姫宮神社(延喜式内論社)/埼玉県南埼玉郡宮代町

20160703

鎮座地:埼玉県南埼玉郡宮代町姫宮373

7月2日(土)に、「武蔵国式内社めぐり」で参拝しました。
圏央道を「白岡菖蒲」インターで降り、ナビにインプットした近くの小学校を頼りに車を進めて、無事到着しました。
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すると、鳥居前右手に石仏群があり、その中に二基の庚申塔がありました。
庚申塔については、かなりの関心を持っているので放っておけません(笑)
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文化四年(1807)造立の庚申塔 台越村講中
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享保17年(1732)造立庚申塔 台越村講中
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さて、姫宮神社です。

社号標
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延喜式内論社: 武蔵国埼玉郡鎮座 宮目神社

天長5年(824)に桓武天皇の孫に当たる宮目姫が滋野国幹に伴われて下総国に下向の途中に当地に立ち寄られた。付近の紅葉の美しさにみとれているうちに、宮目姫はにわかに発病して息絶えてしまった。後に当地を訪れた慈覚大師円仁が、姫の霊を祀り姫宮明神としたのが創建とされている。

当社は、かつて旧百間(もんま)領の総鎮守であったことから、昭和30年旧須賀村と合併の際、「姫宮」の宮をとり現町名の一部とした。新編武蔵風土記稿等によれば、祭神は多気利姫・多気津姫・市杵島姫の三柱の姫を祀る。神体は釣境三面を掛けおくとあるが明らかでない。
一説に、当社は延喜式(平安時代の法令集)にある埼玉郡宮目神社とも言われているが、騎西町に宮目神社があり明らかではない。

説明板
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両部式鳥居
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鳥居の前に、一対の嘉永5年(1852)奉納の石灯篭があるが、「火袋」の部分が無い。失われたのだろうか。
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参道は細長く、真っ直ぐ。
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手水舎
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手水鉢には、こう刻まれている。
「奉納御寶前 干時享保四年五月吉日 粕壁前町 野口半兵衛」
享保四年は1719年、粕壁は今の春日部か。
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小石がたくさん積まれているが、その意味はわからない。
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拝殿前
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拝殿前に力石あり。
正徳5年(1715)奉納。右側が33貫(123Kg)、左が43貫(163Kg)
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拝殿前の狛犬は、天保12年(1841)奉納のもの。
足の爪とか毛並みとかの造形が素晴らしい。
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拝殿
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向拝柱に榊を供えてあるのがいい。
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社額
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拝殿には、多数の絵馬がみられて、その絵馬は、神に祈願または恩がえしの記として奉納する絵の額である。当社には、寺子、伊勢まいり、富士などの絵馬があり、まゆ玉の現物や硬貨(一文銭)を用いて造られたものなどもある。さらに、文化年間の俳句の絵馬(南枝の時代)、杉戸町本郷の処土大作暢書も掲げてある。
とのことだが、覗いても残念ながら拝殿の中は真っ暗で何も見えない。
実に残念だった。

本殿は覆い屋の中にあり。
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残念ながら、覆い屋によって本殿の正面部分はまったく見ることが出来ない。
側面などから、或は彫刻など素晴らしいのではないかと思うのだが、いかにも残念。
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側面の彫刻
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本殿背面
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本殿背面にも賽銭箱あり。
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ご祭神は、多記理姫命、多記津姫命、市杵嶋姫命
宗像三女神ということになります。

本殿の蟇股の彫刻が干支になっている。


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あとはピンボケになっていたり、元々本殿の前面はまったく見えないので、全部は確認できなかった。

神紋は「丸に鶴」
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続いて境内社になります。

鹿島社・香取社
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天神社
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地主社
ご祭神:大地主神(おおとこぬしのかみ)
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八幡社
ご最新:誉田別尊
八幡社は、周囲より2m程小高くなっており、かつて埴輪片が出土したことから古墳であると推定される。
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三峰社
ご祭神:伊邪那岐命、伊邪那美命
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稲荷社
ご祭神:宇迦之御魂大神
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神社の脇を、東武スカイツリーラインの電車がひっきりなしに通るので、けっこう賑やかだった。
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これで、当社の参拝を終え、次の参拝地熊谷市にある「吉見神社」に向かいました。


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コメント

No title

四季歩さん、こんにちは

ここも狛犬がいいですね。頭の毛が多いので、前のめりみたく見えて。

さて、業務連絡ですが、「第31回 文京朝顔ほおづき市」は7/23(土)と7/24(日)で、7/24(日)は善光寺にて11:00より「夏の盛りの琵琶語り2016」(薩摩琵琶:川嶋信子)が行われるそうです。

matsumoさん

コメントありがとうございます。
ここの狛犬は、私もかなり気に入りました。

文京朝顔ほおづき市のお知らせ、ありがとうございます。
琵琶の生演奏、そうそうは無い催しなので、
絶対に行きます。

お知らせ、ありがとうございました。
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四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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