荏原神社/品川宿を歩く(5)

20130923

9月17日(火)の歴史クラブの催しで、「旧東海道『品川宿』を歩く」の続きです。
品川寺で、旧東海道を折り返し品川駅に向かって歩いて、松岡畳店の前を通り、海岸線の跡を見て、目黒川までやってきました。品川橋です。
品川橋から下流を見たところ。
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上流に30mほど歩くと、荏原神社の前の「鎮守橋」です。
赤い橋がいいですね。
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鎮守橋を渡ります。
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社号標
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鳥居
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東海七福神の恵比寿様が釣竿を垂れています。
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振り返ると、鳥居の方向と橋の方向が大きくずれています。
これは目黒川の改修工事で、目黒川の方向が大きく変わったので、橋の方向も変わってしまったというわけです。
(これは3月に撮った写真なので、区内で一番早く咲くという「寒緋桜」が咲いています。)
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手水舎
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明治29年に奉納の狛犬
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こちらは、背中に子獅子を載せ、胸のところに居る子獅子が牡丹の枝を咥えているという、凝った意匠の狛犬です。
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拝殿
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御祭神は、高龗神(たかおかみのかみ)、天照皇大神、須佐之男尊、豊受姫之命、日本武尊、手力雄之尊。
元明天皇和銅二年(709)九月九日、大和国丹生川上神社より高龗神(水神)の勧請を受けて、貴布禰大明神と号し、品川総鎮守だったという古社です。
京都の貴船神社も同じ祭神ですね。
同じく北品川鎮座の品川神社が北の天王社と呼ばれ、当社の通称は南の天王社。
合祀されている、天照皇大神・豊受姫之命は後一条天皇長元二年(1029)の勧請。
手力雄之尊の勧請年月は不詳です。
日本武尊は、『明治神社志料』では境内社の白鳥神社祭神なので、明治以降に本殿相殿に祀られたのでしょう。
須佐之男尊の勧請は宝治元年(1247)。牛頭天王の面が天王洲の海に浮いていたのを漁夫が寄木神社に奉納しその後、当社に奉安されたといい、これにより天王洲という地名となった。
牛頭天王(須佐男之尊)が水神であることから、参加者をかっぱになぞらえ、「かっぱ祭」と俗称されています。

なお、明治四年南品川神社と改称、明治五年郷社に列し、同八年荏原神社と改称した歴史があります。
明治になって、天皇の勅使によって祭祀・奉幣が行われる准勅祭社に指定された品川神社は当社のことであるという。
当社が、この准勅祭社であるという説は、准勅祭社の社名の中に品川貴船と記されている文献があり、品川鎮座の貴船社、つまり当社のことであるという主張のようです。

それで、准勅祭社を基とする「東京十社」には、「品川神社」のところにいわゆる品川神社と荏原神社が併記されています。(Wiki)

千木が平削ぎですから、高龗神は女神であることがわかります。
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拝殿は彫刻が素晴らしい。
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欄間に親子でしょうか、二頭の龍が上下にいます。
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社額
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向背柱には、左右に鳳凰の彫刻が。
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神紋は「右三つ巴」です。
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ここで、珍しいものを見つけました。
拝殿の庇の上から龍の頭が覗いています。こんなのは初めて見ました。おそらく、ここでしか見られないのでは。
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拝殿の周りの壁には、色々な鳥の彫刻が並んでいました。これで全部撮れたのではないかと思います。
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本殿は、流れ造りで端正な、森厳な感じのするものでした。
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帰りがけに舞殿があるのに気付きました。
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ここで一応解散し、疲れている人は近くの「新馬場」駅から電車に乗り、品川駅まで歩きたい人は歩きました。

(了)


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いままでの神社巡拝リストは下記をクリック
http://www.lares.dti.ne.jp/~taka-ino/jinjyajyunpai.html


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コメント

No title

四季歩さん、こんにちは

荏原神社、東海七福神の1つですので、行ったことがある筈ですが、前の赤い橋のことは全く記憶にありませんでした。それにしても、ここは彫刻がいいですね。特に、屋根にある龍がいいですね。

matsumoさん

コメントありがとうございます。
神社に関しては、彫刻がいいところが多いので、
それが楽しみですね。

それにしても、屋根の上から龍が両方から
覗いている、というのは初めてで、
とてもビックリしました。
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四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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