大國魂神社境内・東照宮の狛犬

20170518

所在地:東京都府中市宮町 大國魂神社境内・東照宮前
参拝日:2014年6月17日

年代:寛保2年(1742)
材質:石造
型式:江戸尾立ち型

大國魂神社については、既に記事にしています。

その記事を読む


大國魂神社には6組の狛犬が居るが、その中で年号がはっきりしているのが三組あり、一番古いのがこの狛犬である。

大國魂神社境内の東照宮門前に置かれている。
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右側の阿形獅子
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左側の吽形獅子
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特徴:
・右側が阿形、たてがみが巻き毛であり獅子。
・左側は吽形、たてがみが同様に巻き毛であり獅子。
・耳は横に開き、聞き耳を立てている。
・顔はユニーク。目は鋭く、口は口元が耳まで裂けてバカでかく、威嚇的。
・首が長いので、体型的にユニークな造形になっている。
・胸が張り、たくましく勢いがある。
・前足は、真っ直ぐで、少し前に出し気味。
・後足は蹲踞だが開き気味で勢いが感じられる。
・尾は、天狗の羽団扇型でまっすぐ立ち、根元に巻き毛がある。

江戸狛犬は、当初「はじめ型」で比較的和犬に近く、地面近くに置かれた。尾は身体に付いていた。
それが高い台座の上に置かれ、尾はまだはじめ型のように身体に付いているのが「江戸付き尾型」。
そして、尾が立ち威勢が良くなり「江戸尾立ち型」、次いで尾が流麗に流れるようになり「江戸流れ尾型」と続く。

ただし、この狛犬は悩んだ末、一応「江戸尾立ち型」に入れるが、首が長くて身体をそらした、ユニークな体型で、江戸狛犬らしくはない。

年号は寛保2年(1742)。
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尾は、天狗の羽団扇型でまっすぐ立ち、根元に巻き毛がある。
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コメント

No title

四季歩さん、こんにちは

1742年と言えば、徳川吉宗の時代ですよね。吉宗と言えば、家康を崇拝していたと思います。東照宮は家康を祭っていると思いますが、この狛犬、顔の表情といい、尾が立っていることと言い、やはり、家康を守ると言うことを表しているような気がしています。

matsumoさん

コメントありがとうございます。
境内社に位置づけられる東照宮は、
関東では、それこそ星の数くらい
あると思います。
徳川幕府に忠誠を誓う、とても分かり易い
形ですからね。
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四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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