「画鬼暁斎」展/三菱一号館美術館

20150901

所在地:東京都千代田区丸の内2-6-2

8月31日に行ってきました。
河鍋暁斎については、狭山市文化財指定「ねずみと小鎚図」が柏原の西浄寺にあり、この寺に暁斎の絵の門人にして、湯島霊雲寺での同じ法弟である「林宝仙(法泉)が住職として居た関係で、しばしば西浄寺を訪ねており、そのため私の持っている資料によれば狭山市には暁斎の絵が16点ある。
ということで、河鍋暁斎については以前から関心がありました。

今回の展示会は、三菱一号館復元五周年を記念したもの。
三菱一号館は、高名な英国人建築家ジョサイア・コンドルの設計によるもので、コンドルは河鍋暁斎に絵について師事しましたが、親密に交際し、暁斎の死の際にはコンドルの手を握って亡くなっていったそうです。

東京駅丸の内出口から、それほど歩くことなく三菱一号館に到着。
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中庭入り口の企画展示塔も五年でこんなに蔦に覆われている。
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中庭の風景
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到着した時間が11:30だったので、事前に調べたらカフェで「文明開化ランチ」をしていることがわかっていたので、それで昼食としました。

カフェ入り口
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カフェ内部
明治期に銀行営業室として使われていた空間を復元した、二層吹き抜けの開放感あるフロアです。
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美味しいランチで満足して、いよいよ美術館に。
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暁斎とコンドルの出会いは、明治14年に上野で開催された博覧会のメイン会場である博物館を29歳のコンドルが設計し、この博覧会に暁斎は4点出品し、そのうちの「枯木寒鴉図」が最高賞の「妙技二等賞」を受賞した。
コンドルはそれまでも暁斎の絵を目にしていたはずだが、これを機に暁斎に入門した。

コンドル絵「上野博物館遠景之図」
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「東京名所之内 上野山内一覧之図」/河鍋暁斎
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「枯木寒鴉図」/河鍋暁斎
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「鯉之図」/暁英(コンドル)
水の描き方が暁斎そっくり。
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暁斎は、毎日絵日記を描いていたが、それにも当然しばしばコンドルが登場している。
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「Kyousai Sensei at Nikko Aug5」/コンドル
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暁斎の絵は洒脱なものが多い。
気に入ったものをあげておきます。
「ぶらさがる猿図」
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「布袋の蝉採り図」/河鍋暁斎
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これは、古事記の世界などの特集でしばしば引用されているので、欠かせない。
「伊邪那岐と伊邪那美図」/河鍋暁斎
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途中のテラスから中庭
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二階の廊下
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「惺々狂斎画帖(三)」から/河鍋暁斎
大きく引き伸ばした絵で、この前で画中の男と同じように吃驚してのけぞった姿をして写真を撮れるようにしてあった。
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河鍋暁斎の戯画も沢山出ていた。

「蟹の綱渡り図」/河鍋暁斎
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美人画の中では、これが気に入った。
「美人観蛙戯画」/河鍋暁斎
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これを見て、ああこれはこういう場面で、場所は・・・・・
と分からない自分が歯がゆい。
「惺々狂斎画帖(三)」から/河鍋暁斎
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出口にコンドルが座っていて、「一緒に写真をどうぞ」とあったので、カミさんに撮ってもらった(笑)
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雨が上がっていたので、三菱一号館を後にして、皇居のまわりを少し散歩してから、帰った。
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楠公銅像
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(了)


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コメント

No title

四季歩さん、こんにちは

河鍋暁斎って名前、多分、初めて聞きました。勿論、どこかの展覧会で絵を見ているかもしれませんが、記憶にはありません。実物はもっと小さいのでしょうが、上記では猫の絵が面白いと思いました。

さて、この美術館、今まで2回しか行ったことがありませんが、最初に行った時は、大通りに面した所に入口が見つからなくて参りました。

No title

四季歩さん お久しぶりです。
とは言っても私はいつもみせていただいているので久しぶりではないのですが・・・
ここには2度ほどしか行ってないのですがお庭がちょっとおしゃれでいいですよね。
川鍋暁斎の絵の実物は見たことがないのですが、テレビでよく取り上げているので、なんとなく親しみがわきます。コンドルとの師弟愛はほのぼのします。

コンドルとのツーショット!四季歩さん初登場ですね。うふふ
お変わりなくお元気そうでなによりです。

コメントありがとうございます

matsumoさん
私は、この画家のように、ちょっとひねくった絵を描いたり、
戯画を描いたりする画家が好きです。
入り口は、一号館資料室からも行けるのですが、
分かりにくいです。
セキュリティの関係からか、カフェともつながっていない
ですしね。

Jさん
ご無沙汰しています。
お元気だとは思いますが、気にはなっていました。
すみません。
コンドルとの縁は、不思議ですよね。
大建築家が、どうして暁斎と、考えてしまいます。
河鍋暁斎は、ずっと追いかけて行きたいと思っています。
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プロフィール

四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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