山城国一之宮・賀茂御祖神社(下鴨神社)

20170419

鎮座地:京都府京都市左京区下鴨泉川町59
参拝日:2017年3月22日

青春18キップの旅の初日、比叡山坂本の日吉大社に参拝してから京都に出て、大田神社、山城国一之宮・賀茂別雷神社(通称上賀茂神社)に参拝し、その後出雲路・幸神社に参拝した後、鴨川デルタから北上して河合神社、続いて当社に参拝しました。

河合神社から糺の森を北上して、「あけ橋」に至ると、これが下鴨神社の禊の橋です。
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大鳥居
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賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)、通称は下鴨神社(しもがもじんじゃ)。
式内社(名神大社)、山城国一宮、二十二社(上七社)の一社。旧社格は官幣大社で、現在は神社本庁の別表神社。

ユネスコの世界遺産に「古都京都の文化財」の1つとして登録されている。

賀茂別雷神社(上賀茂神社)とともに賀茂氏の氏神を祀る神社であり、両社は賀茂神社(賀茂社)と総称される。両社で催す賀茂祭(通称 葵祭)で有名。

創祀年代は不詳。
『日本後記』に、大同二年(807)「賀茂御祖神別雷神並奉授正一位」とあり、『新抄格勅符抄』に、「鴨御祖神 廿戸 山城十戸、丹波十戸、天平神護元年九月七日」とあるので、天平時代にはすでに封戸を持つ大社であった。
社記には崇神天皇の御代の記録もあるという。

祭神は、
東殿:玉依姫命 (たまよりひめのみこと) - 賀茂別雷命(上賀茂神社の祭神)の母
西殿:賀茂建角身命 (かもたけつぬみのみこと) - 玉依姫命の父

日向国曽の峰に降臨した賀茂建角身命は、神武天皇を先導して大和の葛木山に宿り、さらに山代国岡田の賀茂に移り、その後、久我国の北山基に鎮座。
丹波国神野の神伊可古夜日売を娶り、玉依日子・玉依日売が生まれた。
ある日、玉依日売が石川の瀬見の小川で川遊びをしていると、丹塗矢が川上から流れ下って来た。
これを床のまわりに置いていたところ、玉依日売は妊娠し、男子を産んだ。
成人し、建角身命が、「汝の父に酒を飲ましめよ」と言ったところ、天に向かって杯を手向け、昇天した。
それが、賀茂別雷命である。
また、父は乙訓社の雷神であったという。

京都の社寺では最も古い部類に入る。社伝では、神武天皇の御代に御蔭山に祭神が降臨したという。また、崇神天皇7年に神社の瑞垣の修造の記録があるため、この頃の創建とする説がある。一説には、天平の頃に上賀茂神社から分置されたともされる。

上賀茂神社とともに奈良時代以前から朝廷の崇敬を受けた。平安遷都の後はより一層の崇敬を受けるようになり、大同2年(807年)には最高位の正一位の神階を受け、賀茂祭は勅祭とされた。『延喜式神名帳』では「山城国愛宕郡 賀茂御祖神社二座」として名神大社に列し、名神・月次・相嘗・新嘗の各祭の幣帛に預ると記載される。弘仁元年(810年)以降約400年にわたり、斎院が置かれ、皇女が斎王として賀茂社に奉仕した。

平安時代中期以降、21年毎に御神体を除く全ての建物を新しくする式年遷宮を行っていたが、本殿2棟が国宝に指定されたため、現在は一部を修復するのみである。

手水舎
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大木の株から出た水が、大きな石の舟のような鉢に注がれている。
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参道を進むと、楼門の前左に「相生社」と「連理の賢木」があり。
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〇「相生社」と「連理の賢木」
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相生社
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連理の賢木
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根元から分かれている幹が、途中で一緒になっている。
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〇楼門
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堂々たる楼門をくぐると、正面に「舞殿」がある。

