麻賀多(まかた)神社(延喜式内社)/千葉県成田市

20160514

鎮座地:
大宮:千葉県成田市台方字稷山
奥宮:千葉県成田市船形834
参拝日:2016年4月19日

歴史クラブの「関八州式内社めぐり」で、この日下総国の式内社11社のうち6社に参拝しましたが、蘇我比咩神社、老尾神社、香取神社に続き、当社に参拝しました。

最初に、現在の神社の北方1kmのところにある、「伊都許利命」の墳墓がある「奥宮」に参拝しました。
当社はまず奥宮に祀られ、のち台方に前宮が出来たと考えられる。
神社の由緒などは、後述します。

【奥宮】=船形麻賀多神社(手黒社)
奥宮の社号標
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鳥居
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鳥居をくぐると、すぐに右側に「伊都許利命」の墳墓がある。
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墳墓から出土した石
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石櫃
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二の鳥居
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手黒社というのは、奥宮のこと。
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手水舎
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拝殿
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社額
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本殿
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ご祭神は、椎日女命(わかひるめのみこと)
天照大神の妹神です。

境内社
右から、菅原神社(菅原道真)、熊野神社(家都美御子大神・熊野速玉大神・熊野夫須美大神)、世直神社(不明)、粟生日神社(不明)、高津神社(仁徳天皇)
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加志波比売神社(賀志波比賣命)
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八代稲荷神社(宇迦之御魂神)
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香取神社(経津主神)
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ご神木の大杉
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それから、大宮のほうに移動した。

【大宮】=台方麻賀多神社(稷山社)

社号標
社格:延書式内社 印旛郡麻賀多神社 小、旧国幣社、旧郷社
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社名の謂れ:
「マカタ」は「真潟」であり、昔は、この付近まで潟が迫っていたのであろう。台方も「台潟」の意で、台地下の潟に沿った所と言うことであろう。
由緒:
 その昔日本武尊東征の折、この地方の五穀の実りが悪いのを知り、里人を集め大木に鏡を懸け、その根本に七つの玉を埋めて伊勢神宮に祈願したところその後は豊作が続きました。
    今から1700年余前(応神天皇)のころ伊都許利命(イツコリノミコト)が印旛の国造に任命され、この地方の開発に尽くされた時に、夢のお告げに稚日女尊(ワカヒルメノミコト)の和久産巣日の神を祀れとの霊示を受け、大木の根本から玉(勾玉)を振り出して、御鏡と共に霊代として併せて祀り、麻賀多の大神として奉斎したのが創祀。
のち 推古天皇十六年(608)に伊都許利命の八世の孫、広鋤手黒彦(コソテクヒコ)が現在地に社殿を造営し、麻賀多の大宮と名付けました。
本地に鎮座以来1360余年、印旛郡下十八麻賀多の総社として、筒粥祭・御田植祭・豊年神楽などの古い儀式が継承され御祭神にゆかりのある古い地名等も現存しております。また明治5年に「郷社」に、昭和10年御神木「大杉」は県の天然記念樹に、更に近年本殿は市の文化財に、神域は史跡に選ばれ、産業・開運・長寿 厄除けの守護神として崇められています。
*この神社は国幣社で勅使の往来があり印旛湖畔に建つ大鳥居は、桓武天皇の頃勅使大伴家持の寄進によるものとされています。
*社名の由来:延書式神名帳に社名を記載の際「真賀多真(マガタマ)」が三種の神器の一つと同名であるとして、一字を取って「真賀多神社」に改称した。後に、一帯が麻の産地であるところから、麻賀多神社に社名を改めた。(延書式神名帳には、「麻賀多神社」と記載されている。
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*この神社の社紋は麻の葉をデザインしており、最近まで赤ちやんの産衣に麻の菓を入れて健やかなる成長を祈願しており、お子様の守り神でもあります。
*麻賀多神社18社は、成田市に2社、佐倉市に11社、酒々井市に2社、富里市に2社、八千代市に1社、です。全国的に見ても珍しい名前の神社です。
印旛沼の東側から南にかけてのみ存在する神社であります。

境内図
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鳥居
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手水舎
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参道
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台方麻賀多神社(大宮)は、台方字稷山にあるので稷山社(あわやましゃ)と呼ぶ。
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更に石段を上がると社殿があり。
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拝殿
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向拝部
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社額
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拝殿内
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拝殿の横から本殿に。
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ご祭神は、和久産巣日神(ワクムスピノカミ)
(別名・稚産塞神)
祭神は伊勢神宮の内宮(天照大神)の姉神。

神紋は「麻の葉」
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境内社に参拝

天之日津久神社
近代の予言である「日月神示(ひつきしんじ)」:
画家であり神道家でもあった岡本天明が、この天之日津久神社に参拝後、社務所で休んでいたら、突然右腕が動き出し自動書記が始まった。これが後に「日月神示」「ひふみ神示」「一二三(ひふみ)」と呼ばれる天啓の発祥。
昭和19年6月から昭和36年までの17年の間に書かれた37巻(残り13巻が未完)が現存、岡本は2年後昭和38年没。
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天神神社(菅原道真)
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猿田彦神社
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青麻神社(天照大御神、月読神、天之御中主神、常陸坊海尊)
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幸霊神社(ご祭神の幸魂)
幸魂は、人を幸せにする神霊。
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古峯神社(日本武尊)
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三峯神社(伊弉諾尊、伊弉册尊)
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印旛国造神社
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馬来田郎女神社
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祓戸神
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:ご神木
「東日本一の大杉」県指定天然記念樹
樹齢:1400年余を誇り、推古朝からと言われる。太さ8m・高さ40m余の不老長寿祈願のご神木です。

全景
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根元は木道を巡らして、根を保護している。
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その太さには圧倒されます。
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これで当社の参拝を終え、続いて船橋市の「二宮神社」に向かいました。


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コメント

No title

四季歩さん、こんにちは

成田市ですか。ここ、大昔、5年間ほど、都区内から通っていたので、懐かしいです。その後は年に5回は行っていましたし。

と言うことで、あれ、成田市にそのような神社があるのと思って地図を調べてみたら、成田駅ではなく、京成電鉄「宗吾参道駅」よりかなり北に行った所なのですね。

それにしても、ここ、奥宮と本宮がほぼ同じ規模みたいなのは面白いですね。

matsumoさん

コメントありがとうございます。
最初に奥宮に行ったのですが、吃驚しましたね。
本宮かと思ったほどでした。
たぶん、地域ごとにお宮があったんでしょうね。
相譲らずという感じでしょうか。

大昔に、都区内から成田に通ったというのは、
すごいですね。
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四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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