神大市比売(かむおおいちひめ)・大歳御祖命(おおとしみおやのみこと)/日本の神々の話

20170109

『古事記』だけに登場する神。

別名:大市比売命(おおいちひめのみこと)、大歳御祖命(おおとしみおやのみこと)
伏見稲荷大社の上社祭神「大宮能売大神」はアメノウズメと同一視されることもあるが、これを『二十二社註式』、『稲荷神社考』では大市姫命に当てている。

大宮能売大神は、狭山市廣瀬神社の末社杉森稲荷社の祭神である。
宇都宮二荒山神社境内社「市神社」の祭神が大市比売命。

大山祇神の娘ということで、木花咲耶姫神(このはなさくやひめのかみ)、磐長姫神(いわながひめのかみ)、木花知流姫神(このはなちるひめのかみ))の姉妹です。

『古事記』の須佐之男命の系図に登場する。大山祇神の子で、櫛名田比売の次に須佐之男命の妻となり、宇迦之御魂神(稲荷神)と大年神を産んだ。

『古事記』の「天照大御神と須佐之男命」の巻、「須佐之男命の神裔」の段
 かれ、その櫛名田比売を以ちて、くみどに起して生みし神の名は、八島士奴美神と謂う。また大山津見神の女、名は神大市比売を娶して生みし子は大年神。次に宇迦之御魂神。兄八島士奴美神、大山津見神の女、名は木花知流姫神を娶して生みし子は、布波能母遅久奴須奴神。この神、淤迦美神の女、名は日河比賣を娶して生みし子は、深淵之水夜礼花神。この神、天之都度閇知泥神を娶して生みし子は、淤美豆奴神。
 この神、、布奴豆奴恐神の女、名は布帝耳神を娶して生みし子は、天之冬衣神。この神、刺国大神の女、刺国若比賣を娶して生みし子は、大国主神。亦の名は大穴牟遅神と謂ひ、亦の名は葦原色許男神と謂ひ、亦の名は八千矛神と謂ひ、亦の名は字都志国玉神と謂ひ、井せて五つの名あり。

神社の祭神としては大歳御祖神(おおとしみおやのかみ)の神名で祀られることが多い。
東京都青梅の式内社・虎柏神社のご祭神である。

2柱の御子神(宇迦之御魂神(稲荷神)と大年神)はどちらも農耕に関係のある神であり、神大市姫命もまた農耕神・食料神として信仰される。
神名の「大市」は大和・伊勢・備中などにある地名に由来するものとみられるが、「神大市」を「神々しい立派な市」と解釈し、市場の守護神としても信仰される。



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コメント

No title

四季歩さん、こんにちは

伏見稲荷大社、昨年、行きましたが、例の千本鳥居、あれの中間位までは、ものすごい数の中国人観光客でした。しかしながら、彼らは頂上までは来ないので良かったです。頂上の方はなぜか、白人達が半分位いました。ううん、中国人達はミーハーで、白人達は興味深いのでしょうか。

それにしても、中国人って宗教のことはあまり興味は無いのではと思っていますが。お寺とか神社とかについて、どう、思って来ているのでしょうね。

matsumoさん

コメントありがとうございます。
最近は、どこに行っても中国の方が
居られますね。
それはありがたいことですが、
ルールを学んで守ろうという気持ちが
無いようなのは残念ですね。
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四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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