大和古流/笠間稲荷

20131115

10日(日)にカミさんと二人で笠間稲荷に出かけました。目的は菊花・菊人形展でしたが、事前に調べたときにこの日は、「大和古流」の奉納があると知ったので、楽しみにしていました。

大和古流奉納とは:
今年で30回目を迎える「大和古流奉納」は、毎年当神社の「七五三」の儀式として、子供達の健康とすこやかな成長を願い、心を本旨とする礼法・兵法・華法などを奉納するものです。特に古くから魔を調伏する鳥として尊ばれているふくろうの羽を矢羽とした「降魔の矢」を射て、参拝の子供達に「降魔札」と呼ばれる厄除けのお守札を配る「降魔射礼の儀」が行われ、当流の21世当主・友常貴仁氏のご長男による弓術「陰陽射礼」と、剣術「抜刀術初発」の両儀式が奉納され、終了後には、弓術「陰陽射礼」の弓の型を七五三を迎えた子供達に体験してもらいます。大和古流奥儀秘儀「降魔射」の儀の後、縁起の「降魔札」を七五三の子供達に配ります。「降魔札」は前の晩参籠する大和古流当主自らの筆によるものです。
<降魔とは>
古くより弓矢は魔を払い、守護の役割をはたしてきました。堀河帝が物怪に悩まされた時、源朝臣義家は三度弓の弦を鳴らして見事物怪を追い払い、再び出て来ないように白羽の矢を置いて守護としました。
近衛帝・二条帝の御時には、義家の例にならい、弓矢を取らせては並びなき源頼政が警護の任につき、帝(みかど)の心を悩ませていた鵺(ぬえ)という化鳥を見事射落としました。
「降魔射」は、大和古流がこの古事来歴により、代々、時代に則して七五三の儀の際に「降魔の矢」を一手用いて行ってきました。
「降魔の矢」と言うのは、矢羽がふくろうの羽で、古来よりふくろうは深夜、人間の嫌う蛇やネズミなどを食することにより、魔を調伏する鳥として尊ばれています。この矢が上空を通過する事により、魔が払われてお札が「降魔札」となり、子供達の健康と成長を願う魔除けとなります。

【組み太刀】
事前に笠間稲荷のHPで調べた際には、大和古流奉納しか載っていなかったので、それを拝見する時間を頭に入れていました。
笠間稲荷に到着した時に、境内で剣術「抜刀術初発」の儀式が奉納されていました。既に「抜刀術初発」は済んでしまって、「組み太刀」の披露を木刀で行っていました。
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これも、開始の時間がわかっていれば、それに間に合うように来たのですが、残念でした。

笠間稲荷の写真を撮り、菊花・菊人形展を見たあと、11時半から奉納されるという事だったので、拝殿前にてスタンバイしました。
場所は、多くのカメラマンさんが陣取っているところに私も加わりました(笑)

【大和古流奥儀秘儀・降魔射】
楼門から神職を先頭に入場してきました。
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神職が、参列している観衆と奉納する武芸者をお祓いします。
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「降魔札」が、矢の飛ぶ下に置かれます。
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矢を射る場所に移動します。
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拝礼します。
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準備
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降魔の矢
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いよいよ射ます。
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的は、写真を撮るのをうっかりしましたが、五色の幕です。
先ほどの「降魔札」の上に矢を飛ばすことが目的なわけです。

一人が拝殿に行き、ほら貝を吹きます。
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そして一人が矢を放ちます。
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当流の21世当主が、他の人が矢を放つ場所よりかなり遠い位置の拝殿前から矢を放って締めくくります。
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入場するときから全ての矢を放ち終えるまでの礼法、所作が、何とも言えず厳かなもので実に素晴らしかった。



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コメント

No title

四季歩さん、こんにちは

降魔の矢とか、降魔札とか、初めて知りましたが、なるほど、確かに、源氏物語等を読むと、物の怪退散のために、弓弦を鳴らしている場面がありますね。

それにしても、私はてっきり、弓は的を狙って射るのだと思っていましたが、上を通すだけでしたか。写真的には、流鏑馬の方が迫力がありそうですね。

それにしても、神社等で行われることって、ホームページを見ても、結構、時刻が書かれていませんよね。そう言う場合、他の方のブログを検索で探してみるのですが、そちらも時間が書かれていないことが多いので、私の場合はできるだけ、開始時刻がわかるようにしています。

matsumoさん

コメントありがとうございます。
今回の場合は、結構忙しい日々を送っていたので、
前日にHPを見るので精一杯でしたね。

神社によって、対応はずいぶん違いますよね。
1ケ月前に問い合わせて確認して安心していたら、
当日は1時間も早く始まって泡食ったこともありますね(苦笑)
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プロフィール

四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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