六郷神社(延喜式内論社)/大田区東六郷

20140204

住所:東京都大田区東六郷3-10-18

1月17日に「荏原郡・二座」のうち「薭田神社」に比定されている式内論社5社のうち4社を廻りましたが、蒲田の薭田神社の後、たまたま発見した「止め天神」にお参りした後、この日最後にお参りしたお宮です。

社号標
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社伝によれば天喜5年(1057)源頼義、義家の父子が、この地の大杉の梢高く源氏の 白旗をかかげて軍勢をつのり、石清水八幡に武運長久を祈ったところ、士気大いに奮い、 前九年の役に勝利をおさめたので、凱旋後、その分霊を勧請したのが、当社の創建と伝えられます。  
文治5年(1189)源頼朝もまた奥州征定の時、祖先の吉例にならい、白旗を立てて戦いでの勝利を祈願したので、建久2年(1191)梶原景時に命じて社殿を造営しました。 現在、社宝となっている雌獅子頭(めじしがしら)と境内に残る浄水石は、このとき頼朝が奉献し、神門前の太鼓橋は、景時が寄進したものといわれております。
天正19年(1591)徳川家康は、神領として十八石を寄進する朱印状を発給し、慶長5年(1600)には六郷大橋の竣功を祈って願文を奉り、また当社の神輿をもって渡初式を行ったと史書にみえます。当社が八幡宮の巴紋と併せて葵紋を用いているゆえんは、ここにあります。 
江戸時代には、東海道をへだてた西側の宝朱院(御幡山建長寺)が別当寺でしたが、明治維新により廃され、明治5年(1872)東京府郷社に列格し、明治9年より六郷神社と称して今日に至っております。

伝・梶原景時寄進の神橋(太鼓橋)
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昭和12年建立の、石造八幡型鳥居
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神門
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手水舎
後述のように、境内が沢山の子供の遊び場になっているため、水が入っていません。
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境内の奥に幼稚園があり、ちょうど退け時でした。すぐに帰らず子供たちは遊びまわり、ママさんたちは話し込んでいて、しばらく待ってみましたが、一向に居なくなる気配はありません(汗)
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もう一つの参道(旧東海道側)に回ります。
旧東海道(第一京浜)に入り口が面しています。
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社号標
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旧東海道の標
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昭和10年建立の、石造八幡型鳥居
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境内に戻ってきましたが、相変わらずの混雑(泣)
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拝殿前の灯篭
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拝殿前の、昭和12年奉納の炎尾型狛犬
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拝殿
一部は、人が少なくなってから撮ったものです(笑)
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ご祭神は、:誉陀和気命(ほんだわけのみこと、応神天皇)。
神紋は、「右三つ巴」と「葵」紋が神輿庫にありました。
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社殿は「権現造り」
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本殿(享保四年(1719)造を改修したもの)
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社宝の「四神」については、天保3年(1832年)の「東都歳時記」にも記されています。
四神は四方の神、東の青龍、西の白虎、南の朱雀、北の玄武をいいます。
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神輿庫
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神楽殿
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伝・源頼朝寄進の手水石
今は、使用されていず、境内に安置されています。
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境内の植え込みに保存されている貞享二年(1685、綱吉の時代)奉納の狛犬。大田区内最古です。
左側の呵形は耳を付け、高さ約45cm、胴の長さ約50cm。
右側の吽形は角を3つ付け、高さ約45cm、胴の長さ約52cmです。
ちなみに、神社検定テキストによると、呵形を獅子として、角のある吽形を狛犬としているそうです。
ここのは角が三つもあるので、非常に珍しいですね。
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境内社が4社並んでいます。
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稲荷社
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こちらは3社一緒に並んでいます。
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氷川神社:須佐之男命
天祖神社:天照大御神
三柱神社:天之御中主神、高御産巣日神、神産巣日神

源氏の白旗をかかげて軍勢をつのったという大杉の根株。
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当社のパンフレットには、昭和29年にはまだ健在だったと、写真が載っていました。
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「六郷橋」が木造だったころの、橋の名残が保存されています。
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富士講、六郷講社碑
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御嶽講碑
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最後に絵馬は、こういうものでした。
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いままでの神社巡拝リストは下記をクリック
http://www.lares.dti.ne.jp/~taka-ino/jinjyajyunpai.html


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コメント

No title

四季歩さん、こんにちは

おっ、四季歩さんも、人を入れないで撮ることを試みるようになったのですね。豆まきの写真を撮りに行った神社3つ共、人が結構、いて大変でしたが、頑張って、人が写らない一瞬を狙って撮影しました。

さて、綱吉の時代の狛犬、ユーモラスな感じでいいですね。富士講碑、あれ、富士塚が無いようなので、調べてみたら、元々、無いようです。また、ここの富士講碑は富士講から発展?した扶桑教のもののようですね。

matsumo さん

コメントありがとうございます。
富士講については、関心を持って間もないので、
「扶桑教」についても、今ネットで調べたばかりです。
それで、碑を見直したのですが、
どこから扶桑教につながるのか、わかりませんでした(汗)
「扶桑教」は今でも活動しているのですね。

No title

四季歩さん、こんにちは

「六郷講社」の左側に歌が彫ってありますよね。それが扶桑教の教祖「穴野半」が歌ったものらしいです。

matsumoさん

コメントありがとうございます。
そういうことだったのですね。
ありがとうございました。
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四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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