ(笑)

あらすじ:
賞金稼ぎを生業とする飛行艇乗りjマルコは、以前から対立している空賊・マンマユート団に襲われたバカンスツアーの女学校の生徒達を助ける。
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その夜、幼なじみのジーナが経営するホテルアドリアーノへ出かけたマルコは、そこでカーチスというアメリカ人と出会い、彼の飛行技術の優秀さを察知する。同時刻のアドリアーノでは、マルコに業を煮やした空賊連合が、マルコに対抗するため若きアメリカの飛行艇乗りカーチスを雇う相談をしていた。
数日後、飛行艇の整備のためにミラノに向かって飛んだマルコは、飛行途中でカーチスに遭遇。離脱を試みるが格闘戦中エンジンが停止し、撃墜されてしまう。辛くも一命を取りとめたマルコは、大破した愛機とともにミラノへ向かい、馴染みのピッコロ社に修理を依頼する。人手不足のピッコロ社で修理・再設計を担当したのは、ピッコロの孫で17歳の少女フィオだった。
フィオの才能と献身的な努力により見事復活した愛機と共に、マルコは、アドリア海の飛行艇乗りの名誉を賭けて、カーチスとの再戦に挑む。だがその時、国家に対して非協力的なマルコを空賊たちもろとも葬ろうと、イタリア空軍の大部隊が迫りつつあった。

キャスト:
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マルコ・パゴット:本作の主人公。黒眼鏡、口ひげをたくわえている豚人間。。真紅の飛行艇に乗って空中海賊を相手にする賞金稼ぎ。かつてはイタリア空軍の大尉でエース・パイロットだったが、軍隊社会に嫌気がさしたため、自らに魔法をかけて豚の姿となり、軍を去った。
ジーナに惚れていて、ただ純粋に飛行艇を操縦していたころ、彼女を載せて遊覧飛行をしたことがあったが、従軍した戦争や戦友の死など様々な経緯の末、現在の関係に至っている。
普段は、アジトの無人島でワインを飲みながらラジオで音楽を聴き、ジタンの煙草をくゆらせる気ままな日々を送っている。
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街に出る時は白いスーツに赤いネクタイを着用し、ボルサリーノの中折れ帽をかぶる。その上にカーキ色のトレンチコートを着るのが常である。
終盤のカーチスの反応から、最終的には人間に戻った様子。

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マダム・ジーナ:本作のヒロイン。マルコの幼なじみ。ホテル・アドリアーノのジーナと呼ばれ有名。空賊達を含め近隣の飛行艇乗りにとってはマドンナであり、「アドリア海の飛行艇乗りは、みんなジーナに(一度は)恋をする」と言われている。彼女がいるホテル・アドリアーノ近辺は事実上の中立地帯。歌い手としても非凡。これまでに三度、飛行艇乗りと結婚したものの、全員と死別している。
自室の隠し無線機を使用し「ハートのG」のコールサインで秘密裏に軍の情報を入手している。フェラーリンと共にポルコを本名で呼ぶ数少ない人物であり、密かにポルコを愛していた様子。

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フィオ・ピッコロ:本作のもう1人のヒロイン。17歳。ピッコロのおやじの孫娘で飛行機設計技師、アメリカでの修行経験がある。マルコが高く評価するほどの腕前。秘密警察に追われ改修後のサボイアの飛行テストもままならずに、ピッコロ社を去ろうとするマルコに「自分の仕事に最後まで責任を持ちたい」理由で同行する。男勝りで勝気な反面、マルコにはその際の内心の怖さも吐露している。

ピッコロのおやじ:イタリア ミラノの飛行艇製造会社「ピッコロ社」の経営者で、フィオの祖父。マルコの昔馴染み。金払いにはシビアだが、面倒見の良い性格。3人の息子がいて、普段はその息子たちが設計を担当するのだが、不況の折の出稼ぎで3人とも不在で男手が足りないことから、仕事が入ると多くの親戚(全員女性)を従業員として工場を運営する。サボイアの改修に関しては機体全般はフィオに任せ、自らは最も得意とするエンジンチューニングに専念する。

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マンマユート・ボス:大きな鼻にゴーグルが特徴の空中海賊マンマユート団の親分。マンマユート団は、直訳すると「ママ助けて団」であるが、原作『飛行艇時代』によると「ママ怖いよ団」。空賊連合とは一定の距離を置いて一匹狼を気取っていたが、マンマユート団単機ではマルコに抗しきれず、不本意ながら連合と仕事を共にする。直情的ではあるが人情に厚く部下にも慕われる。マルコの過去を知る人間の一人。メインキャラクターであるが、正式な名前は設定されていない。空賊なので金品の強奪は行うが、仲間外れを作ってはかわいそうだと襲撃した船に乗っていた子供を全員人質に取るなど優しい一面も。

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ドナルド・カーチス:アメリカ人(祖母はイタリア人のクォーターらしい。空賊連合が雇った用心棒で、マルコのライバルとなる飛行艇乗り。マルコには「アメリカ野郎」と呼ばれているが同時に腕前も認められている。惚れっぽい性格で、ジーナやフィオを次々口説くも玉砕する。後日、アメリカに帰国し西部劇の主演俳優となる。彼にとっては空賊の用心棒、映画俳優はあくまでも彼の人生の最終目標であるアメリカ合衆国大統領への布石に過ぎない。


作品名に含まれる「紅」だが、これはもちろん主人公が操縦する機体色なのだが、実に良い色です。
この「イタリアン・カラー」には、特に思い入れもあります。
F1に夢中だった頃、フェラーリのこの色にはほんとにワクワクしましたね。
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加藤登紀子の歌がいい。「さくらんぼの実る頃」と 「時には昔の話を」の二曲を唄っています。


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コメント

No title

四季歩さん、こんにちは

宮崎駿氏の作品って、初期の頃のものしか観たことがありません。すなわち、TVでやっていた「アルプスの少女」、映画館で観た犬の「シャーロック・ホームズもの」2編・「カリオストロの城」・「風の谷のナウシカ」・「天空の城ラピュタ」、LDで観た「となりのトトロ」です。

と言う訳で、トトロが最後だったと思います。ラピュタ等は池袋の映画館で4本たてと言う恐ろしい状態で観たのですが、3時間目位になると、お尻が痛くて痛くてしょうがありませんでした(笑)。

matsumoさん

コメントありがとうございます。
「風の谷のナウシカ」・「天空の城ラピュタ」、「となりのトトロ」
いずれも私も大好きな作品です。

「紅の豚」ご存じないのは、実にもったいないですね。
とてもいいですよ。

ポルコ・ロッソ

ジブリ作品の中では、私もこのアニメが一番お気に入りです。封切の時に、家族で観に行ったのでした。パンフレットも大事に取ってあります(^o^)/
「さくらんぼの実る頃」「時には昔の話を」は、いい歌ですね~。

narkejpさん

コメントありがとうございます。
これ、いいですよね。
同感してくださる人が居て、とても嬉しいです。
加藤登紀子、最近耳にしませんが、いい歌手ですよね。
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プロフィール

四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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