市谷亀岡八幡宮

20151012

鎮座地:東京都新宿区市谷八幡町15

10月6日(火)に、歴史クラブ行事「市ヶ谷探訪ツアー」に参加しました。
「防衛省市ヶ谷台」を見学した後昼食休憩して、訪れたのがこの神社です。

通りから入っていくと、社号標があり、そこから石段を上がるようになっています。
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社号標
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この神社のホームページの説明です。
大田道灌は文明十一年(1479年)に、市谷御門内に鶴岡八幡宮の分霊を、江戸城西方の守護神として勧請し、これを鶴に対して、亀岡八幡宮と称しました。のちになって、外濠が完成すると、さらに外郭の地、市谷の稲荷社地内に遷座【せんざ】。この稲荷神社が、現在の茶の木稲荷で、市谷には古くからあったものです。
鎌倉時代、この周辺は市買村と呼ばれ、豪族市谷氏が所領していたといわれています。その市買村の鎮守が、田の神をまつる稲荷神だったわけです。
江戸城と河越城を拠点に、太田道灌の名声が高まるにつれ、その実力に不安を抱いた主君の上杉定正は、道灌を相模国糟谷の館によびよせ、浴室で斬殺してしまいました。五十五歳の生涯でした。
この由緒ある亀岡八幡宮も、天正年間に戦火で破壊され、荒地と化してしまいました。慶長のころ、この荒廃に憤激した、別当源空少僧都【そうず】は自力で再建しましたが、むかしの規模にはくらべようもありません。 徳川家康が江戸城入城の折、当社の由来をたずね、その後、三代将軍家光から莫大な援助がありました。元禄十五年、将軍綱吉の母桂昌院が亀岡八幡宮の来歴を聞き、神輿【みこし】のたらないのを悲しまれて、黄金を寄進。これによって、三基の神輿が完成するとともに、社のにぎわいも、ますます盛大になって行きました。桂昌院は、たいへん信仰深い方だったのです。 同じ元禄年間に綱吉の側用人で、その権威並ぶ者なしといわれた柳沢吉保が、当社に参詣し、詩歌を献上しています。また、お参りのおり、境内に立ちならぶ露店の品々を、残らず買い上げ、露天商を感激さたという逸話もあります。
石段の上には、江戸八所の一つである時の鐘があって、江戸ッ子に時刻を知らせていましたが、明治初年の神仏分離の際に、”神社内に、鐘撞堂【かねつきどう】あるべからず”の達しによって、これを撤去してしまいました。むかしは、七ツの時(午後四時)を合図に境内の諸門をいっせいに閉じたのです。

広重の『名所江戸百景』、「市ヶ谷八幡」です。
銅鳥居の辺からの眺めが素晴らしそうなのと、門前の賑わいがわかります。
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『江戸名所図会』の「市谷八幡宮」の一部です。
銅鳥居が書かれていて、その上の鐘楼の辺には茶屋や芝居小屋があり、大変にぎわっていたことがわかります。
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石段を上がっていくと途中に「茶の木稲荷」があります。
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わりと大きな狐でした。
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拝殿
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あとで石段を上がっているときに撮った本殿。
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ご祭神は、:稲荷大神・保食神

神紋は「包み抱き稲」
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文化元年(1804年)建造の、銅造明神鳥居。
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社額は播磨国姫路藩3代藩主酒井忠道の筆による鳩文字。
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鳥居をくぐると素晴らしい狛犬が。
享保十四年(1729)造立の、古江戸型狛犬。
なんと、2010年に山形県山辺町畑谷/三嶋神社から里帰りしたものだそうです。
私が今まで撮影してきたなかでも、古いほうから13番目に入ります。
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さらに石段を上がると、また良い狛犬が。
文化元年八月(1804)造立の、江戸尾立型狛犬。
阿像に宝珠、吽像に角があります。
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手水舎
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拝殿
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屋根には、神紋「右三つ巴」が。
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向拝
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拝殿内部
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本殿
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ご祭神は、:誉田別命、気長足姫尊、与登比売神

この神社に伝来する、太田道灌奉納の軍配団扇の写真を載せておきます。
新宿区の文化財となっています。非公開。
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境内社

石段の途中にある、金刀比羅宮。
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社殿前左側にある、出世稲荷。
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力石
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コメント

No title

四季歩さん、こんにちは

この神社、昔、市ヶ谷駅付近を歩いていた時、あれ、こんな所に神社があるんだと思った記憶がありますが、その時は石段を登るのが嫌で、結局、行かなかった記憶があります。

里帰りしたと言う狛犬、何だか、漫画を見ているようでいいですね。今度、あの辺りを歩いた時、寄ってみたいと思います。

matsumoさん

コメントありがとうございます。
市ヶ谷の周辺というのは、坂が多いですね。
上り下りが大変です(笑)
あの狛犬は、一見の価値があります。
ぜひご覧になってください。
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プロフィール

四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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