相模国一之宮・寒川神社

20160913

鎮座地:神奈川県高座郡寒川町宮山3916
参拝日:2016年9月5日

青春18キップがまだ一日残っており、9月10日までが通用期間なので、何処に行こうかと考え、行きたいところは色々あったのだが、JRの駅に近くて、割と距離があって割安になるところを選び、当社に参拝することにしました。
JR笠幡駅で、高麗川経由八王子行きに乗り、八王子、橋本で乗換え、茅ケ崎の少し手前「宮山」で降り、徒歩5分でした。

社号標
社格等:式内社(名神大)、相模国一宮、旧国幣中社、別表神社
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御由緒:
関八州鎮護の神として古くからこの地方の名祠とあがめられている。即ち総国風土記によると、約千五百年前雄略天皇の御代に幣帛を奉納せられたとあるので、当時既に関東地方に於ける著名の神社として遠近に知られていたことが明らかであり、従って創建の極めて古いことと、往古から朝野の崇敬殊に厚いこととが知られる。
以後桓武天皇の延暦七年五月をはじめとして、御歴代奉幣、勅祭を行わせられたことは史上枚挙に遑まがない。仁明天皇承和十三年以来、数次に神階の奉授があり、更に醍醐天皇の御代に制定された延喜式では、相模国内唯一の国幣の大社と定められ、特に名神祭に預る名神大社にも列せられた。
斯く皇室の御尊崇厚きは勿論、一千数百年の昔から相模国の一の宮、総鎮守として士民信仰の中心となり、源頼朝・北条義時・同重時等屡々社参神宝を奉納し、小田原北条氏も累代社殿の造替、社領の寄進等怠りなく、武田信玄の信仰も殊に厚かった。後年徳川氏も亦代々社殿を再建、社領を奉る等武家の崇敬奉祀も鄭重を極め、明治初年、官国幣社の制定定まるや明治四年五月、国幣中社に列格せられた。昭和二十年十二月十五日、神道指令により官国幣社の制度は廃止され、現在は神社本庁の別表に掲げる神社として崇敬されている。

古代には相模湾がここまで入り込んでおり、神社からさらに8キロ上流の海老名市国分付近に相模国分寺があった。
古代、相模川沿いは相模国造がおり、有力な豪族のいずれかが造営したと推定される。雄略天皇の時期に奉幣、神亀4年(727年)に社殿建立の記録があるが、公式には『続日本後紀』にて承和13年(846年)に仁明天皇から従五位下を授る記録がある。
『延喜式神名帳』では「相模国高座郡 寒川神社 名神大」と記載され、名神大社に列している。また、鎌倉時代の『吾妻鏡』には「一宮佐河大神」と記載があり、相模国の一宮とされたことがわかる。戦国時代には武田信玄が行軍中に当社を参拝し、自身の纏っていた兜と太刀を安全祈願に奉納した。

現在も八方除の守護神として関東一円から参拝者が集まり、正月の三が日にはのべ40万人が初詣に訪れる。なお、新年の幕開けとなる元日午前0時には大太鼓の合図と共に八方除祭・元旦祈祷祭が行われ、近年では迎春ねぶたの初点灯も実施されている。一方、テレビ放送の関係者には古くから「視聴率祈願の神社」として知られ、新番組開始前に参拝を行うことが多い。高倉健など芸能人の参拝者も多い。

寒川神社は、千葉の玉前神社(上総国一之宮)から富士山、元伊勢を通って出雲大社へ繋がる春分・秋分のレイライン上にあるばかりでなく、冬至・夏至のレイライン上にもある。
四季の節目のすべてのレイライン上にある事からも、寒川神社に神聖なエネルギーが集まっていることが分かる。そして、複数のレイラインが通過しているという事は、寒川神社から多方向にエネルギーが向かっているという事でもある。
この事からも、寒川神社が八方除けの神社として信仰を集める一因があるとも言える。寒川神社は神奈川県・関東のみならず、日本でも有名なレイライン上にあり、強いエネルギー場である。

