白山神社/東京十社

20150128

所在地:文京区白山5-31-26

東京十社の一つ、文京区の白山神社には昨年の10月7日に参拝したのですが、当時他に色々とアップしなければいけない記事があり、延び々となってしまっていた。
今ごろになって申し訳ないと思うが、記事にします。

地下鉄三田線白山駅から歩いてすぐ、社号標と鳥居があります。
鳥居は明治22年の石造明神鳥居。
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鳥居をくぐると、石柱に蔓草のアーチの上に「三つ巴」紋が乗った、面白い門がある。
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白山神社の創建年代は不詳ですが、天暦年間(947-57)に現本郷一丁目附近に創建されたと伝えられています。元和2年(1616)二代将軍秀忠の命により現在の小石川植物園の地へ遷座、慶安4年(1651)白山御殿造立に伴い、明暦元年(1655)当地に遷座したといいます。五代将軍家綱の生母桂昌院の崇敬篤く、元禄3年(1690)正月29日社領30石の御朱印状を拝領していました。地名白山は当社の在るところから、また小石川は、白山神社本社のある加賀国石川郡(石川県)より名づけられているといいます。

境内掲示による白山神社の由緒
当社人皇六十二代村上天皇天暦2年(948)9月加賀一宮白山神社を武蔵国豊島郡元国木と号して今の本郷元町に奉勧請す。
建武4年(1338)足利尊氏により国家平安御祈願所に命ぜられ永百貫文之御判物を賜る。元和2年(1616)徳川秀忠公の命に依り小石川白山御殿(巣鴨原)へ遷座、慶安4年(1651)徳川家綱公の用地と相成り、明暦元年(1655)現在地に移奉す。同年社頭其外造立に相成り、後に五代将軍家綱公之生母桂昌院の信仰を受けらる。元禄年中までは本社摂社寄附神楽宝庫は勿論神官宅まで、旧幕府より修繕を加えられる。寛文6年(1677)9月29日祭礼賑々しく執行いたすべき旨申し渡され、御開帳並びに祭具等寄附あり。
元禄3年(1690)正月29日旧幕府より社領30石寄附之あり。右朱印元禄6年(1693)9月29日戸田能登守相渡さる。元禄16年(1703)11月29日小石川辺より出火、本社摂社末社宝庫並びに祭具のこらず社中惣門まで悉く類焼し、宝永元年(1704)6月14日加藤越中守掛にて仮殿手当として金500両桧5000挺寄附あり。再建せられたるも享保3年(1719)3月回禄の時再び火災にあい宝物什器祭具等悉く焼失す。後数十年間本殿のみ建立しありしに明治32年拝殿建設、昭和8年改修し同9年9月18日盛大に正遷座大祭施行す。
なお白山御殿の地名は元白山社地なるが故であり、小石川の地名は始め加賀国石川郡より奉勧請当社鎮座の旧地に倣へるが故なり。
当社は明治元年勅祭神社に準じられ(準勅祭神社)、東京十社の一つである。(境内掲示より)


境内は、わりと広いが駐車場にかなりの部分が占められている感じ。
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手水舎
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安永9年(1780)建立の狛犬
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文政9年(1826)奉納の、鉄製天水桶。
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拝殿
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向拝の獅子が牡丹の枝を咥えているのは、良い彫刻です。
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向拝蟇股の人物の彫刻も面白く、斗組の下面を全て白く塗ってあるのも趣がある。
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拝殿入り口の袖扉の彫刻も良い。
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祭神:菊理姫命、伊弉姫命、伊弉册命
相殿:大国主命・菅原道真公

神紋は、加賀の白山比咩神社と同じ「三子持亀甲瓜花」紋。
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拝殿左右の袖扉の彫刻も面白い。
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拝殿から本段までの距離が長い。
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本殿背面
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これより境内社です。

福受稲荷神社
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関東松尾神社
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合祀社(富士浅間社・稲荷社・三峯社・玉津島社・天満天神社・山王社・住吉社)
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八幡神社には、有名なご神木「白旗桜」があります。
この桜は「旗桜」と言い、八幡太郎義家御旗を立給いて祈願せられた時の桜木にて、(古木は社務所に)若木を育てたものであり、花の真に旗の形なる花弁ある名花です。
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「旗桜記」碑
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八幡神社
由緒:
当社は人皇七十代後冷泉帝永承六年(一〇五一年)四月奥州安部の一統王威を掠む、是に拠て征伐勅宣を蒙り伊豫守源頼義、御嫡男八幡太郎義家両大将軍は官軍を率て発向したもう、当所は其の時の奥州街道なり。然るに敵将此の辺に兵を伏駒を込数千の薪を集め焼亡さんと計るとき、両大将当社前の桜木に御旗を立て岩清水八幡宮を奉勧請御祈誓ありて後、一戦に敵を討捕し討伐後ここに感謝の意をもって八幡神社を創建せらる。
白山神社の境内の地主神に在りて御神徳顕著にして崇敬者多し。昭和五十年老朽化せし社殿改修し同年十二月十日遷座祭施行す(なお白山神社氏子中の協賛による)

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「白旗桜」は手水舎の後ろにもあります。
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神輿藏がずらっと並んでいた。
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「孫文の腰かけ石」碑
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説明を読むと、中国の政治家孫文が、この近くに奇遇しており、この神社境内の石に腰かけて、知人と中国の将来について熱く語っていたとのことでした。



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コメント

No title

四季歩さん、こんにちは

白山神社ですか。ここは何回も行っていますが、立派な彫刻があるの、初めて知りました。まあ、私の場合は、紫陽花の撮影がメインですので。

それにしても、白山富士塚の写真が無いみたいですが、神社に後ろに行かれていますよね。本殿の写真もありますし。

matsumoさん

コメントありがとうございます。
ご指摘で、アララと思いました。
10月のこと故、良く覚えていないのですが、
福受稲荷のところで、「どうしてこんなところに
富士講碑が」と思ったのは覚えています。
それにしても、調べてみたらほとんど痕跡が
残っていなくて、知る人ぞ知る、という感じですね。
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四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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