横見神社(延喜式内論社)/比企郡吉見町御所

20160125

鎮座地:埼玉県比企郡吉見町御所1
参拝日:2015年12月22日

この日、高負比古根(たかおひこね)神社に次いで、このお宮に参拝しました。
横見神社は、かって大洪水により流されたため分散し、御所と久保田に横見神社、熊谷市吉見(旧大里郡大里町)の吉見神社が論社となっている。

ここで、高負比古根神社の際に載せなかったので、延喜式神名帳の該当ページを載せておこう。
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神社の前に着いたのだが、参道の横に大きな広場があるのに、ロープが張ってあって入れず車を置くのに困った。
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社号標
延喜式内社 武蔵國横見郡三座のうち 横見神社、旧郷社
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創建は和銅年間(708-715)。当社は吉見丘陵の東端に近い平野部に鎮座。付近には「稲荷前遺跡」(古墳時代の集落跡)「御所古墳群」がある。境内末社の稲荷社も稲荷塚という円墳の上に鎮座。本殿も古墳の上にある。
境内にあった松の大木(周囲4.5メートル)は神木として「横見の松」と呼ばれていたが、台風で折れてしまい、今はその根だけが残っている。この木の下に石室があり、豪族の墳墓ではないかとされている。
中世には「飯玉氷川大明神」と呼ばれ穀物の神として崇敬。
慶長年間(1249-56)に当社は大洪水によって流され、御神体が漂着した南の吉見町久保田ではこれを貴い神の御来臨とされ当社分社の「横見神社」が祀られている。
以前は祭神に宇迦魂命をも祀っていたが、明治5年に古墳保全の意味も含めて境内末社の稲荷社が創建されたときに遷座。

御所の地名は、平安時代から中世にかけて吉見を領有した吉見氏の居館が地内に築かれ、人々がそれを「吉見の御所」と呼んでいたことから名付けられたその吉見氏は、源頼朝の弟、範頼の子孫で永仁四年(1296)まで四代にわたり当地を支配した。

延喜式神名帳時代の横見郡という地名は、現在比企郡吉見町という地名に変化している。
そして、旧来の横見郡の領域は、現在の吉見町よりも広かったと考えられている。

鳥居
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神橋前に古い石灯篭あり。
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弘化3年(1846)造立のもの。
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神橋
稲作の時期だけ流れる用水らしく、この時は乾いていた。
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拝殿
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アルミサッシの扉で、開口部はまったく無く、内部はまったくわからない。
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本殿は、古墳の上ということがよくわかる。
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本殿の前の石段は、まるであがることを拒否しているかのよう(笑)
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古墳の上にあった「横見の松」の根とは、本殿前のこれだろう。
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覆い屋の中の本殿が見にくくて、これで精一杯。
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ご祭神は建速須佐之男命と櫛稲田比売命

本殿の背後から
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境内社の三峰神社
ご祭神:伊弉諾尊、伊弉冉尊
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境内末社である稲荷社も「稲荷塚」と称する御所古墳群の上に鎮座している。
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ここから続いて、久保田の同じく横見神社に向かった。


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コメント

No title

四季歩さん、こんにちは

なるほど、吉見町って、「吉見百穴」位しか知りませんが、多数の古墳が残っているようですね。この神社だけで、2つの古墳があるのですから。

それにしても、この神社、以前はともかく、現在はかなり小さい感じですね。

matsumoさん

コメントありがとうございます。
式内社というのは、リストが作られたのが
1100年前のことですから、当然
それから色々なことがあり、他のお宮さんに
間借りをしているところもあります。
本当に、ピンからキリまでですね。
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プロフィール

四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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