飯能から仏子~寺社と板碑を訪ねて~(1)

20140426

昨日、25日(金)に歴史クラブの行事で歩きました。
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【大光寺】
所在地:埼玉県飯能市大字川寺48甲
真言宗智山派の寺院、山号は能満山。

入り口
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普通、「不許葷酒入山門」とか謳っているのを、「制葷酒」と三文字としているのがいい。
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入ってすぐに虚空蔵尊堂などが並んでいるが、道を挟んでいる本堂のほうに行く。
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境内
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姿の美しい本堂
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虚空蔵尊堂に戻る。
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ここに伝わる双盤念仏
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私は、このお堂の壁に装飾されている干支の彫刻に着目。全部撮ってきました。
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正面中央が「子」です。
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文化4年(1807)の宝篋印塔
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【願成寺】
所在地:埼玉県飯能市大字川寺688−1
真言宗智山派
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本堂と宝篋印塔
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ここでは、大型板碑群が有名なので、墓地にあるのを見に行く。
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後列五基の内、三基が南北朝時代、二基が鎌倉時代中期の造立。
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荘厳体阿弥陀種子板碑は、後列の左から二番目。
身部は輪郭線を巻き、三弁宝珠の下、荘厳体で阿弥陀の種子を蓮華座上に薬研彫し、下に観無量寿経の偈と紀年銘を刻む。
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すぐ傍から、急激な崖となっており、下に成木川が流れ、山藤が咲いていた。
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【加治橋から阿岩橋】
次の図面を参考にして、歩きました。
2004年に入間川4市1村によって合同企画展「入間川再発見!」が実施されました。そのときに発行された案内「入間川散策ガイド」のコースの一つ「入間川中流の橋と堰をめぐる」の加治橋から阿岩橋に関する部分の抜粋です。
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その中で、寛政3年(1791)の「御普請場絵図」というのが、これ。
現在の橋が書き込みされたもの。
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加治橋
昭和3年(1928)に架設、昭和36年(1961)に大雨のため崩壊、昭和39年(1964)平成13年(2001)に架け替えられた。架設当初の親柱が保存されている。
川寺の渡し跡:落合、川寺、笠縫の3字共有で明治20年(1887)に渡船営業を開始した。大正元年(1912)に橋が架けられ、通行料を徴収していたが、加治橋開通で廃止された。
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上流で成木川が合流している。
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架設当初の親柱が保存されている。
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今の加治橋
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桜並木が見事
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御普請場の石が残っている。
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野草も沢山咲いていた。
二輪草
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金瘡小草(きらんそう)、別名をジゴクノカマノフタというが、これは薬草として使われ、「病気を治して地獄の釜にふたをする」ということからである。
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土手の上に気持ちのいい道が続く。
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花みずきが満開だ。
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「真善美の小道」と名付けて整備されていた。
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JR八高線鉄橋にきた。
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地元では「阿須の鉄橋」と呼ばれるが、正式には「入間川橋梁」という。昭和6年(1931)に完成した鉄橋で、延長257.4m、水面からの高さは15mある。
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すぐ傍の四阿で、持参のお弁当で昼食。

八高線は本数が少ないので、なかなか電車が来ない。食べている最中にやって来たので、飛び出して撮った。
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昼食休憩後、ちょっと歩いて阿岩橋を渡ります。
以前は阿岩の渡しと呼ばれる渡船場があったが、明治45年(1912)に簡単な板橋が架けられ、通行料を徴収していた。その後、昭和36年(1961)に架け替えられた。更に平成24年(2012)に架けられたばかり。

右側の橋が、昭和36年に架けられ、つい最近まで使用されていた橋。
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橋のたもとに、大山街道と阿岩の渡しの説明がある。
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その傍にあった馬頭観音
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【見光寺】
所在地:埼玉県飯能市岩沢1092
曹洞宗
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14世紀後半と推定される宝篋印塔
隅飾突起が直立していて、江戸時代より前の特徴となっている。
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四面に刻まれた金剛界四仏の種子が、このように判り難くなっているが、この後の明王寺のものと同じなので、それを参照ください。
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【明王寺】
所在地:埼玉県飯能市岩沢999
真言宗智山派
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本堂内部
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本尊の不動明王
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元文3年(1738)の宝篋印塔
隅飾突起が逆ハ字形に広がっているのが、江戸期の特徴です。
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四面の種子

東は、阿閦あしゅく如来(ウーン)
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南は、宝生如来(タラーク)
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西は、阿弥陀如来(キリーク)
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そして北は、上空成就如来(アク)
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(続く)


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コメント

No title

四季歩さん、こんにちは

頑張られていらっしゃいますね!

板碑が沢山ある「願成寺」に行きたくなりました。と言うことで、早速、地図を調べましたが、どうやら、飯能駅の南1km位の所のようですね。

自然の藤の花も良いですよね。以前に、小川町に行った時、方々で見たことを思い出しました。

また、橋のそばにある馬頭観音がいいですね。

matsumo さん

コメントありがとうございます。
今日アップした「高正寺」の板碑もいいですよ。
他にも見所が沢山ですし。

山とかの自然の中で見る花は格別ですよね。
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プロフィール

四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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