正鹿山津見神 (まさかやまつみのかみ) /日本の神々の話

20141025

伊弉冉尊は火之迦具土神ほのかぐづちのかみを生んだ際に、陰部ほとを焼かれ死んでしまった。夫の伊弉諾尊は怒り、火之迦具土神を斬り殺してしまった。するとその火の神の死体から八柱の山の神々が生まれた。
頭から生まれた神がこの神である。

ここで古事記の原文を引っ張り出すが、書くのが大変なので、下記の部分だけ。

所殺迦具土神之於頭所成神名。正鹿山津見神。次於胸所成神名淤縢山津見神。淤縢二字以音

原文で「山津見」と「上」の声注がある。これは「正鹿山」とは読まずに、「山津見」と読むことを指示したもの。「正鹿」は「正所・まさか」の義で、「まさにある」すなわち「正真正銘の」の意となる。
「山津見」の、「ツ」は「の」、「ミ」は神霊の意。
よって、名義は「正真正銘の、山の神霊」となる。
「屍体化成説話」の類であるが、古代人の山焼きの経験から、山の位置や姿態に基づく命名で、火山による命名ではないと 考えられている。


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