境内図
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参道は当社境内から南に1kmほど進んだJR相模線の踏切近くにある一之鳥居から始まり、参道途中には二之鳥居(大鳥居)、境内入口には最後の鳥居となる三之鳥居がある

私は、三の鳥居から参拝した。

三の鳥居の前には、「神池橋」がかかっている。
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三の鳥居
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「重修寒川神社太鼓橋記」碑があり、これを読むと、寒川神社再建に努力した地域の方の努力がよくわかる。
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神池
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神池のほとりに、「相模薪能 石橋」碑があり。
毎年、8月15日に薪能を催しているようだ。
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気持ちの良い参道
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参道脇に、寛政8年(1796)奉納の鳥居で、安政の大地震、関東大震災の二つを経験(倒壊)した鳥居の一部が置かれていた。
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参道の右手に「人形奉斎殿」があり、通りかかったらちょうど納められた人形を神官がお祓いをした後だった。
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まず南門から入った。
元の神門を一九したもの。
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昭和8年奉納の狛犬
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南門
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南門から入り、中央の参道に移る。
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手水舎
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神門の横に客殿、社務所があり。
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神門に進む。
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神門前の、平成6年奉納の狛犬。
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神門のすぐ前に「神馬舎」があり。
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神馬を猿が曳いている。
猿は、平安時代には既に馬の守り神とされていた。
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神門
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神門には、2001年より、新年から2月の節分まで、神話にちなんだ迎春ねぶたが飾られるようになり、夜にはライトアップもされているそうです。 2012年まではその年の干支にちなんだねぶたが飾られていたが、干支が一巡した2013年からは神話ねぶたが飾られているとのことで、私も来年から見にこようかなと思った。

迎春ねぶたの写真を探したらありました。
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神門から入ると、広い空間が広がっている。

正面に社殿
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左右を回廊が囲んでいる。
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拝殿
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拝殿内部
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脇に置かれている四神旗
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幣殿
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本殿は、屋根しか見えない。
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現在の祭神は以下の2柱で、寒川大明神と総称される。2柱とも記紀には記載がなく、詳細は不明。
寒川比古命 (さむかわひこのみこと)
寒川比女命 (さむかわひめのみこと)

寒川大明神は八方除の神とされる。なお、八方除では当社の他にも久伊豆神社などが知られる。

また、祭神については他にも八幡神、あるいは菊理媛、素盞嗚命、稲田姫尊などの諸説がある。

神紋は、「十六弁八重菊」、「右流水巴」、「八角に剣四つ星」
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「方位盤と渾天儀」
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台座の四方には四神が彫刻されている。
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龍が四隅に配置されている。
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拝殿前左手に、一対のご神木あり。
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末社・宮山神社
境内西方に鎮座。宮山地区にあった7社をまとめて祀る。
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神橋を渡った先にある。
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合祀された神社とご祭神
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社殿
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境内に「平和塔 和光」があり。
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本殿裏手に「神嶽山神苑(かんたけやましんえん)」があるのだが、生憎この日は月曜で休苑日にあたり、入れず。
「難波の小池(なんばのこいけ)」を中心に、裏山の神嶽山(かんたけやま)を主とする。2009年に開苑した。

この中に、末社・御祖神社があるのだが、参拝できず。

荒垣の外に出る出口から遠望する。
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これで、当社の参拝は終え、門前近くに美味しそうなお蕎麦屋さんがあったので、そこで昼食。

次いで、江の島神社に参拝に向かいました。

(了)


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コメント

No title

四季歩さん、こんにちは

おお、青春18キップの最終回ですね。全部使うことができて良かったですね! 加えて、青空の日ですし。

さて、寒川神社ですが、よく名前を聞きますが、一度も行ったことはありません。写真を見せてもらうと、境内は大きいですし、中々、良い雰囲気の神社ですね。その内、行ってみたくなりました。

特に、大きな神門と、2本の木の間の注連縄がかかった神木が気に入りました。

matsumoさん

コメントありがとうございます。
駅から近くて、行きやすいところですから、
ぜひいらしてください。
レイラインが交差する場所で、有名な
パワースポットらしいですよ。
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プロフィール

四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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