香山戸命(かがやまとのみこと)/日本の神々の話

20140921

この神も、大正元年発行の「埼玉縣下 諸社祭神御事厯」により追加します。
「埼玉縣下 諸社祭神御事厯」の文章で、十分読み取れると思うので、そのまま掲載します。

香山戸神は、大年神の御子にして、古事記に香山戸臣神と見えたる神、即ちこれなり、大年神の香用比賣を娶りて生み給へる御子大香山戸臣神(舊事本紀に大香山戸神と記せり)あり、また天知迦流美豆比賣を娶りて生み給へる御子香山戸臣神(舊事本紀に香山戸神と記せり)および羽山戸神おはしき、さて本居宣長翁の説に、山戸は山なる民の居所(すみか)にて、いはゆる山里なり、戸は借字にて處の意なり、されば、この神は、山里を開きて、民の居(すむ)べき處を成し給へる功徳(いさをし)ありけるにやあらむ、香の意は、未だ思ひ得ず、もしくは稱名(たたへな)にて、これも光輝(かがや)く意か、と見えたり、此の説に従ふべきなり[古事記、舊事本紀、古事記傳]

臣がついたりつかなかったりしているが、「臣」は敬称で偉大なという意味。

各地の日吉神社のなかで、大山咋神、羽山戸命と共に祭神としているお宮がある。
例えば東京都昭島市拝島町の日吉神社。


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コメント

No title

四季歩さん、こんにちは

元々、日本語の発音を、その発音に相当する漢字に当てて記載しているのだと思いますが、日本語の発音と漢字が1対1でないのは困りものですよね。漢字が違っていても同じなのか、あるいは、単純に写し間違いなのか、等、さっぱりわかりませんし。

さて、本居宣長が自分の解釈を述べているようですが、それならば、私もと言う訳で、「香山戸命」の「山戸」は「大和」の当て字で、「香」は「香具山」のことを言っている、すなわち、大和地方の香具山をご神体とした神様が、埼玉県まで持ってこられたと解釈しました(笑)。

matsumoさん

コメントありがとうございます。
もともと字を持たない「やまとことば」というものがあって、
後から中国から漢字が入って来たわけですね。
発音の違う「も」があって、それには「母」と「毛」の字を
それぞれに当てて、使い分けていた。
などある程度勉強すれば、そういうルールがわかるように
なるらしいです。
最近まで「い」と「ゐ」、「ヰ」などの区別する字もありました。
当時の権力が50音化で、強引に振り落したものもあります。
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四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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