波比岐神(はひきのかみ)/日本の神々の話

20150304

この神は、『古事記』にて「大国主神」の巻、「大年神の神裔」の段に名が出ています。
大年神というのは、須佐之男命と神大市比売(かむおおいちひめ・大山津見神の娘)の間に生まれた神である。
『古事記』によると、大年神と天知迦流美豆比売神が婚姻して以下の十人の御子神が生まれた。
奥津日子神、奥津比売命(大戸比売神)、大山咋神(山末之大主神・鳴鏑神)、庭津日神、阿須波神波比岐神、香山戸臣神、羽山戸神、庭高津日神、大土神(土之御祖神)。
これらの神々は、竃や屋敷、庭、農地など、農業生活(稲作)のための神々となっています。

波比岐神は這入君(はしき)、あるいは端引(はひ)きの意味で屋敷神と、本居宣長は『古事記伝』で解釈している。

延喜式神名帳、宮中神の条に「座摩巫祭神五座」として、 「生井神(いくゐ)・福井神(さくゐ)・綱長井(つながゐ)神・波比砥(はひき)神・阿須波神」の五神の名を掲げている。
生井(いきいきした井)・福井(栄える井)・綱長井(生命の長い井)の三神は井の神。ハヒキは境界、アスハは基盤で、ともに屋敷神をさす。 これらを総合して、ヰカシリ(居処領)の神と言った。
「座」は「居処」、「摩」はシリの音転スリの宛字。つまり敷地の神で、注に「大宮地の神の霊」とある通りである。

また、旅人の守護神とする説もあり。

祀っている神社:
賀茂別雷神社 境内 須波神社、足羽神社(福井市)、坐摩神社(大阪市)
また、伊勢神宮の内宮に祀られている。その役割は、天照大神の坐ます宮の建つ敷地を守護するというものである。


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