足立神社(延喜式内論社)/さいたま市西区飯田

20150917

鎮座地:埼玉県さいたま市西区飯田 54

16日(水)に個人的に巡拝している「武蔵国式内社めぐり」で、さいたま市飯田の「足立神社」、さいたま市浦和の「足立神社」、そして桶川市の「多気比売神社」の三社を回りました。


最初に訪ねたのがこの足立神社ですが、延喜式神名帳記載の「足立神社」に相当する論社は4社あり、この社の他に、さいたま市浦和の足立神社、鴻巣の久伊豆神社、そして大宮宮原の加茂神社が論社となっています。


社号標
150917adachi01.jpg


足立神社は古代における殖田(植田)郷に鎮座し、この殖田郷を本拠としていた豪族足立氏が奉祀していた神社であると考えられる。ただ長い年月で足立氏は衰微し、江戸期には足立神社と称する社が多数にわたる状態となり、 「新編武蔵風土記稿」では足立氏の子孫と伝える植田谷本村の名主であった小島勘太夫の屋敷内で祀っていた足立神社が式内社であるとされている。
そして、明治40年に政府の合祀計画により近隣の村社、無各社計30社を合祀。この中に有力な式内社「足立神社」であった植田谷本村の足立神社、水判土村の足立神社も含まれ、この合祀を機に氷川神社から足立神社と社名も改められた。
その詳しい内容は、境内に立てられた説明板によって明らかです。
150917adachi02.jpg


150917adachi03.jpg


入り口
150917adachi04.jpg


150917adachi05.jpg


一の鳥居(神明型)
150917adachi06.jpg


手水舎
150917adachi07.jpg


二の鳥居(明神型)
150917adachi08.jpg


狛犬は新しいものだった。
150917adachi09.jpg


入母屋形の拝殿
150917adachi10.jpg


150917adachi11.jpg


150917adachi12.jpg


社額
150917adachi13.jpg


拝殿内部
150917adachi14.jpg


朱色が鮮やかな本殿
150917adachi15.jpg


150917adachi16.jpg


150917adachi17.jpg


150917adachi18.jpg


祭神は、説明板にてあきらかなように猿田彦命を含む24柱となります。

神紋は「右三つ巴」
150917adachi19.jpg


境内社の十二所権現神社
十二所権現とは、まず熊野三社の主祭神として祭られる、本宮の家都御子神(けつみこのかみ)、新宮の熊野速玉(はやたま)神、那智の熊野夫須美神(くまのふすみのかみ)の三神。
それから五所王子(小守の宮・児の宮・聖の宮・禅師の宮・若王子
)、および四所明神(一万の宮または十万の宮・勧請十五所・飛行夜叉・米持金剛童子)のこと。
150917adachi20.jpg


境内社といいながら、前の説明のように他にあったときには社殿とされていただけあって、とても立派な構造の社殿となっています。
150917adachi21.jpg


150917adachi22.jpg


150917adachi23.jpg


普通は、神社は「鎮守の森」といわれるように、鬱蒼とした森となっていることが多いですが、ここは氏子の皆さんによって「アジサイ園」として整備されていて、とても明るい空間になっています。
150917adachi24.jpg


150917adachi25.jpg


時期になると、アジサイに埋もれた社殿となりますね。
150917adachi26.jpg


いまの季節でも、ほんのわずかですが花が咲いていて吃驚しました。
150917adachi27.jpg


150917adachi28.jpg


150917adachi29.jpg


150917adachi30.jpg


150917adachi31.jpg



神社巡拝記事一覧に飛ぶ



スポンサーサイト

コメント

No title

四季歩さん、こんにちは

この明治の合祀と言うのは、神社の数を少なくすることにより、全ての神社を政府の支配下に置くと言う意味があったのでしょうね。勿論、それに加えて、衰退してしまった神社の救済と言う意味もあったとは思いますが。

それにしても、主神を変えてしまうと言うのは、やはり、強引過ぎますよね。

matsumoさん

コメントありがとうございます。
明治の時の変革というのは、バッサリでしたね。
神社もかなり統合されました。
一方で神仏分離で、かなりの仏像が被害を受けました。
富士山の頂上から引き摺り下ろされた仏像が、
帝釈天に安置されています。
行き過ぎて、川に捨てられたお地蔵さまの話も、
ずいぶんと聞きますね。
非公開コメント
プロフィール

四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード

Pagetop