八重垣神社の狛犬/狛犬を楽しむ

20161115

所在地:島根県松江市・八重垣神社
参拝日:2015年11月14日
年代:平安時代末(1100年代)
材質:石造(来待石)
型式:神殿型

八重垣神社は、松江を訪れた観光客はたいてい訪れるのではないかという神社です。
私は、「神話のふるさと出雲地方を訪ねる」という旅をして、訪れました。
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この狛犬は、随身門をくぐった直後の場所に置かれています。
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〇右(神殿に向かい)
たてがみの先端が明瞭ではないが巻き毛となっているので獅子だが、吽形だと思われる。
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たてがみの巻き毛
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〇左(神殿に向かい)
口のところが大きく欠けているので、阿形だったと思われる。
非常にもろい来待石で出来た古い狛犬はたいていこうなっている。
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島根産の来待石(きまちいし)という非常にもろい石で作られているため、磨滅と欠損がひどい。
そのため、神社の説明している年代を疑う意見もあるが、造型が日本最古とされる東大寺南大門のものと似ていること、奇跡を信じたいので、「1100年代」とする。

・たてがみから、獅子と狛犬の区別は辛うじて判別でき、神殿に向かって右が獅子、左は狛犬というのは合っている。しかし、阿吽は通常とは逆であるが、これはよくあること。
・耳は、よくわからない。
・たてがみは、右が巻いているので獅子と判断。左は巻き毛は認められないので狛犬であろう。
・胸の襟毛:長くストレート
・顔の特徴:わからない
・前足:太く、長く、直立していて、後足とほとんどくっついている。
・胸が張って堂々としている
・後足: 蹲踞(そんきょ)
・尾:付き尾

・特徴:
・顔が不明なので、精悍さなどはわからないが、姿勢からはのびやかなものを感じる。
・最古とされる石像狛犬が東大寺南大門にあるが、姿勢がそれと似ている。
・石造だが、造型は神殿型であり、以前は本殿の前とかに置かれていたのではないかと思う。
・出雲地方にありながら、「出雲型(かまえ型)」でないのが、かえっておかしい(笑)


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コメント

No title

四季歩さん、こんにちは

なるほど、ここの狛犬は、見た目は大谷石みたいな感じの脆い石に彫られたと言う感じですね。私にはちょっと痩せすぎの上、崩れすぎですね。

そう言えば、以前、新宿区を歩いていた時、偶然、行ったこと無い神社があって、そこに頭が取れた狛犬が数体、入り口近くに安置されていたことを思い出しました。ただし、その神社、撮影禁止との看板がありました。

matsumoさん

コメントありがとうございます。
私も、気の毒に思いました。
八重垣神社には宝物館があるので、そこに
収納してもいいと思います。

新宿の例、痛ましいですよね。
自然災害で壊れたのならいいのですが、
心無い人が壊したのでないことを祈ります。
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プロフィール

四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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