飯能市・南高麗地区ウォーク(2)

20140327

3月25日(火)に、歴史クラブの行事で歩いてきましたが、前記事の続きです。

【八坂神社】
所在地:埼玉県飯能市下直竹175
社号標
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明治5年村社に列し、同40年付近の7社を合祀して南高麗神社と改称したが、昭和28年旧社号の八坂神社に戻ったという経歴です。

鳥居
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手水舎
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灯篭、石段、狛犬と並びます。
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炎尾型の狛犬
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社殿
祭神は須佐之男命と思われる。
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境内社
4社を並べ祀っています。
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次の目的地に向かって歩いていると、民家の長屋門が古風で立派なので立ち止まって眺めました。
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驚いたことに、その長屋門には昔の駕籠が吊るしてありました。
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紅梅の梅の木の横を通ります。
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【軍茶利明王堂】

後述安楽寺の守護神である軍茶利明王堂はこの村(軍荼利村と呼んでいた)の総鎮守であった。
その昔、東遊中の行基がこの地のクスノキの下で光の中に軍茶利の形を見、その形を彫って安置したと伝えられ、鎌倉時代前期以前の製作といわれています。 その後、平将門・畠山重忠・足利尊氏などの信仰を得たという伝説を持つ立像は、高さ297センチの寄木造りで、火焔の光背を背負っているそうです。

仁王門
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山門の伝金剛力士像は一風変わったものであるが,平安時代後期の様式を伝えている。
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明王堂
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ちなみに軍荼利明王(ぐんだりみょうおう)は密教において宝生如来の教輪転身とされ、様々な障碍を除くとされ、五大明王の一尊としては南方に配される。

弁天池
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ここから坂を上っていくと安楽寺の本堂があります。
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【安楽寺】
所在地:東京都青梅市成木1-583

安楽寺(あんらくじ)は、東京都青梅市成木にある真言宗系の単立寺院。山号は成木山。院号は愛染院。本尊は愛染明王・不動明王・軍荼利明王。成木の軍荼利様として親しまれている。
この寺の創建年代等については不詳であり、創建については行基によるとも足利尊氏によるとも伝えられるが、安楽寺はもともとは軍荼利明王を祀る堂の別当寺として建てられたものと見られる。天正年間(1573年~1592年)に中興され、江戸時代には江戸幕府から朱印状が与えられた。

寺に近づくと、見事な枝垂れ桜のあることがわかります。
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長屋門
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寺に入る前に、門前に見事な枝垂れ梅があることに気が付いて、そちらに飛んでいきました。
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実に見事な咲きっぷりです。
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寺に戻ります。
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表門
嘉永3年(1850)建立。江戸時代末期の様式をよく反映している。
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長屋門から入ります。
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長屋門わきの枝垂れ桜の咲いている時に、ぜひ来たいものだ。
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ここで、境内をお借りして持参の弁当で昼食、休憩となりました。
しばらくのんびりしてから、境内を拝観しました。

非常に横幅のある大きな本堂は、元禄六年(1693年)に建立されたもので、都内に現存する書院風本堂のなかでは最も古いもの。
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本堂内部
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本堂正面のガラス戸に、長屋門の藁屋根が映って、良い絵になっていた。
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大きな宝篋印塔が建っていた。
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壁面に、様々な印を結んだ仏が描かれている。全部で14の絵があったが、その一部を紹介。
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お堂の中に石仏が二体。
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鐘楼堂
天保15年(1844)建立。
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山門脇にある杉は幹周り6.2m,樹高約40mの巨木で,成木安楽寺のヤドリスギとよばれており,都の天然記念物に指定されている。
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安楽寺から降りてきて、「安楽寺」と刻まれた自然石のところから、安楽寺を眺めます。
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次の目的地に歩いていきますが、天気が良すぎて暑い!!
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この辺りは成木(なりき)地区と呼ばれており、かつては良質の石灰(いしばい)を産出することで知られていました。成木の石灰は壁塗り材料として江戸時代にはたいへん重宝がられ、江戸城、大阪城、名古屋城や日光東照宮の壁にも用いられました。成木から江戸へ、この石灰を運ぶために開かれた「成木街道」が、実は現在の「青梅街道」の前身なのだそうです。

