元加治から仏子探訪

20160123

22日(金)に歴史クラブ行事に参加して歩きました。
テーマは「湧水と歴史を訪ねて段丘を歩く」です。

コースは、元加治駅⇒円照寺⇒アケポノゾウ足跡化石発見地⇒加治館跡⇒滝不動の湧水⇒庚申塔⇒オシャモジの田んぼ跡の湧水⇒白髭神社⇒谷田の泉⇒長徳寺⇒野田山王塚石造物群⇒野田河川公園の湧水(入間川河原)⇒清水橋の湧水⇒八坂神社⇒仏子駅

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元加治駅に9:30集合。
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【円照寺】
所在地:埼玉県入間市野田158 
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この寺については、2014年4月25日に、やはり歴史クラブの行事で訪ねていて、その際に詳細な記事を書いているので、それを読んでください。

その記事を読む


この弁天池は、ハケからでなくて段丘面上に湧き出す湧水。
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今回は、墓地に足を延ばして住職の墓石を確認しました。
立派な墓石が並んでいます。
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【アケポノゾウ足跡化石発見地】
1991年10月、台風の増水で砂利が流されて露出した地層(仏子層)から、約150年前の古代ゾウの足跡が発見された場所です。
私は、長瀞の自然博物館で展示されている足跡を撮影しました。
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入間川に元加治からの川が流れ込むところの両側の場所で足跡が発見されている。
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【加治館跡】
所在地:入間市元加治

推定されている場所には新たに住宅が立ち並び、市の説明板も無く、この辺だろうと立ち止まっただけ。
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次に向かって歩いていると、民家の梅がかなりほころびていた。
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【滝不動の湧水】
所在地:埼玉県入間市野田279
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滝不動
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真ん中の幡が邪魔になって、よく見えない。
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滝不動の湧水
ハケの中腹から湧水があり、祠の近くの石垣で囲まれた穴から流れ落ちている。
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開口部に蜘蛛の巣がかかっている。
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蜘蛛の巣を切らないように手を突っ込むと、水がけっこう暖かく感じられた。

壊れかけた石樋の横から水が落ちている。
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【庚申塔】
所在地:野田276
享保17年(1732)造立の駒形靑面合掌金剛・邪鬼・三猿庚申塔
頭が蛇になっている。
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奉納の竹細工が美しかった。
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庚申堂の後ろに道しるべあり。
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「御大典」とある。
明治天皇なら、慶応2年から4年、大正天皇なら大正4年ということになる。
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【オシャモジの田んぼ跡の湧水】
住宅地のところにボツンとあり。
かっては、この湧水の下にオシャモジ形の水田があったとか。
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【白髭神社】
鎮座地:埼玉県入間市野田562-1
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拝殿
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社額には「白髭大明神」とあり。
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拝殿内部
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拡大してみると、「白髭大明神」の神像の写真があった。
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祭神は猿田彦命

本殿
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旧本殿の説明から、この神社の由緒がわかる。
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旧本殿覆い屋
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現在、これだけの神社が祀られている。
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旧本殿
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浅間塚
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千機(せんはた)神社
当地では古くから綿織物が盛んで、境内社の千機神社は明治の初めに祀られた。
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彫刻が素晴らしそうなのだが、横からは見えないのが残念だった。
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拝殿左の石碑の中に、芭蕉句があり。
「都出でて神も旅寝の日数哉」
芭蕉は、元禄2年秋『奥の細道』で上方に着いて以来、丸2年間関西にあった。元禄4年9月28日膳所義仲寺境内の無名庵を後にして東下の旅に出、10月29日か11月1日江戸に到着し、日本橋橘町彦右衛門宅貸家煮に旅装を解いた。前詞からするとこの句はその旅の途次に沼津で作ったことになる。ただし、沼津通過は元禄4年10月26日頃で、前詞のいうように晦日ではなかった。この句は、久しぶりに江戸に帰って門弟たちに示した旅の土産の句であったらしい。
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【谷田の泉(やたのいずみ)・下池跡】

気持ちのいいところに出た。
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林に入ると庚申塔があり。
調べてみると、8代将軍徳川吉宗の時代(1716~1745年)に建立されたという説があるようです。
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谷田の泉
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「春の小川」がぴったり。
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オオイヌフグリやタンポポが咲きはじめていた。
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ここで、レストランで昼食、休憩した。

【長徳寺】
所在地:埼玉県入間市野田607
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室町時代の長禄年間(1457~60)に独堂存賢が創建。境内の薬師堂の本尊は室町時代の作。眼病除けに効能があるとして信仰されている。

正面が本堂、左手が薬師堂
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薬師堂
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厨子が閉じられていて、薬師如来は見えない。
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薬師堂左に、石仏が集められているが、その中に変った墓碑があった。
親子が居て、親の持っている何かから仏が出現している。
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正中2年(1325)阿弥陀三尊種子板碑
なんだかツルツルしているが、調べたら昔入間川の川底から拾い上げられ、寺に奉納されたものだった。
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【野田山王塚石造物群】
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とにかく、庚申塔が7基、馬頭観音が3基とかたくさんあるので、その中から少し紹介しておく。
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この中で一番古い、寛文8年(1668)造立の、笠付角塔、三猿庚申塔
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台座が蓮になっている、寛文12年(1672)造立の、舟型三猿庚申塔
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三猿の両側が横を向いている、延享3年(1746)造立の、駒形靑面合掌金剛・邪鬼・三猿庚申塔
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宝暦12年(1762)造立の、駒形三面六臂馬頭観音
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【野田河川公園の湧水(入間川河原)】
入間川河原に降ります。
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桜並木が続く。
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公園のハケから湧水がある。
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桜並木を歩いて、中橋を渡る。
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中橋の上からの入間川
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【清水橋の湧水】
アミーゴの横から河原に降りて行き、大沢川が入間川に流れ込む点まで行って見た。
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ここの崖には、蛇糞石が採れるそうだ。
別名サンドパパイプ、アナジャコ、カニなどの巣穴のあとに砂などが入って出来る…生痕化石である。
砂鉄が固まったものを、歴史の先輩から見せていただいた。
写真は持っていない。

清水橋で大沢川を渡る。
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渡って振り返ったところ。
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両側に湧水がある。
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【八坂神社】
鎮座地:入間市仏子942
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拝殿
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拝殿の向拝破風の鬼瓦は「龍虎」、懸魚の波の彫刻もいい。
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飾り瓦も素晴らしい。
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拝殿正面
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本殿
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これで、今日の予定は全部終了。
すぐ近くの仏子駅から帰途につきました。

(了)


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コメント

No title

四季歩さん、こんにちは

池袋駅から西武鉄道に乗る時は、大抵は、飯能駅経由で行きますので、途中の元加治駅や仏子駅では降りたことはありませんが、なるほど、この辺り、色々なお寺や神社があるのですね。

この辺り、湧き水が出るのは、河岸段丘で、上の方の雨水が地面を通って出てくるのだと思いますが、湧き水って、良いですよね。

matsumoさん

コメントありがとうございます。
いままで、湧水にはあまり関心は
なかったのですが、今回回ってみると、
水が新鮮に感じられるという事は、
とても気持ちのいいものですね。
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プロフィール

四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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