〇舞殿
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その右手に橋殿があり、御手洗川(みたらしがわ)があるので、そちらで禊をする。

〇橋殿
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〇御手洗川と輪橋(そりはし)
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御手洗川で禊をします。
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〇井上社(御手洗社)
ご祭神:瀬織津姫
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〇神門
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神門の内側には、干支の絵馬が。
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拝殿
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上賀茂神社でもそうだったが、賀茂神社の考えは、本殿は見せるものではないということ。
拝殿は、全面ガラスが張られ、その上目隠しがされていて、まったくといっていいほど見えない。
テレビの特集番組で、壮麗な本殿と、本殿回廊に置かれた華麗な獅子狛犬は見ているのでわかっているが、肉眼でも拝見したかったが、かなわず。

ご祭神:
東殿:玉依姫命 (たまよりひめのみこと) - 賀茂別雷命(上賀茂神社の祭神)の母
西殿:賀茂建角身命 (かもたけつぬみのみこと) - 玉依姫命の父

神紋「二葉葵」は、社殿には見当たらなかった。
ただし木鼻などの金具が、それをモチーフにした模様になっていた。
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拝殿前には、言社が並ぶ。

〇言社(ことしゃ)
七つの社の総称、大国主命の七つの別名ごとの社で17世紀に造営。十二支の守り神とされる。
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【出雲井於(いのへの)神社】
延喜式内社「愛宕郡 出雲井於神社」である。
 出雲井於神社は、出雲氏が霊泉に示現する水神を祭ったのが始まりともいう(『京都大事典』)。貞観元(859)年一月、従五位の神位を受けている(三代実録)が、寛仁2 (1018)年、出雲郷が下鴨神社へ寄進された後、中世には同社域の開き神(開拓神)、比良木社に包摂されたようだ。
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手水舎
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拝殿
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本殿
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瑞垣に設けられた礼拝所から、瑞垣内の摂社が望まれる。
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〇三井神社
延喜式内社(名神大)「愛宕郡 三井神社」にあたる。
三井神社は、『山城国風土記』の鴨社の条に「蓼倉里三身社」(たでくらのさと)とある社。
三身社とは:
賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと・中社)
伊賀古夜媛命(いがこやひめのみこと・東社):賀茂建角身命の妻
玉依媛命(たまよりひめのみこと・西社)
1629年(寛永6年)の式年遷宮のとき造替された建物で重要文化財。
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縦に並ぶのは、三井神社末社。
手前から白鬚社、小杜社、諏訪社。
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〇神服殿
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〇媛小松
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〇椿「擬雪」
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西門のほうに抜けようとしたとき、着物美人とすれ違った。
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西の鳥居を出てから、末社が二社あり。

〇印納社(いんのうのやしろ)
ご祭神:印璽大神(おしでのおおかみ)、倉稲魂神
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〇愛宕社・稲荷社
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これで、下鴨神社の参拝を終え、出雲路橋に向かった。


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コメント

No title

四季歩さん、こんにちは

下鴨神社ですか。私がここに行く場合、大抵は京都駅に朝に着いて、そして、バスにて下鴨神社前バス停まで乗って、神社の拝殿の左方向から入ると言う形です。ここだと、すぐに、拝殿に行けるのが良いです。

それにしても、いつも思うのは、ここ、境内は広いのに、拝殿がある場所には、なぜか、小さな社の「言社」が7つも並んでいて、撮影するのに困りものであることです。場所が広いのですから、どこかに移動するか、拝殿がある場所をもっと広げて欲しいです。

私がここで好きな構図は、朱色の反り橋の東側より橋や桜を前景とした社殿です。

なお、糺の森は秋の紅葉の時に、水の流れて入れると良い感じですね。

matsumoさん

コメントありがとうございます。
たしかに、拝殿前が整然としていないですね。
それから、本殿を拝せないというのも、
困りものです。
糺の森は、季節のいいときに、のんびりと
歩きたかったですね。
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プロフィール

四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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