鎧神社境内・天神社の狛犬
20170305
所在地:東京都新宿区北新宿「鎧神社」の境内・天神社
撮影日:2016年2月6日
年代:享保6年(1721)
材質:石造
型式:はじめ型
庚申塔の調査をしていたときに、「狛犬型庚申塔」ということで、見に行きました。
狛犬を利用した庚申塔は、珍しく貴重なものなので、新宿区の文化財となっている。
それから雌雄を現している点でも、大変珍しい。
「鎧神社」については、既に記事にしています。
その記事を見る
天神社

社殿の直前に置かれている。

説明

右側の阿形狛犬



左側の吽形狛犬




特徴:
・右側が阿形、左側が吽形で、両狛犬型である。
・両方ともたてがみがながれているので狛犬。
・阿形の頭は埋められているが窪みがあったと認められる。吽形の頭には角があり。
・顔は、実にブサイクでユーモラス。表情は親しみやすい笑顔である。
・前足は、前足は短く直立している。
・後足は蹲踞。
・尾は、扇状に開いている「付き尾」である。
・雌雄の別を現している。
台座に「庚申供養」と刻まれている。

阿形の頭は埋められているが、窪んでいたことは確かである。

吽形のほうは、角がはっきりとわかる。

尾は、扇状に開いている「付き尾」である。

雌雄の別が現わされている。
阿形

吽形

大変なブサイクで、ユーモラスな笑顔をしているので実に親しみやすい狛犬なのだが、「狛犬型庚申塔」であり、雌雄の別ありで、大変貴重なものであることを知る人は少ないと思う。
大事に守っていきたいと思う。
狛犬の記事一覧を見る
「庚申塔の探訪記事一覧」に飛ぶ
撮影日:2016年2月6日
年代:享保6年(1721)
材質:石造
型式:はじめ型
庚申塔の調査をしていたときに、「狛犬型庚申塔」ということで、見に行きました。
狛犬を利用した庚申塔は、珍しく貴重なものなので、新宿区の文化財となっている。
それから雌雄を現している点でも、大変珍しい。
「鎧神社」については、既に記事にしています。
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天神社

社殿の直前に置かれている。

説明

右側の阿形狛犬



左側の吽形狛犬




特徴:
・右側が阿形、左側が吽形で、両狛犬型である。
・両方ともたてがみがながれているので狛犬。
・阿形の頭は埋められているが窪みがあったと認められる。吽形の頭には角があり。
・顔は、実にブサイクでユーモラス。表情は親しみやすい笑顔である。
・前足は、前足は短く直立している。
・後足は蹲踞。
・尾は、扇状に開いている「付き尾」である。
・雌雄の別を現している。
台座に「庚申供養」と刻まれている。

阿形の頭は埋められているが、窪んでいたことは確かである。

吽形のほうは、角がはっきりとわかる。

尾は、扇状に開いている「付き尾」である。

雌雄の別が現わされている。
阿形

吽形

大変なブサイクで、ユーモラスな笑顔をしているので実に親しみやすい狛犬なのだが、「狛犬型庚申塔」であり、雌雄の別ありで、大変貴重なものであることを知る人は少ないと思う。
大事に守っていきたいと思う。
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コメント
No title
四季歩さん、こんにちは
ここ、四季歩さんの書かれたのを読ませていただいて、狛犬が気に入ったので、新宿御苑に行った後に、撮影に行った所ですね。ですから、懐かしい思いで読ませていただきました。
この神社、拝殿前の狛犬も中々のものだったと思います。
ここ、四季歩さんの書かれたのを読ませていただいて、狛犬が気に入ったので、新宿御苑に行った後に、撮影に行った所ですね。ですから、懐かしい思いで読ませていただきました。
この神社、拝殿前の狛犬も中々のものだったと思います。
matsumoさん
コメントありがとうございます。
ほんとに、ここの狛犬はいいですよね。
拝殿前の狛犬は、昭和11年奉納の
もので、いわゆる「威嚇型」というもので、
ただ鎧神社のものは、堂々としている
けれど、ちょっとのびやかな顔をして
いるので、私も好きです。
ほんとに、ここの狛犬はいいですよね。
拝殿前の狛犬は、昭和11年奉納の
もので、いわゆる「威嚇型」というもので、
ただ鎧神社のものは、堂々としている
けれど、ちょっとのびやかな顔をして
いるので、私も好きです。