王子稲荷神社の狛犬

20170806

所在地:東京都北区岸町 王子稲荷神社正面参道
撮影日:2013年7月3日

この狛犬は、王子稲荷神社の正面参道の石段を上がったところにある。
ところが、この正面参道は現在保育園の敷地内にあるので、平日は入ることが出来ない。

王子稲荷神社については、既に記事にしてあります。

その記事を見る


事前に調べてそのことがわかったので、出来れば境内社全部に参拝したいと日曜に出掛けました。

王子稲荷の下の角まで来ると、こういう案内があります。
ウィークディは、正門から入れないので、こっちの坂を上がって脇から入ってください、ということです。
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この日は日曜なので、正門が開いていて、正門から入れます。
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入ると、正門からの参道が幼稚園の敷地内だということがよくわかります。
鳥居の石段を上がりきると、拝殿前です。
平日は石段最上部の門が閉じていて、拝殿側からこの石段を降りられないようになっています。
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年代:宝暦11年(1761)造立、文化9年(1812)再建
材質:石造
型式:宝珠・角型

正面参道の石段を上がったところに居ます。
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王子稲荷神社拝殿
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右側が、阿形獅子で頭に宝珠を載せている。
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狛犬のすぐ外側に柵があり撮れないので、社殿側から側面は撮った。
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斜め後ろから。
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阿形の、正面からの顔
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左側が、吽形獅子で頭に角があり。
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同様に社殿側から。
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吽形の、正面からの顔
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特徴:
・右は口を開き阿形、たてがみが巻き毛で獅子。
・左は吽形、たてがみが巻き毛で獅子。
・たてがみ、顎髭が長く流れて、江戸狛犬の特徴が良く出ている。
・顔は、耳が横に広がり、眉にも巻き毛があるほど極端に長くかぶさり、眼がわからないほど。
・歯や牙も丁寧に彫られ、顎髭にも巻き毛があるほどかなり大きく目立つ。
・いかめしい顔が笑っているような表現で、親しみを感じる。
・前足は、太く真っ直ぐ。爪が大きく迫力がある。脇に巻き毛の表現
・後足は蹲踞。筋肉の表現がありたくましく、爪が大きくて迫力がある。
・尾は、中央の巻き毛が上に立っていき、脇にもかなり流れている。「尾立ち」から「流れ尾」に移行段階の表現ともいえる。

たてがみ、顎髭が長く流れて、江戸狛犬の特徴が良く出ている。
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前足は、太く真っ直ぐ。爪が大きく迫力がある。脇に巻き毛の表現
後足は蹲踞。筋肉の表現がありたくましく、爪が大きくて迫力がある。
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尾は、中央の巻き毛が上に立っていき、脇にもかなり流れている。「尾立ち」から「流れ尾」に移行段階の表現ともいえる。
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文化9年(1812)に再建したときのものだろうが、台座の彫刻が秀逸。
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宝珠が大きめで、角も太くて立派なのが、とてもいい。
たてがみや顎髭など、毛の表現が豊かで、実に江戸狛犬らしい見事な出来である。



狛犬の記事一覧を見る



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コメント

No title

四季歩さん、こんにちは

ここ、私が初めて行った頃は、平日は外側から鍵を開けて幼稚園の中を通って行けたのですが、いつの頃からか、それがダメになりました。

それにしても、幼稚園の子供達がいると言うのに、狛犬とか末社とか、壊されないでよく残っていますよね。普通だったら、遊びに使われると思うのですが。

matsumo さん

コメントありがとうございます。
以前は、幼稚園に入れたんですか。
それが駄目になったという事は、何かあったんですかね。
王子稲荷が、とても立派に維持できているということは、
幼稚園のおかげだと思いますので、あとは園児さんが
境内社を大切にされることを祈ります。
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プロフィール

四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

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