笹井・豊年足踊り/埼玉県狭山市

20170417

2017年4月16日(日)に、歴史クラブの行事で見学を企画しました。

14時くらいに笹井の白鬚神社に到着。
ここの春祭りで行われます。
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拝殿
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今回は、団体で見学に訪れたので、保存会の方が演じる前に、説明をしてくださいました。
また、事前に詳しい説明の記事をいただいていたので、とても参考になりました。
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「豊年足踊り」は、明治中期に地元の百性桜井藤太郎氏が土蔵や屋根裏でひそかに工夫を重ね苦心の末、完成させたもので、踊り手は床に寝て足を立て、右足に「おかめ」、左足に「ひよつとこ」の面と衣装を付けて、舞扇,日傘などを使い磯子に合わせて踊るものです。
独特の動き・豊富な色彩は、素朴な「男女相愛」の様を表すとともに、「五穀豊穣」を祈る心情表現として永く地元白鬚神社に奉納されている所から「笹井豊年足踊り」と呼ばれています。
昭和52年狭山市の無形文化財に指定されました。
山車の上では一人で演じますが大きな舞台になりますと3~5人で演じます。

最初に演じられたのは「天狐の舞」

【天狐の舞】
白狐は神の使者、正しき事は何処までも通す強い意志と迫力を表し幣束を打ち振り、悪霊を追い払い、この世に平和を招く。
右手に持った2本の幣束を両手に分け頭上に掲げる所作は山車に天降った神が昇天していく様を表しています。
どのような舞台でも屋台の曲で「天狐の舞」を最初に舞うのがしきたりです。
一連の踊りは別名「翁漉し」と呼ばれます。
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動画を撮影してきたので、ユーチューブにアップしました。

その動画を見る



【豊年足踊り】

このように足の先に面をつける。
(2015年10月の秋祭りの際に撮ったもの)
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足を高くあげて、色々な踊りを披露します。
10分以上、ずっと足を上げたまま踊りを披露しているのは、すごいものだと感心します。
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こちらも、動画を撮影してきたので、ユーチューブにアップしました。

その動画を見る



踊りを見たあと、山車に残る戦災の跡を見せてもらいました。
昭和20年5月、狭山市の黒須地区、笹井地区に、B29爆撃機500機のうち1機が、迷って飛んできて焼夷弾5000発を投下しました。
この一帯は火の海となり、死者13名、被災所帯69戸に達しました。
白鬚神社も拝殿と社務所を焼失、本殿は無事でしたが、奏上門の破風にその黒焦げの跡が残っています。
山車小屋は被弾しましたが、幸いにも不発弾で山車の消失は免れました。
山車には、今でも弾の跡が残っています。

山車
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今も残る弾の跡
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前回、個人で見に来た時には、神楽殿で行われたのを見ましたが、今回は山車の上で演じられたので、それがとても良かった。
豊年足踊りは、何度みても感心してしまいます。
とてもいい伝統芸能です。
ぜひ地域の宝として、守っていって欲しいと思います。



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コメント

No title

四季歩さん、こんにちは

映像、2本、観せていただきました。2本の内では白狐の舞が面白いと言うか、興味深かったです。足踊りの方は、他の所で何回か見たことがありますが、話的には同じ、すなわち、男女の恋愛を扱ったものですね。以前に20分位、かかったのを見ましたが、その時は妊娠して子供が生まれ、3人になる所までのものでした。

それにしても、こう言う伝統芸能、絶やさないで伝えて欲しいですよね。

matsumoさん

コメントありがとうございます。
伝承という点では、どこも苦労していますね。
ここは、現在踊れる人は5人だそうです。
とりあえず安心しましたが、お話を聞くと、
伝承は「口伝」だそうで、後継者を養成するのに、
大変なようです。
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プロフィール

四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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