夏高津日神(なつたかひのかみ)・夏之売神(なつのめのかみ)/日本の神々の話

20160630

『古事記』によると、大年神の子で山裾の肥沃な土地の神である羽山戸神と穀物神である大気都比売神が婚姻して以下の八人の御子神が生まれた。
若山咋神、若年神、若沙那売神、弥豆麻岐神、夏高津日神(またの名は夏之売神)、秋毘売神、久久年神、久久紀若室葛根神。

これに該当する『古事記』の記述は、「大国主神」の巻、「大年神の神裔」の段である。
(読み下し文)
かれ、その大年神、神活須毘神之女、伊怒比賣を娶して生みし子は、大國御魂神、次に韓神、次に曾富理神、次に白日神、次に聖神。五神 また香用比売を娶して生みし子は、大香山戸臣神、次に御年神。二神 また天知迦流美豆比賣を娶して生みし子は、奥津日子神、奥津比売命、亦の名は大戸比売神。こは諸人のもち拝く竈の神なり。次に大山咋神、亦の名は山未之大主神。この神は、近つ淡海国の日枝山に坐し、また葛野の松尾に坐して、鳴鏑を用つ神なり。次に庭津日神、次に阿須波神、次に彼此岐神、次に香山戸臣神、次に羽山戸神、次に庭高津日神、次に大土神、亦の名は土之御祖神。九神。
 上の件の大年神の子、大国御魂神より以下、大土神以前、併せて十六神。
 羽山戸神、大気都比売神を娶して生みし子は、若山咋神、次に若年神、次に妹若沙那売神、次に弥豆麻岐神、次に夏高津日神、亦の名は夏之売神、次に秋毘売神、次に久々年神、次に久久紀若室葛根神。
 上の件の羽山の子以下、若室葛根以前、併せて八神。

羽山戸神と穀物神である大気都比売神が婚姻して生まれた、これらの神々は植物(特に稲)の成育を示すと思われる、と説明されている。
そして、「夏高津日神」は稲作に関る夏の日の神。日が高く昼が長いという意味だろうとされている。


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