中山道・蕨宿(その一)

20170213

前回、板橋宿として「戸田の渡し」まで歩いたので、ここから蕨宿の出口まで、2月11日に歩きました。

「戸田の渡し」から蕨宿出口までのマップ
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基本的には、国道17号線ですが、所々中山道旧道が残っているところがあります。

埼京線「戸田公園」を降りて、まずは参考にしているマップに載っている「戸田漕艇場」に向かいました。
これは、中山道・蕨宿を描いている渓斎英泉の画がこういう浮世絵だからだろう。
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【戸田漕艇場】
1937年(昭和12年)、東京オリンピック (1940) のボート競技会場、および、荒川の治水対策のために建設開始された。しかし、日中戦争(支那事変)の激化を理由に同オリンピックの開催権を日本が返上したため、同オリンピックでの使用はなくなった。ただし治水対策の面もあったため、建設工事は規模を縮小しながらも続けられ、1940年(昭和15年)に完成した。
1964年(昭和39年)開催の東京オリンピック (1964) の会場となったため、拡幅工事や周辺整備をした。

埼京線「戸田公園」から歩いて6、7分で到着。
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学生がボートをかついで行く。
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ずいぶんボートが居る。
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中にちょっと入ってみました。
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ボートの手入れをしている。
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カヌーが出ていくところ。
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艇庫が並んでいるところから、荒川の堤防に上がることにした。
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堤防からボートをかついだ女性が降りて来た。
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堤防に上がって見ると、早朝から荒川でボートを漕いでいたのであろうグループが上がってきていた。
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堤防を国道17号線の戸田橋交差点まで行く。
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中山道を歩く旅は、ここからスタートです。
まずは、「歴史のみち」を歩く。水神社は前回立ち寄っているので、地蔵堂を目指します。
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【歴史のみち 中山道】
交差点から階段を降りる。
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地蔵堂
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入り口に、享保16年(1731)造立の、青面金剛庚申塔があり。
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「歴史のみち」に戻ってすぐのところに小公園あり、中山道のルートの説明があった。
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菖蒲川を渡った先は、稲荷社を目印にして一里塚があった場所を探すことにした。

「歴史のみち」を行くと、菖蒲川のところで途切れます。
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ここで「曲尺手橋(かねのてばし)」を探します。
国道17号線が菖蒲川を渡る橋だった。

【曲尺手橋(かねのてばし)】
街道が堤外で屈曲していたため、「曲尺手」の地名が誕生した。
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橋のプレートに橋名の表示あり。
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菖蒲川
向うの橋が川岸橋
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曲尺手橋全景
グリーンの歩道橋の向こうに国道17号の橋があり。
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続いて、「上戸田のエノキ」を探す。
資料では、「一里塚は消滅しているが、幼稚園内に市指定保存木がある」と書かれているので、幼稚園を探す。
先入観から、国道17号線より外れた細い道をウロウロ彷徨ったあげく、土地の人から国道17号沿いにあると教わったので助かった。

【上戸田のエノキ】
日本橋から4番目の一里塚。
現在は、塚は消滅しているが、幼稚園内に市指定保存木の古木がある。 幼稚園園庭には貞享5年(1688年)の銘の庚申塔が残っている。

幼稚園発見
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この木ではないだろうか?
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17号沿いにも、この木がある。どちらかだろう。
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ここから少し先に、旧道が残っているのでそちらを歩く。
現在は公団の前の通りになっていて、ケヤキの並木の綺麗な通りである。
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マップに記載された「ミニパーク」だと思いここで休憩したが、後で検討して見ると、どうも違っていたみたいだ。
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そこから少し進むと、五差路になっている。
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【戸田の街道】
自然堤防が2か所あり、街道が屈曲している。中山道の原形を80mほど留める。

赤いジャンパーの人が居る点の通りが、「戸田の街道」となる。
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ふたたび国道17号線を進む。
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蕨市に入る。
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蕨宿入り口に到着。
左側が国道17号線、右に分かれているのが中山道旧道。
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【蕨宿・板橋側木戸】
木戸が迎える。
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蕨宿周辺史跡マップ
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この日は、蕨宿出口まで歩き、その後「はね橋」、「三学院」、「和楽備神社」、「蕨城址」を尋ねたあと、JR蕨駅から帰途につくことにする。

少し歩くと、ポケットパークあり。
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ここで、中山道旧道から一本脇の道に入り、「玄蕃稲荷」と「観音堂」を訪ねる。
【玄蕃稲荷】
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扁額は狐の鏝絵だった。
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社前に、「従是堀迄玄蕃持地」の石標と、何か不明な石が置かれていた。
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【観音堂】
由緒不明。
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中に祀られていたのは、元禄6年(1693)建立の石仏だった。
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【歴史民俗資料館分館】
中山道旧道に戻ったところにあり、明治時代に織物の買継をしていた家を保存してある。
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閉まっていたので、あれれと思ったら、この日は祝日(建国記念の日)だった。
普通の土曜日だと思い、出かけて来たのだが(汗)
毎日が日曜日状態だと、祝日もどうでもよくなってしまう(苦笑)

仕方ないので、2015年12月25日に訪ねた際の写真を載せておきます。
館内案内図
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建物庭から見た建物
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庭のユーカリの樹がきれいだった。
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中山道に面した建物の部分
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ふたたび中山道旧道を歩きます。
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【蕨町道路元標】
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横に、方位盤がありました。
南から撮っています。
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ちなみに、昔は方位をこのように表していた。
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中山道老舗の漬物屋さん
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「中山道蕨宿」と入ったマンホールのフタがあった。
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【蕨市立歴史民俗資料館(本陣跡地)】
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横に本陣入り口を再現
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残念ながら、この日は休館となっていたので、2015年12月25日に訪ねた際の写真を載せておきます。

中山道を利用した大名、姫君
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高札場と庚申塔のレプリカ
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蕨宿模型
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入り口に、「叶う道の碑」があった。
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コメント

No title

四季歩さん、こんにちは

なるほど、この戸田漕艇場が、一時期、次回の東京オリンピックの会場にしたらとマスコミ等が言っていたところなのですね。羽田空港を離陸する旅客機が真上を飛んだり、海風が強い埋め立て地に作るよりは、こちらの方が良いように見えますが。

蕨宿は以前に四季歩さんが紹介された後の、蕨駅前の商店街で行われたモデル撮影会の際に、始まる前に行ってきたので、懐かしく思いながら読ませていただきました。

matsumoさん

コメントありがとうございます。
まったく、オリンピックについては、うんざり
しますね。
お金がふんだんに余ってるわけじゃないのに、
「レジェンド」なんて訳わからないこと言って。
そういえば、モデル撮影会もmatsumoさんは、
熱心に行っておられますよね。
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プロフィール

四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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