楯縫神社の狛犬/狛犬を楽しむ

20161226

所在地:茨城県稲敷郡美浦村・楯縫(たてぬい)神社
参拝日:2014年6月27日
年代:室町時代後半(1450~1573)
材質:木製
型式:神殿型(はじめ型)

この狛犬は、歴史クラブの「関八州式内社めぐり」で常陸国を巡拝していたときに、私がこの神社の説明を担当し、事前調査で木製狛犬が置かれていることを知った。
役場の文化財担当に電話して拝見できないかとお願いすると、役場から宮司さんに連絡してくれて、参拝当日拝殿に上げていただいた。

楯縫神社については、記事があります。

その記事を読む


境内にあった、狛犬の説明
161226tate01.jpg


拝殿内の狛犬の所にあった説明
161226tate02.jpg


狛犬については、定義が統一されていないため、この説明と私の判断とでは食い違ってきます。
獅子と狛犬の分類として、参考にしている先人お二人の本から、私はたてがみが巻いていれば獅子、たてがみが流れていれば狛犬としています。
そうすると、右側の阿形が狛犬となる。左側が吽形獅子となる。
一般に狛犬に角があるとされているが、ここでは左側の吽形獅子の頭に穴があるので、ここに角があったと判断し、獅子に角があったとしました。

狛犬が置かれているのは、拝殿内の幣殿入り口
161226tate03.jpg


右側の阿形狛犬
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左側の吽形獅子
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161226tate09.jpg


特徴:
・前足は短く、ピーンと立っている。
・胴体は丸まっていて親しみやすい印象となっている。
・後足は お座り。
・たてがみは、右側が流れており狛犬であり、左側が巻いており獅子となる。
・胸の襟毛は長く下がっている。
・尾はあるかないかわからない付け尾

かなり単純化され、小さいため、かわいらしく親しみやすい印象が強い。
神前を守るというよりは、参拝に訪れる人をニコニコ迎えているといった感じである。
置かれかたから「神殿型」とするが、自由に作られた感が強く、「はじめ型」にした方がぴったりとする。


狛犬の記事一覧を見る



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コメント

No title

四季歩さん、こんにちは

おお、役場経由で拝見させていただくとは頑張っていらっしゃいますね!

さて、この狛犬、独特な形だと思いますが、これ、おそらく、太い木を狛犬の高さ+αに切ったものを使用しているためのような気がします。

それにしても、石の狛犬が始まったのは江戸時代からだったのですか!

matsumoさん

コメントありがとうございます。
なるほど、美浦村教育委員会の説明では、
石造は江戸時代からと読まれても仕方ない
ような文章になっていますね。
ですが、私の少ない経験でも、八重垣神社のが
平安時代末、碓氷峠のが室町時代中期とかが
ありますから、そのようなことは無いと
思います。
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プロフィール

四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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