木俣神(きのまたのかみ)・御井神(みいのかみ)/日本の神々の話

20150421

大穴牟遅神が因幡の八上比売に生ませた神である。

『古事記』では、因幡の八上比売に兄弟の八十神が求婚しに行くときに大穴牟遅神も連れていかれ、途中因幡の白兎を助けたりする。そして、八上比売は大穴牟遅神を選ぶ。
八上比売は大穴牟遅神の最初の妻であったが、大穴牟遅神が須佐之男命の娘須勢理毘売を正妻に迎えたため、これを恐れ、子を木の俣に刺し挟んで実家に帰ってしまった。そのため、その子を名づけて木俣神という。またの名を御井神という。

一般的に木の神、水神、安産の神として崇敬されている。
古代、木の二股には新たな霊魂を発生させる機能があったと信じられていた。

木俣神(御井神)を祭神とする神社として、「御井神社」が各地にある。
富士山本宮浅間大社の境内社、水屋神社にも祀られている。
また、京都府亀岡市大井町にある大井神社(おおいじんじゃ)もまた、この神を祭神としている。

私は、水戸市飯富町にある同名の大井神社に、「関八州式内社めぐり」で常陸の国を廻っていて、今年の2月27日にお参りした。
この神社の祭神は木俣神(御井神)ではないのだが、この神社での民間信仰で「木俣神信仰」を確かに見た。
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単なる偶然かも知れないが、不思議である。

常陸の国式内社「大井神社」の記事を読む




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コメント

No title

四季歩さん、こんにちは

ううん、普通だったら、「子供を連れて里帰り」と言う感じですが、木の股に挟んで動かないようにして里に帰ってしまうと言うのは、随分、薄情な感じですね。

それにしても、木股信仰、随分、露骨な感じですね(笑)。

matsumo さん

コメントありがとうございます。
こういう原始的な信仰は直截的ですよね。
金精様なんかもそうですし。
私は、原始的なエネルギーが感じられて好きです。
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四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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