FC2ブログ

富岡八幡宮境内・永昌五社稲荷神社の狛犬

20170822

所在地:東京都江東区 富岡八幡宮境内・永昌五社稲荷神社参道途中
撮影日:2013年2月3日

富岡八幡宮の境内に永昌五社稲荷神社があり、この参道には江戸時代の狛犬が二組ありますが、今回のは参道の真ん中辺にいる狛犬です。

年代:宝暦13年(1763)
材質:石造
型式:宝珠・角型

永昌五社稲荷神社参道
170822eisho01.jpg


右側の阿形獅子
170822eisho02.jpg


170822eisho03.jpg


左側の吽形獅子
170822eisho04.jpg


170822eisho05.jpg


特徴:
・右は口を開き阿形、たてがみが巻き毛で獅子。宝珠を頭に載せている。
・左は吽形、たてがみが巻き毛で獅子。角がある。
・阿吽形とも、たてがみの巻き毛が大きく、たてがみも長く伸びている。
・顔は、耳が横に広がり、眉はほどほどで、奥は大きい。
・歯はかなり乱杭状で、顎髭は扇状に広がっている。
・首の筋が強調されている。
・傷んでいる部分が多いが、けっこう異相な顔が笑っているような表現で、親しみを感じる。
・前足は、太く真っ直ぐ。付け根の筋肉が強調されている。爪は鋭い。
・前足の巻き毛は、付け根のみにある。
・後足は蹲踞。後足の付け根にのみ巻き毛あり。
・尾は、タケノコ形の「尾立ち」。下半分に巻き毛があり。

阿形の頭部:
低いが宝珠と判断できるものが頭にあり。
たてがみの巻き毛が大きく、たてがみも長く伸びている。
耳や口の部分が傷んでいて、よくわからない。目は大きい。
顎髭は扇状に広がっている。
首の筋が、かなり強調されている。
170822eisho06.jpg


170822eisho07.jpg


吽形の頭部:
角がある。
たてがみの巻き毛が大きく、たてがみも長く伸びている。
顔は、耳が横に広がり、眉はほどほどで、目は大きい。
歯はかなり乱杭状で、顎髭は扇状に広がっている。
首の筋が、かなり強調されている。
170822eisho08.jpg


170822eisho09.jpg


前足は、太く真っ直ぐ。付け根の筋肉が強調されている。爪は鋭い。
前足の巻き毛は、付け根のみにある。
後足は蹲踞。後足の付け根にのみ巻き毛あり。
170822eisho10.jpg


170822eisho11.jpg


尾は、タケノコ形の「尾立ち」。下半分に巻き毛があり。
170822eisho12.jpg


けっこう傷みが激しい狛犬である。
江戸時代から生きてきたことを考えれば、相応とも云える。
なにしろ、江戸の大火、関東大震災、東京大空襲などの災害をくぐり抜けてきたのだから。
そういうことを考えると、そっと頭を撫でていたわってあげたくなる。


狛犬の記事一覧を見る



スポンサーサイト



コメント

No title

四季歩さん、こんにちは

ここは先日の大祭の時に前を通ったのですが、さすがに人が沢山いたので、境内には入りませんでした。

上記の写真の阿形、石が弱いのか、口の辺り、結構、傷んだ感じですね。吽形の方が強い石を用いているのでしょうか。

それにしても、稲荷神社でしたら、狐の像が一般的なのですよね。

matsumoさん

コメントありがとうございます。
江戸時代からですから、その間に色々な
事があり、名誉の負傷といったことでしょう。
非公開コメント
プロフィール

四季歩

Author:四季歩
とにかく歴史好きです。そして旅も好き。
写真が趣味なので、いきおい記事は写真が中心になります。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード

Pagetop