つくば国土地理院「地図と測量と科学館」

20151022

10月14日(水)に、歴史クラブの秋季定例見学会があり、進行役としての参加でした。
この日訪れたのは、ここと、筑波宇宙センター、佐原に移動して伊能忠敬記念館と佐原の町並み散歩でした。
テーマとしては、「伊能忠敬の事蹟を偲ぶ」ということにしています。
参加者は43名でした。

7時に狭山市を出発、関越、常磐高速を経由して、順調だったため、開館時間の9時半より前に到着。
まず記念写真を撮り、それでもまだ時間があったので、ちょっと建物の外を見ました。

構内図
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VLBIアンテナが、けっこう激しく動いていて、皆さん吃驚(笑)
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国土地理院の測地VLBIは、そのデータを地球上の位置や距離および地殻変動や地球回転速度などの地球に関する情報を得るために行っています。
VLBIアンテナは、はるか数十億光年離れた宇宙の星(クエーサー)からの電波を受信しています。 クエーサーは、強烈なエネルギーを出している天体ですが、あまりにも遠い場所にあるため、その電波が数十億年かけて地球に到達する時には非常に微弱になっています。
そのため、巨大なアンテナが必要となっています。

「電子基準点」が立っていた。
この先端部には、GPS等のGNSS衛星からの電波信号を受信するアンテナが取り付けられている。
これを全国に設置して、ここ「つくば中央局」に転送して位置を正確に把握する。
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開館時間の9時半になり、中に入り、まずオリエンテーションを受けました。

案内図
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まずは、一階エントランスにある、3Dの日本地図を楽しんだ。
これは赤と青のめがねをかけると立体的に見えるように作られている。
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フォッサマグナ(中央地溝帯)がよくわかる。
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二階に上がって、展示を見る。

「測量の世界」
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「高覘標(こうてんぴょう)」
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「劔岳点の記」、良かったですよね。

地図のところでは、皆さん熱心にみていました。
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「坤輿万国全図」
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日本については、地名の位置がずっこけちゃいますね(笑)
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「ベハイムの地球儀(ドイツ)」
現存する世界最古のもの(1492年作成)です。
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右側の島が日本列島です。大きく描かれていますね。
中国あたりから「黄金の国ジパング」とか情報が伝わっていたのでしょうか。
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この辺に、あるべきものがありません。
アメリカ大陸です。
コロンブスが、実際にアメリカ大陸に到達したのは1498年ですからね。
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日本最古の地図「行基図」
奈良時代の僧、行基が描いたもの。
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「日本海山潮陸図」
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全国の一之宮のリストが書かれている。
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「改正日本輿地路程全図」
通称「赤水図」
伊能図が出来るまではこれが使用されていた。
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「大日本道中行程細見記」
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伊能忠敬の測量機材
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「地方測量の図」で様子がわかります。
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伊能忠敬が使った測量器具
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伊能図
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「迅速測図原図」
これは、ほぼ江戸時代といってもいい時点だし、地形がよくわかるので、私たちが重宝している地図です。
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同じ二階に、航空写真から地図を作成していた実際の機器(一時代前だが)が置いてあった。

航空写真を撮っていた飛行機「くにかぜⅡ」の運転席。
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航空写真から地図を作成していた、手動の「立体図化機」
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二階のフロアの柱にある、東日本大震災のときの津波の到達高さ。
一階のフロアからの高さです。
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外で出て、庭の展示を見た。

日本列島球体模型
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もし肉眼で見える程視力があったとしても、湾曲しているので、九州の先端からは、北海道が見えないことが実感される。
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南鳥島って離れているんだな、と実感した。
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「くにかぜ」の方に行こう。
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一代前の航空写真撮影用の「くにかぜ」
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機底にある、撮影用のガラス窓。
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一応見終わり、館内のショップに飛んで行きました。
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地図とか、地理的な案内書とか、欲しい本ばかりで目移りして困った。
懐と相談して、二冊の購入で我慢した。

これで、「地図と測量と科学館」の見学は終り、同じつくば学園都市内にある「筑波宇宙センター」に移動しました。


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コメント

No title

四季歩さん、こんにちは

中々、面白そうな感じのところですね。私も行きたくなりました。それにしても、日本列島、昔から、随分、正確な形で描かれていたのですね。感心しました。

matsumoさん

コメントありがとうございます。
伊能忠敬の偉業も、先人たちの成果が
あったからだと思います。
あのような精密なものを作れたのは、
ただただ伊能忠敬の人間性だと思いますが。
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プロフィール

四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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