【金蓮寺】
所在地:埼玉県飯能市下畑389番地1号
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『新編武蔵風土記稿』高麗郡巻3には次のようにある。
時宗当麻派本山・無量光寺の末。本尊は恵心の作。他阿真教が開山で、開基の宮倉三郎兵衛は文保元年(1317年)に亡くなっている。この人物は里正(名主)和助の祖であると。
宮倉家はこの地の地侍で、清戸三番衆の内。彼らは三田氏の旧臣で後北条氏に従った人々である。寺の西側一帯が館跡と考えられている。今も小字を宮倉と言い、その末裔が檀家である。

境内に応永7年(1400年)の見事な六字名号の板碑がある。
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墓域にあった、仏様。
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【畑不動尊】
所在地:埼玉県飯能市下畑363
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昭和初期に開山された真言宗のお寺。開祖の盛乗が当地に不動明王を安置したのが始まり。

皆でお堂の中をのぞき込んだり、ウロウロしていたら、お寺の方が飛んできて、お堂を開けて見せてくださいました。とてもありがたかったです。感謝、感謝です。

本堂
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本尊
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導心観音堂
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本尊の聖観音
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ここからしばらく歩いて、汗を拭き拭きたどり着いたのが「岩井堂観音」です。

【岩井堂観音】
所在地:埼玉県飯能市大字岩渕

継體天皇の時代一人の旅の高僧が竜間ヶ沢にて修行の後、この地に尊像を安置したと、時がたち安閑天皇の時代にこの地に大暴風があり百雷もろとも、お堂が尊像と共に崩れ、成木川の濁流に呑み込まれ行方知らずとなる。
その後百年推古天皇の三十六年、隅田川にて三人の漁師の網に金色さん然と輝く尊像がかかる。
これまさしく在りし日の岩井堂観音なり。

昭和四十年お堂の改築を聞いた浅草寺管長清水谷大僧正は末寺善竜院の尊像を代わりに安置し、その奇縁をあらたにした。

入り口
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道路から下っていきます。
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岩壁の下に成木川が流れ、ここに深い淵があることから岩渕の字名が起こったという。
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岩壁の横、狭い道をちょっと行き。
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ちょっと崖を上ります。
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観音堂
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中は、格子戸があって、本尊はわかりません。
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横に小さなお堂があり、中に二体の石仏。
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堂の上は岩山となっています。上ります。
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先ほどの道に出ます。入り口の鳥居。
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ここから岩井堂の近くにある歓喜寺に向かいます。
しかし、飯能に行くバスが2時間に一本くらいしか無く、これに乗るのに残り10分くらいしかありません。
門からのぞく程度となりました。

【歓喜寺】所在地:埼玉県飯能市大字岩渕658
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昭和8年浅草寺から贈られた観音様を寺内で管理しているが公開はされてないそうです。
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樹齢530年の榧(かや)
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(了)


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コメント

No title

四季歩さん、こんにちは

八坂神社の狛犬、いい感じですね。また、珠を持っているのもいいですね。

民家の長屋門、素晴らしいです。よく、残してくれていると思います。

青梅の枝垂れ桜と言えば、金剛寺と梅岩寺が有名ですが、安楽寺にもあるのですね。今年は行けそうもありませんが、来年は行きたいです。

金蓮寺はやはり、板碑がいいですね。

matsumoさん

コメントありがとうございます。
今回の場所は初めてのところでしたが、
色々と収穫がありました。

何処にも人は住んでいて、そこにこちらが
感心するようなものが必ず発見できますね。

まあ、当たり前のことではありますが。

安楽寺の枝垂れは、私も必ず行きたいと思っています。
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プロフィール

四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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