筑土八幡神社

20160217

鎮座地:東京都新宿区筑土八幡町2-1
参拝日:2016年2月6日

この日は、午後によみうりホールで「奈良学文化講座」があり、それではと午前中は面白い庚申塔がある二か所に寄ることにしました。鎧神社に続いてここに参拝しました。

JR飯田橋駅から歩いて5分くらいです。
細長くて上る参道が延びている。
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社号標
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当神社は嵯峨天皇の時代(809年 - 823年)に、付近に住んでいた信仰心の厚かった老人の夢に現われた八幡神のお告げにより祀ったのが起源であるといわれている。
その後、円仁(慈覚大師)が東国へ来た際に、神像を彫刻して祀った。その時、筑紫の宇佐の宮土をもとめて礎としたので、筑土八幡神社と名づけたという。
その後、文明年間(1469年 - 1487年)に当地を支配していた上杉朝興によって社殿が建てられ、この地の鎮守とした。
上杉朝興の屋敷付近にあったという説もある。

社伝では「筑土」の名の由来は「筑紫」「宮土」であるとされているが、当社の西隣にあった築土明神に由来する可能性もある。
築土明神は、もとは現在の大手町にあたりの津久戸に創祀され津久戸明神と称されていたが、田安へ遷座して田安明神、さらに、当社筑土八幡神社の横に遷座した。
この「津久戸」が「筑土」と書かれたのかもしれない。
現在、西隣にあった津久戸明神は、九段北に築土神社として遷座されている。

『江戸名所図会』に津久戸明神と筑土八幡神社が並んで書かれている。
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さらに、津久戸明神は平将門の首を祀り、最初は血首明神と称されていたが、「津久戸」へ変化したとも云われ、「平将門魔法陣」なるものに両神社とも入れられているそうだ。

石段の上がりはじめに、石柱が二本に横木を渡している。鳥居の原型とも云われる柱に注連縄を渡したものがあるが、それともちょっと違った形だ。
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石段の途中に、石造鳥居あり。
新宿区登録有形文化財(建造物)で、新宿区内最古の鳥居。
享保11年(1726年)、当時常陸国下館藩主であった黒田直邦によって奉納された。総高は375cmである。
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石段を上がりきると08境内だが、やはり細長い。
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手水舎
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拝殿
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拝殿前に、文化7年(1810)奉納の狛犬あり。
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拝殿にて参拝。
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本殿
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ご祭神は、応神天皇・神功皇后・仲哀天皇

神紋は「右三つ巴」
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社殿の前に紅白梅があり。

白梅はわりとほころんでいた。
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紅梅は、まだまだ固い蕾。
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境内社は「宮比神社」があります。
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御祭神は、宮比神で大宮売命(おおみやのめのみこと)・天細女命(あめのうずめのみこと)ともいわれる。古くから下宮比町一番地の旗本屋敷にあったものを、明治四十年に現在地に遷座した。現在の社殿は戦災で焼失したものを飯田橋自治会が昭和三十七年に再建したものである。平成十四年飯田橋自治会の人々が浄財を集めて再建したものである。

神輿庫
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境内社・宮比神社の前にご神木の銀杏があり、その下にお目当ての庚申塔がある。
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庚申塔は、新宿区指定有形民俗文化財。
寛文4年(1664年)造立、太陽と月・桃の木・二匹の猿をあしらった舟型の石造庚申塔。
三猿でなく二猿であり、牡猿・牝猿がどちらも桃の枝を持った姿で表現されている点が、きわめて珍しい。
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「田村虎蔵の顕彰碑」がありました。
-唱歌『金太郎』『浦島太郎』などを手がけた作曲家です。
当神社の裏手に住んでいたそうです。
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これで午前の予定を終え、飯田橋駅近くで昼食。
有楽町に移動し、「奈良学講座」を13:30から受講しました。


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コメント

No title

四季歩さん、こんにちは

鎧神社、本日(2/18)、新宿御苑に行った帰りに寄ってきました。やはり、あの狛犬の庚申塔、いいですね!

この筑土八幡神社は残念ながら、拝殿はコンクリート製のようですが、猿の庚申塔はいいですね。また、狛犬も良さそうなかんじですし。小石川後楽園に行った帰りに寄りたいと思います。

matsumoさん

コメントありがとうございます。
鎧神社に行かれましたか。
やはり、拙記事がもとでアクションを
取ってくださると、記事冥利につきます。
ありがとうございました。

筑土八幡神社の庚申塔も珍しいので、
きっと気にいっていただけると思います。
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プロフィール

四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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